Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

この人の、この1枚『スマイリー・ルイス(Smiley Lewis)/I Hear You Knocking』

今日の「この人の、この1枚」はスマイリー・ルイス(Smiley Lewis)の『I Hear You Knocking』です。 ニューオリンズ・R&B発展の中心的ミュージシャン、スマイリー・ルイス。 彼は1913年ルイジアナ州デクインシーで生まれました。昔の解説資料によると…

聴き比べ 李香蘭の『蘇州夜曲』

今日の「聴き比べ」は李香蘭こと山口淑子の『蘇州夜曲』です。 またしても懐メロです。懐メロも懐メロ、戦前の歌です。昭和の懐メロ番組で渡辺はま子さんがよく歌っていたのを憶えています。 1940年に李香蘭の主演映画『支那の夜』の劇中歌として作られ…

この人の、この1枚『ローウェル・フルソン(Lowell Fulsom)/Tramp』

今日の「この人の、この1枚」はローウェル・フルソン(Lowell Fulsom)の『Tramp』です。 B.Bキングをして「ブルースの眠れる巨人」と言わしめたローウェル・フルソンは1921年オクラホマ州タルサで生まれました。父親はチェロキー・インディアンです。…

聴き比べ 菊池章子の『星の流れに』

今日の「聴き比べ」は懐メロです。菊池章子の『星の流れに』です。 この曲は1947年に発売された曲で、作詞は清水みのる、作曲は利根一郎でした。 作詞家の清水は戦後間もない頃、現在の毎日新聞に載ったある女性の手記を読みました。彼女は従軍看護婦で…

『ニール・ヤング(Neil Young) /Carnegie Hall 1970』入手

ニール・ヤング(Neil Young)の『Carnegie Hall 1970』を入手しました。 1970年のアコースティック・ライヴです。CD2枚組です。 ニール・ヤングのライヴ盤は続々発売され、大変です。このアルバムも昨年の暮れの発売だったと思いますが、やっと買えまし…

聴き比べ ジリオラ・チンクエッティの『雨(La pioggia)』

今日の「聴き比べ」はジリオラ・チンクエッティ(Gigliola Cinquetti)の『雨(La pioggia)』です。 1969年に日本でも大ヒットした曲です。歌ったのはイタリアのカンツォーネ歌手、ジリオラ・チンクエッティです。 彼女は16歳の時にサンレモ音楽祭で優勝…

聴き比べ ミーナの『砂に消えた涙(Un buco nella sabbia)』

今日の「聴き比べ」はミーナ(ミーナ・マッツィーニ(Mina Mazzini))の『砂に消えた涙(Un buco nella sabbia)』です。 1964年、日本でも大ヒットしました。たくさんの日本人がカバーしました。どちらかと言えばカバー曲の方が有名になったくらいです。 砂…

訃報 ジャック・ペラン逝く & ニッキ・パロット(Nicki Parrott)の『枯葉(Autumn Leaves)』入手

今朝の新聞でフランスの俳優であり監督のジャック・ペラン氏が亡くなったのを知りました。80歳でした。コスタ・ガブラス監督の映画『Z』『戒厳令』では出演と共に制作にも加わりました。また『ニュー・シネマ・パラダイス』などでもよく知られた俳優でした…

聴き比べ ミーナの『太陽はひとりぼっち(Eclisse twist)』

今日の「聴き比べ」はミーナ(ミーナ・マッツィーニ(Mina Mazzini))の『太陽はひとりぼっち(Eclisse twist)』です。 この曲は1962年の映画『太陽はひとりぼっち』の主題歌です。この映画は美男・美女のアラン・ドロンとモニカ・ヴィッティ主演で名匠ミケ…

この人の、この1枚『ジョニー・オーティス(Johnny Otis)/Cold Shot』

今日の「この人の、この1枚」はジョニー・オーティス・ショウ(Johnny Otis Show)の『Cold Shot』です。 ジョニー・オーティスは1950年代に一世を風靡したミュージシャンであり、作曲家、バンドリーダー、プロデューサー、ディスクジョッキー、テレビ司…

聴き比べ ミーナの『別離』

今日の「聴き比べ」はミーナの『別離(Un Anno D'amore)』です。 この曲はカンツォーネの女王、ミーナ(ミーナ・マッツィーニ(Mina Mazzini))が1965年に日本語で歌ってヒットした曲です。もちろん原曲はイタリア語です。 長身でドキッとするような美人で…

『ニッキ・パロット(Nicki Parrott)/Fly Me To The Moon』入手

ニッキ・パロット(Nicki Parrott)の『Fly Me To The Moon』を入手しました。 彼女のアルバムを購入するのはこれで4枚目になります。 オーストラリア出身のジャズ・ベーシスト・ヴォーカリストです。1970年生まれです。 このアルバムは2009年のリリ…

聴き比べ 『涙くんさよなら』

今日の「聴き比べ」は坂本九ちゃんの『涙くんさよなら』です。 この曲は1965年に浜口庫之助が作詞・作曲した曲で、坂本九ちゃんが歌いました。 発売当初はあまりヒットしなかったようです。ところがアメリカの人気歌手ジョニー・ティロットソン(Johnny T…

聴き比べ ビートルズの『カム・トゥゲザー(Come Together)』

今日の「聴き比べ」はビートルズ(The Beatles)の『カム・トゥゲザー(Come Together)』です。 ビートルズはもう止めたはずでしたが、またやってしまいました。この曲を何故か取り上げていませんでした。不覚です。 1969年の傑作『アビイ・ロード(Abbey Ro…

『ヘイリー・ロレン(Halie Loren)/アフター・ダーク(After Dark)』入手

ヘイリー・ロレン(Halie Loren)の4枚目のアルバム、『アフター・ダーク(After Dark)』を入手しました。 ヘイリー・ロレンはお気に入りのジャズ・ヴォーカリストの一人で、これまでにも何度かこのブログで書いています。 lynyrdburitto.hatenablog.com この…

聴き比べ エルヴィスの『監獄ロック(Jailhouse Rock)』

今日の「聴き比べ」は『監獄ロック(Jailhouse Rock)』です。 この曲は言わずと知れたエルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の大ヒット曲です。作者はジェリー・バトラー(Jerry Leiber)とマイク・ストーラー(Mike Stoller)のコンビで。このコンビはこれまた…

『ニール・ヤング(Neil Young)/ホームグロウン(Homegrown)』入手

まことに遅ればせながら、ニール・ヤング(Neil Young)の『ホームグロウン(Homegrown)』の記事を書くことになりました。随分以前に入手しておきながら、書くのを忘れていました。ニール先生には申し訳ないことをしました。 2020年発表のアルバムですが、…

聴き比べ ザ・フーの『ピンボールの魔術師(Pinball Wizard)』

今日の「聴き比べ」はザ・フー(The Who)の『ピンボールの魔術師(Pinball Wizard)』です。 この曲はザ・フーの1969年のロック・オペラの大作『トミー(Tommy)』の中に収録された曲です。 このアルバムはザ・フーにとって4枚目のアルバムになります。それ…

『ジョー・ボナマッサ(Joe Bonamassa)/Blues of Desperation』入手

ジョー・ボナマッサ(Joe Bonamassa)の12枚目のスタジオアルバム『Blues of Desperation』を入手しました。2016年のリリースでした。 この人はとにかくアルバムの数が凄いです。スタジオ・アルバムの他にライヴ・アルバムの数が半端じゃありません。そ…

聴き比べ ニールとニコレット『溢れる愛(Lotta Love)』

今日の「聴き比べ」はニール・ヤング(Neil Young)の『溢れる愛(Lotta Love)』です。 この曲はニール・ヤングの1978年のアルバム『Comes a Time』に収録された曲で、このアルバムに参加したニコレット・ラーソン(Nicolette Larson)が気に入って、ニール・…

聴き比べ リトル・リチャードの『のっぽのサリー(Long Tall Sally)』

今日の「聴き比べ」はリトル・リチャード(Little Richard)の『のっぽのサリー(Long Tall Sally)』です。 リトル・リチャードはチャック・ベリーと並ぶロックンロール界の神様です。残念ながら2020年に87歳で亡くなりました。彼の放ったヒット曲はすべ…

『グレッグ・オールマン(Gregg Allman)/サザン・ブラッド(Southern Blood)』入手

グレッグ・オールマン(Gregg Allman)の遺作となった『サザン・ブラッド(Southern Blood)』を入手しました。CD+DVDです。 グレッグ・オールマンが肝臓癌で亡くなったのが2017年5月、その4か月後の9月にこのアルバムはリリースされました。 彼は2…

聴き比べ チャック・ベリーの『スウィート・リトル・シックスティーン(Sweet Little Sixteen)』

今日の「聴き比べ」はまたまたチャック・ベリー(Chuck Berry)の『スウィート・リトル・シックスティーン(Sweet Little Sixteen)』です。 この曲もロックンロールの大スタンダードです。1958年のリリースでビルボードで2位、R&B部門では堂々の1位で…

映画『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』を観る

昨日のキネ旬シアターは『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』でした。 監督:アグニェシュカ・ホランド 出演:ジェームズ・ノートン、 ヴァネッサ・カービー、 ピーター・サースガード 製作:2019年 ポーランド・ウクライナ・イギリス イギリスのジャー…

聴き比べ チャック・ベリーの『ジョニー・B.グッド(Johnny B. Goode)』

今日の「聴き比べ」はチャック・ベリー(Chuck Berry)の『ジョニー・B.グッド(Johnny B. Goode)』です。 またしてもチャック・ベリーです。そしてまたしてもロックンロールの大スタンダードです‼。1958年リリースです。ビルボード8位、R&B部門2位で…

この人の、この1枚『Chicago Blues: A Quarter Century(シカゴ・ブルースの25年)』

今日の「この人の、この1枚」は『Chicago Blues: A Quarter Century(シカゴ・ブルースの25年)』です。 先日、『Chicago/The Blues/Today! 』の記事を書いていて思い出しました。シカゴ・ブルースのアンソロジーと言えば、Pヴァイン・スペシャルの労作4…

聴き比べ チャック・ベリーの『ロール・オーバー・ベートーヴェン(Roll Over Beethoven)』

今日の「聴き比べ」はチャック・ベリー(Chuck Berry)の『ロール・オーバー・ベートーヴェン(Roll Over Beethoven)』です。 1956年のベリーのヒット曲です。というよりは「ロックンロール・ミュージック」と並んでロックンロールの大スタンダードナンバー…

聴き比べ チャック・ベリーとリンダ『バック・イン・ザ・U.S.A.(Back In The U.S.A.)』

今日の「聴き比べ」はチャック・ベリー(Chuck Berry)の『バック・イン・ザ・U.S.A.(Back In The U.S.A.)』です。 チャック・ベリーは言わずと知れたロックンロールの生みの親、『ロックの殿堂』入り、第1号です。いわば「神様」です。 彼の楽曲やギター・ス…

グレッグ・オールマン(Gregg Allman)/『Low Country Blues』入手

「書いたつもりで書き忘れていたアルバム」シリーズ、今日はグレッグ・オールマン(Gregg Allman)の『Low Country Blues』です。 もう随分前に入手して、てっきり書いたつもりでいましたが、調べもので自分のブログを検索して気が付きました。書いていません…

つ、ついに5周年だ! 感謝! 感謝!

娘に勧められ、何となく2017年4月1日にこのブログを始めて、今日でなんと5年が経ちました。まさかまさかの5年間でした。ブログを始めた当初は1ヶ月も続けば上等だ、なんて思っていましたがこんなに続くとは夢にも思いませんでした。 これもひとえに…