
先日のロバート・レッドフォードに続き偉大なる女優が亡くなってしまいました。イタリアの女優クラウディア・カルディナーレです。87歳でした。悲しいです。
私も彼女の大ファンでした。といっても彼女の代表作はさすがにほとんどが後追いで観たものでした。学生時代に名画座で観ました。リアルタイムで観たのは『ウェスタン』や次の『SOS北極...赤いテント』でしたね。
出世作の『刑事』『ブーベの恋人』、フェデリコ・フェリーニ監督の『8 1/2』、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『若者のすべて』『山猫』などいずれも素晴らしい映画でした。その他にも数多くの映画に出演しました。その数は100本を越えたでしょう。
美しい容姿とちょっと冷たさを感じさせる演技がたまりませんでした。『ブーベの恋人』は音楽も有名で、主題歌は彼女が歌っていました。その他にも彼女が出演した映画には多くの名曲がありました。
ちなみにサザンオールスターズの『Oh クラウディア』は彼女のことではないかと勝手に解釈していました。
また一人、映画全盛期を彩った俳優が去ってしまいました。残念であると共によき思い出をありがとうございました。
改めてクラウディア・カルディナーレさんのご冥福をお祈り致します。
それでは今日はこの辺で。