今日の「この人の、この1枚」はセイルキャット(Sailcat)の『モーターサイクル・ママ(Motorsycle Mama)』です。
またまた生前整理で出てきました。もうなんだかよくわかりません。これも学生時代に買ったものだと思います。
セイルキャットはアラバマ出身のサザンロック・バンドです。サザンロックと言っても、いわゆる泥臭い南部のロックではなく、どちらかというとポップなロックです。
結成は1971年です。メンバーはジョン・ワイカー(John Wyker,g,vo)とコート・ピケット(Court Pickett,b,vo)の二人です。
1972年にファースト・アルバム『モーターサイクル・ママ(Motorsycle Mama)』をリリースします。
Side A
1.Rainbow Road
2.The Thief
3.Highway Rider / Highway Riff
4.The Dream
Side B
1.If You’ve Got a Daughter
2.Ambush
3.B.B Gunn
4.It’ll Be A Long Long Time
5.Motorcycle Mama
6.Walking Together Backwards
7.On The Brighter Side Of It All
パーソナルは
Banjo – Tom Russell
Bass – Bob Wray, Court Pickett
Drums – Fred Prouty, Lou Mullenix
Fiddle – Al Lester, Scott Boyer
Guitar – Joe Rudd, John Wyker, Pete Carr
Keyboards – Art Schilling, Chuck Leavell, Clayton Ivey
Percussion – Bill Connell
Producer – Pete Carr
何気にスコット・ボイヤーやチャック・リーヴェルなどがクレジットされています。
このアルバムはどうやらコンセプト・アルバムになっているようですが、詳しくはわかりません。中ジャケットのイラストにはそれぞれ曲名がついていて、それを追いかければわかるのでしょうが、歌詞カードもないのでわかりません。
音楽のほうは聴きやすいポップロックです。南部臭さはありません。中にはビッグバンドジャズ風やプログレ風な演奏もあり、アルバムとしての一貫性はありません。
タイトル曲はビルボードで12位、アルバムは38位と大健闘しました。
バンドはこの1枚を残して解散してしまいます。
それでは今日はこの辺で。