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この人の、この1枚『ボビー”ブルー”ブランド&ジョニー”ギター”ワトソン(Bobby"Blue"Bland & Johnny"Guitar"Watson)』

今日の「この人の、この1枚」はボビー”ブルー”ブランド(Bobby"Blue"Bland)ジョニー”ギター”ワトソン(Johnny"Guitar"Watson)カップリング・アルバム『ボビー”ブルー”ブランド&ジョニー”ギター”ワトソン(Bobby"Blue"Bland & Johnny"Guitar"Watson』です。

 

このアルバムはビクターの「ロッキン・ウィズ・ザ・ブルース」シリーズの中の1枚です。オリジナル盤は1963年のクラウンからのリリースでした。日本盤は1977年の発売でした。ブルース・ブームに乗ったシリーズでした。ジャケットもオリジナルです。

 

ボビー”ブルー”ブランドは1930年テネシー州ローズマークの生まれのブルース・シンガーです。グレイトフル・デッドがお得意の「Turn On Your Love Light」エリック・クラプトンでも有名な「Farther on up the Road」の作者としても知られています。

 

このアルバムには3曲収められています。うち2曲は1951年、最初期の録音です。

アルバムのトップは1962年の録音かと思われます。最初期の2曲のギターはB.B キングではないかとの解説があります。真偽のほどはわかっていません。

2013年、83歳で亡くなりました。

 

ジョニー”ギター”ワトソンは1935年、テキサス州ヒューストン生まれのブルース・ギタリストです。

ゲイトマウス・ブラウンを手本として、祖父からもらったギターを覚えました。1950年、ロサンゼルスに移り住んで高校に通いながら人気バンドで演奏するようになりました。それから自身のバンドを組んで活動し、レコード会社との契約も成立しました。

このアルバムには1955年、RPMレコードへの録音が収録されています。

1960年代以降も活躍し、多くのロック・ミュージシャンに影響を与えました。日本にも何度か来日し、1996年の横浜公演の最中に心筋梗塞で倒れ、そのまま亡くなりました。61歳でした。

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Bobby "Blue" Bland & Johnny "Guitar" Watson

 

1.Drifting From Town To Town

2.So Respectable

3.Too Tired

4.Love To Love You

5.Ruben

 

Side B

1.Dry Up Baby

2.Crying All Night Long

3.Hot Little Mama

4.I'm Gonna Hit The Highway

5.Oh Baby

6.Three Hours Past Midnight

 

A-1, B-1,2はBobby "Blue" Bland

A-2はJimmy Soul

残りがJohnny "Guitar" Watson

 

B-1,2のギターはB.B キングではないかと推測されています。

A-1,B-1,2のピアノはアイク・ターナーです。

A-1のギターはマット・マーフィーです。

 

残念ながらCDでの発売は無いようです。

 

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それでは今日はこの辺で。