Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

聴き比べ 『ケセラセラ (Que Sera, Sera) 』

今日の「聴き比べ」はドリス・デイ(Doris Day)の『ケセラセラ (Que Sera, Sera) 』です。 ドリス・デイは映画女優でありジャズ・歌手でもあります。「センチメンタル・ジャーニー」は代表曲です。並んで彼女の代表曲の一つがこの『ケセラセラ (Que Sera, Ser…

『Warren Haynes Presents The Benefit Concert Volume 16』入手

ウォーレン・ヘインズ(Warren Haynes)主催のベネフィット・コンサート『Warren Haynes Presents The Benefit Concert Volume 16』を入手しました。 今回はCDとDVDの組み合わせです。このコンサートは第1回が1999年で2002年の第4回まで毎年行…

聴き比べ 『学生時代』

今日の「聴き比べ」はペギー葉山さんが歌って大ヒットした『学生時代』です。 先日聴き比べた『南国土佐を後にして』の次にリリースしたペギー葉山さんのヒット曲です。1964年です。 といっても、当時はこの曲の存在も知らず、中学生になってバス遠足で…

ティンズリー・エリス(TInsley Ellis)『Ice Cream in Hell』入手

ティンズリー・エリス(TInsley Ellis)の約2年ぶりの新譜を入手しました。『Ice Cream in Hell』です。最近特に気に入っているアーティストです。 lynyrdburitto.hatenablog.com これは彼の大傑作アルバムです。全曲オリジナルです。最近は優れたアルバムを出…

聴き比べ 『南国土佐を後にして』

今日の「聴き比べ」は『南国土佐を後にして』です。 この曲については、私などはペギー葉山さんの歌でよく知っていました。ところが調べてみるとそのずっと以前、戦前の歌だったのです。 元々は中国大陸中部に出兵した陸軍朝倉歩兵236連隊(鯨部隊)内で自然…

ウォルター・トラウト(Wlter TRout)の『Ordinary Madness』入手

マイ・フェヴァリット・アーティストの一人、ウォルター・トラウト(Wlter TRout)の最新作『Ordinary Madness』を入手しました。 一時期は肝臓移植をして命の危機を騒がれましたが、見事立ち直り、順調にアルバムをリリースしています。 今回も元気にブルース…

聴き比べ 『セーラー服と機関銃』と『夢の途中』

今日の「聴き比べ」は『セーラー服と機関銃』と『夢の途中』です。 ご存じのようにこの2曲は異名同曲です。小説『セーラー服と機関銃』が角川映画によって映画化されるにあたって、主題歌は来生たかおの『夢の途中』に決まっていたのですが、監督の相米 慎…

この人の、この1枚『キャプテン・ビーフハート(Captain Beefheart)/美は乱調にあり(Doc at the Radar Station)』

今日の「この人の、この1枚」はキャプテン・ビーフハート(Captain Beefheart)の『美は乱調にあり(Doc at the Radar Station)』です。 フランク・ザッパ(Frank Zappa)を取り上げたので、奇人変人の両巨頭、キャプテン・ビーフハートを取り上げないわけにはい…

この人の、この1枚『フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション/いたち野郎』

今日の「この人の、この1枚」はフランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション(Frank Zappa & The Mothers of Invention)の『いたち野郎(Weasels Ripped My Flesh)』です。 数あるフランク・ザッパのアルバムの中でどうしてこのアルバムか、という…

訃報 スペンサー・デイヴィス & 聴き比べ 渡と牧村 『みちづれ』

またしてもロック・ミュージシャンの訃報が入ってきました。1960年代に一世を風靡したスペンサー・デイヴィス(Spencer Davis)が亡くなってしまいました。81歳でした。 スティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)を世に送り出しただけでもその功績は偉大…

この人の、この1枚『ヴァン・モリソン(Van Morrison)/魂の道のり(It's Too Late to Stop Now)』

今日の「この人の、この1枚」はヴァン・モリソン(Van Morrison)の『魂の道のり(It's Too Late to Stop Now)』です。 ヴァン・モリソンは1945年、北アイルランド・ベルファストの労働者階級の家に生まれました。幼いころはカウボーイにあこがれハリウッ…

聴き比べ 裕次郎となおみ『こぼれ花』

今日の「聴き比べ」は石原裕次郎(裕ちゃん)の『こぼれ花』です。 この曲は裕ちゃんの曲の中でも、私にとってはベスト5に入るほど好きな曲です。 1967年の日活映画『夜霧よ今夜も有難う』の挿入歌でした。中学生だったはずです。 アメリカ映画「カサブ…

この人の、この1枚『スタイル・カウンシル(The Style Council)/カフェ・ブリュ(Cafe Bleu)』

今日の「この人の、この1枚」はスタイル・カウンシル(The Style Council)の『カフェ・ブリュ(Cafe Bleu)』です。 ポール・ウェラー(Paul Weller)がザ・ジャム(The Jam)をあっさりと解散し、新たに作ったバンドがスタイル・カウンシルです。 ザ・ジャムとい…

この人の、この1枚『セイルキャット(Sailcat)/モーターサイクル・ママ(Motorsycle Mama)』

今日の「この人の、この1枚」はセイルキャット(Sailcat)の『モーターサイクル・ママ(Motorsycle Mama)』です。 またまた生前整理で出てきました。もうなんだかよくわかりません。これも学生時代に買ったものだと思います。 セイルキャットはアラバマ出身の…

この人の、この1枚『サウスウィンド(Southwind)/Boogie With Country Girl』

今日の「この人の、この1枚」はサウスウィンド(Southwind)の『Boogie With Country Girl』です。 これも生前整理で出てきたレコードです。約半世紀ぶりに聴きました。サウスウィンドといっても日本ではほとんど馴染みがないと思います。しかし、驚くなかれ…

この人の、この1枚『ジョン・スチュワート(John Stewart)/Wingless Angel』

今日の「この人の、この1枚」はジョン・スチュワート(John Stewart)の『Wingless Angel』です。 ジョン・スチュワートは1950年代後半から60年代後半までキングストン・トリオ(KIngston Trio)で活躍した人物です。キングトン・トリオと言えばアメリカ…

聴き比べ 『人生劇場』

今日の「聴き比べ」は『人生劇場』です。 「人生劇場」といえば尾崎士郎の自伝的大河小説です。1933年(昭和8年)から戦争を跨いで1959年(昭和34年)までに「青春篇」「愛慾篇」「残侠篇」「風雲篇」「離愁篇」「夢幻篇」「望郷篇」「蕩子篇」が…

ロン・エリオット(Ron Elliott)のその後 『Pan』と『Giants』

生前整理をしていて出てきたレコード。『パン(Pan)』。これはロン・エリオット(Ron Elliott)がボー・ブラメルズ(The Beau Brummels)を解散してから作ったバンドです。以前の記事でも若干触れていましたのですぐに思い出しました。 lynyrdburitto.hatenablog.…

聴き比べ 『月光仮面』、そして訃報 筒美京平 逝く!

今日の「聴き比べ」は『月光仮面』です。 テレビドラマ『月光仮面』の主題歌です。正しくは『月光仮面は誰でしょう』です。映画化もされています。テレビと映画では配役が違っていました。 lynyrdburitto.hatenablog.com lynyrdburitto.hatenablog.com 第1…

この人の、この1枚『リチャード・トンプソン(Richard Thompson)/ヘンリー・ザ・ヒューマン・フライ(Henry The Human Fly !))』

今日の「この人の、この1枚」はリチャード・トンプソン(Richard Thompson)の『ヘンリー・ザ・ヒューマン・フライ(Henry The Human Fly !))』です。 リチャード・トンプソンはフェアポート・コンヴェンション(Fairport Convention)のオリジナル・メンバーで…

この人の、この1枚『ジェシ・ウィンチェスター(Jesse Winchester)/ジェシ・ウィンチェスター(Jesse Winchester)』

今日の「この人の、この1枚」はジェシ・ウィンチェスター(Jesse Winchester)のファースト・アルバム『ジェシ・ウィンチェスター(Jesse Winchester)』です。 すっかり書いたつもりでいましたが、書いていませんでした。まさかでした。 1970年代の中頃だ…

この人の、この1枚『クリストファー・クロス(Christopher Cross)/南から来た男(Christopher Cross)』

今日の「この人の、この1枚』はクリストファー・クロス(Christopher Cross)の『南から来た男(Christopher Cross)』です。 このレコードも生前整理中に出てきました。 クリストファー・クロスなる人物は日本でもデビュー前から騒がれていたような気がします…

聴き比べ 『いちご白書をもう一度』

今日の「聴き比べ」は『「いちご白書」をもう一度』です。 1975年のバンバンのヒット曲。曲は松任谷由実(当時の荒井由実)です。 この曲を最初に聴いた時には腹が立ってしまいました。まだまだ『革命』を夢想していた時に、まるで敗北を認めるような歌…

聴き比べ クライマックスの『花嫁』

今日の「聴き比べ」ははしだのりひことクライマックスが歌った『花嫁』です。 この曲は1971年に大ヒットした「はしだのりひことクライマックス」のデビュー曲です。ヴォーカルは藤沢ミエです。 この曲がまだ流行る前に修学旅行で行った関西の歌声喫茶の…

E.ヴァン・ヘイレン 逝く! & 『エア・サプライ(Air Supply)/ロスト・イン・ラブ(Lost in Love)』

今朝、またしても大きなニュースが飛び込んできました。エディ・ヴァン・ヘイレンがとうとう逝ってしまいました。癌との闘いに苦しんだ末の最期でした。65歳でした。早すぎました。 兄のアレックスと共に結成したヴァン・ヘイレンはアメリカのHM/HR界にと…

映画『はりぼて』を観る

昨日のキネ旬シアターは『はりぼて』でした。 監督:五百旗頭幸男、 砂沢智史 ナレーション:山根基世 声の出演:佐久田脩 製作:2020年 日本 富山県の小さなテレビ局、チューリップ・テレビが地方政治の不正に立ち向かった政治ドキュメンタリーです。 …

この人の、この1枚『ヤングブラッズ(The Youngbloods)/ヤングブラッズ(The Youngbloods)』

今日の「この人の、この1枚」はヤングブラッズ(The Youngbloods)のファースト・アルバム『ヤングブラッズ(The Youngbloods)』です。このアルバムは後に『ゲット・トゥゲザー(Get Together)』というタイトルで再発売されました。 ヤングブラッズは1960年…

この人の、この1枚『ウディ・ガスリー・メモリアル・コンサート パート1』

今日の「この人の、この1枚」は『ウディ・ガスリー・メモリアル・コンサート パート1(Tribute to Woody Guthrie)』です。 1967年に亡くなったウディ・ガスリー(Woody Guthrie)を偲んで、1968年1月にニューヨークのカーネギーホールで開催されたコ…

聴き比べ ジャガーズとMI-KE 『君に会いたい』

今日の「聴き比べ」はGSソング、ザ・ジャガーズの『君に会いたい』です。 1967年のジャガーズのデビュー曲です。確か中学生になったばかりの頃だったと思いますが、なんてカッコいい曲なんだろうと思いました。そしてヴォーカルの岡本信がこれまたカッ…

映画『MOTHER マザー』を観る

昨日のキネ旬シアターは『MOTHER マザー』でした。 監督:大森立嗣 主演:長澤まさみ、奥平大兼、阿部サダヲ 製作:2020年 日本 KADOKAWA 2014年に実際に埼玉県川口市で17歳の少年が祖父母を殺害した『川口高齢夫婦殺人事件』をモチーフにした映画…