Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

Mick Fleetwood & Friends/『Celebrate The Music Of Peter Green & The Early Years Of Fleetwood Mac』入手

フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)のメンバーであるミック・フリートウッド(Mick Fleetwood)が音頭を取り、豪華メンバーを集めて、ピーター・グリーン(Peter Green)のトリビュート・コンサートを開きました。2020年2月25日でした。

 

そしてそのちょうど5か月後、7月25日にピーター・グリーンが亡くなりました。その時のコンサートの模様が2枚組CDとBlu-Rayの組み合わせで発売されました。即刻買ってしまいました。マック時代を含め、お馴染みのナンバーが揃います。

 

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こんなメンバーがよく集まったものだと感心しました。ジェレミー・スペンサークリスティン・マクヴィーもいますがジョン・マクヴィーがいません。ダニー・カーワンがもういないのが何とも哀しい。

それにしてもミックはピーター・グリーンの死を予期していたのでしょうか?

 

 

Celebrate The Music Of Peter Green & The Early Years Of Fleetwood Mac

 

Disc 1

01.Mick Fleetwood Introduction

02.Rollin’ Man (With Rick Vito)

03.Homework (With Jonny Lang)

04.Doctor Brown (With Billy Gibbons)

05.All Your Love (I Miss Loving) (With John Mayall, Billy Gibbons)

06.Rattlesnake Shake (With Steven Tyler, Billy Gibbons)

07.Stop Messin Around (With Christine Mcvie, Steven Tyler)

08.Looking For Somebody (With Christine Mcvie)

09.Sandy Mary (With Jonny Lang)

10.Love That Burns(With Rick Vito)

11.The World Keeps On Turning (With Noel Gallagher)

12.Like Crying (With Noel Gallagher)

13.No Place To Go (With Rick Vito, Noel Gallagher)

 

Disc 2

01.Mick Fleetwood & Pete Townshend Introduction

02.Station Man (With Pete Townshend)

03.Man Of The World (With Neil Finn)

04.Oh Well, Part 1 (With Billy Gibbons, Steven Tyler)

05.Oh Well, Part 2 (With David Gilmour)

06.Need Your Love So Bad (With Jonny Lang)

07.Black Magic Woman (With Rick Vito)

08.The Sky Is Crying (With Jeremy Spencer, Bill Wyman)

09.I Can’t Hold Out (With Jeremy Spencer, Bill Wyman)

10.Green Manalishi (With Kirk Hammett, Billy Gibbons)

11.Mick Fleetwood’s Beatles Story

12.Albatross (With David Gilmour)

 

Personal

Andy Fairweather-Low

Bill Wyman

Billy Gibbons

Christine McVie

Dave Bronze

David Gilmour

Jeremy Spencer

John Mayall

Jonny Lang

Kirk Hammett

Mick Fleetwood

Neil Finn

Noel Gallagher

Pete Townshend

Rick Vito

Ricky Peterson

Steven Tyler

Zak Starke

  

Producer [Album] – Glyn Johns

 


それでは今日はこの辺で。

 

 

聴き比べ テレサ・テンの『つぐない』

今日の「聴き比べ」はテレサ・テン『つぐない』です。

 

テレサ・テンちゃんの1984年のヒット曲です。

当時、私はテレビの歌番組はほとんど見ていなかったので、どんな曲がヒットしているかなどはほとんどわかりませんでした。そんな私がこの曲を知ったのは、それからしばらく経った1990年頃だったのではないでしょうか。随分間抜けな話です。会社の連中と飲みに行ってスナックでカラオケをやっていた時に、先輩がこの歌を歌ったのです。歌の上手な先輩でその歌唱もよかったのですが、曲そのものに惹かれました。

早速、「誰が歌っているのか?」、と聞くと、テレサ・テンだと言います。テレサ・テンと言えばその昔、「空港」がヒットしたことで知っていましたが、しばらくその名前も聴くことがありませんでしたので台湾に帰ったのだと思っていました。いつの間にか日本に戻っていたのです。もうその頃には「つぐない」も過去のヒット曲となっており、テレビで歌うこともなかったように思います。というか、その頃にはテレサ・テンも日本から離れ、死亡説も流れていた頃でした。ですから、彼女が歌う「つぐない」を聴いたのは、テレビでの彼女の特集番組だったと思います。

その後1995年に彼女が亡くなると台湾でも彼女の詩を悼み国葬ととなりました。また中国政府による暗殺説なども流れました。中国の民主化運動に大きくかかわっていたこともその原因だったのでしょう。当時の特集番組を観て彼女の壮絶な人生を垣間見ました。

 

ということで、この曲はテレサ・テンちゃんの中でも特に好きな曲です。

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つぐない

作詞:荒木とよひさ

作曲:三木たかし

 

窓に西陽があたる部屋は

いつもあなたの 匂いがするわ

ひとり暮らせば 想い出すから

壁の傷も 残したまま 

おいてゆくわ

愛をつぐなえば 別れになるけど こ

んな女でも 忘れないでね

優しすぎたの あなた

子供みたいな あなた

あすは他人同志になるけれど

 

心残りは あなたのこと

少し煙草も ひかえめにして

過去に縛られ 暮らすことより

わたしよりも可愛い人 探すことよ

愛をつぐなえば 重荷になるから

この町を離れ 暮らしてみるわ

お酒のむのも ひとり

夢を見るのも ひとり

あすは他人同志になるけれど

 

愛をつぐなえば 別れになるけど

こんな女でも 忘れないでね

優しすぎたの あなた

子供みたいな あなた

あすは他人同志になるけれど

 


つぐない

 

たくさんの歌手がカバーしています。中から何曲か。

 

JUJUです。


JUJU つぐない'16

 

一青窈です。


つぐない/一青窈

 

早世の村上幸子です。


つぐない  村上幸子

 

田川寿美です。


つぐない 田川寿美

 

テレビでの映像。


テレサテンつぐない

 

それでは今日はこの辺で。

 

映画『ファーザー』を観る ~ キネ旬シアター

先日のキネ旬シアターは『ファーザー』でした。

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原作・監督・脚本:フローリアン・ゼレール 『Le Père 父』

出演:アンソニー・ホプキンスオリヴィア・コールマン

製作:2021年 イギリス・フランス

 

この映画はアカデミー賞の6部門にノミネートされ、アンソニー・ホプキンスアカデミー賞主演男優賞を受賞、さらに脚色賞を受賞しました。 

 

ロンドンで一人暮らしをするアンソニーは80歳になって認知症の症状が出始めています。心配する娘のアンは離れて暮らしており、介護士を手配していますが、アンソニーはこれを嫌がり、追い出してしまいます。アンソニー認知症の自覚は無く、「誰の世話にもならない」と頑固な性格がアンを困らせます。

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アンソニーはアンから結婚してパリに行くので毎日は来れないと告げられます。戸惑うアンソニーですが、今度は見知らぬ男が家に居り、アンと自分はもう10年以上一緒に暮らしている。ここは自分の家だと告げるのです。男はアンの夫でポールだと名乗り、信用しないアンソニーに困り、電話でアンを呼びます。すると買い物から帰ってきたアンは全く別人でした。アンソニーは驚きますが、ポールという男のことを話すと、「前の夫とは5年前に離婚したじゃない」と言うのです。アンソニーはアンと男がこの家をのっとろうとしているのだと考えます。そして新しい介護士のローラにそのことを話し、介護士を困らせます。

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映画はこの後、アンソニーが体験する出来事を描いていきますが、あくまでもアンソニーが見た現実を描いているのです。そして、おそらくこれが現実かなという場面が時おり挿入されます。真実は途中まで見ている観客にはわかりません。

 

これは認知症になった人の頭の中を想像した映画です。認知症患者には現実がどのように見えているのか、どのように感じられているのか。時間軸もあいまいになって見ている方は何が真実なのかわからなくなります。

 

映画はミステリータッチで進んでいきます。時間も行ったり来たりします。そして、この家は誰の家なのか、部屋の模様も場面が変わるごとに微妙に変化します。娘のアンの顔も変わります。夫と名乗る人物の顔も変わります。認知症患者の頭の中はこんなふうになっているのかなと想像してしまいます。

 

認知症の父親を持ち、その世話をする娘の不安と悲しさと切なさ。そして自分が誰だかもわからなくなっていく父親の不安・恐怖と絶望感。これらが見ている側にひしひしと伝わってくる、ある意味すごく怖い映画でした。頑固だった父親が最後に子供のようになっていく姿に、何とも言えぬ不安感を共感させられました。もはや他人事ではありません。

 

最後まで施設には入れたくないと思っていた娘が、やむにやまれず施設に入れますが、その帰りに、これでよかったのだと自分に言い聞かせるような表情をする場面が印象的でした。

 

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 それでは今日はこの辺で。

 

映画 『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』を観る ~ キネ旬シアター

先日のキネ旬シアターはアメイジング・グレイスアレサ・フランクリンでした。

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撮影:シドニー・ポラック

映画化プロデューサー:アラン・エリオット

出演:アレサ・フランクリン

製作:2018年  米国 2021年  日本公開

 

2018年に他界したソウル界の女王・アレサ・フランクリンの幻の映像が日本で公開されました。

1972年にロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会でアレサ・フランクリンによるライヴが行われました。この時の模様はライヴ・アルバム『至上の愛(Amazing Grace)』として300万枚以上を売り上げる大ヒットアルバムとなりました。

 

この時の模様は映像としてもドキュメント映画として公開する予定で撮影されていました。撮影はあの名匠シドニー・ポラックでした。ところが技術的な問題で公開できずにいました。2011年にはアラン・エリオットの編集で映画を完成させましたが、アレサがこれに反対しお蔵入りになりました。そして2018年、アレサの死後、家族の同意を得て、公開の運びとなった次第です。

 

とにかく素晴らしいの一言に尽きます。アレサ・フランクリンの歌唱力はもちろんですが、バックを固めるメンバーが凄いです。

ジェームズ・クリーヴランド ー ヴォーカル・ピアノ

コーネル・デュープリー ー ギター

チャック・レイニー ー ベース

ケン・ルーパー ー オルガン

バーナード・パーディ ー ドラムス

サザン・カリフォルニア・コミュニティ聖歌隊ー合唱

アレキサンダー・ハミルトンー合唱指揮

 

観客の中にはミック・ジャガーチャーリー・ワッツの姿があります。

父親のC・L・フランクリンもスピーチをします。

司会役とピアノ・ヴォ-カルをジェームズ・クリーヴランドは既に他界しています。

 

アレサの鬼気迫るゴスペル、聖歌隊の合唱も見事、さらに狭い会場の観客が一体となってコンサートは盛り上がります。感動の1時間30分でした。

 

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それでは今日はこの辺で。

 

聴き比べ 『セント・ジェームス病院(St. James Infirmary)』

今日の「聴き比べ」はセント・ジェームス病院(St. James Infirmary)』です。

 

私がこの曲を知ったのは浅川マキさんの5枚目のアルバム『裏窓 MAKI Ⅴ』で聴いた時でした。

 

しかし、元歌はアメリカの古い楽曲で作者も不明ということになっていましたが、ジョー・プリムローズ(Joe Primrose)という人が作詞・作曲の登録をしているようです(Wikipediaより)。

ルイ・アームストロングほか、多くのジャズ・ミュージシャンがカバーしています。とても悲しい内容の詩です。勿論メロディも悲しげです。

 

St. James Infirmary

By  Joe Primrose

 

It was down in Old Joe's barroom,

On the corner by the square,

The usual crowd was assembled

And big Joe Mckinney was there.

 

He was standing at my shoulder.

His eyes were bloodshot red;

He turned to the crowd around him,

These are the very words he said:

 

"I went down to the St. James Infirmary

I saw my baby there,

She's laid out on a cold white table,

So so cold, so white, so fair. "

 

"Let her go, let her go, God bless her;

Wherever she may be

She may search this wide world over

She'll never find a sweet man like me. "

Oh, when I die, bury me

In my high top Stetson hat;

Put a twenty-dollar gold piece on my watch chain

God'll know I died standin' pat.

 

I want six crap shooters for pall bearers.

Chorus girl to sing me a song.

Put a jazz band on my hearse wagon.

Raise Hell as I roll along.

 

Roll out your rubber tired carriage,

Roll out your old time hat.

Twelve men going to the graveyard

And eleven coming back.

 

Now that I've told my story,

I'll take another shot of booze.

And if anyone should happen to ask you,

I've got those gamblers' blues.

 

ルイ・アームストロングサッチモです。


Louis Armstrong: St. James Infirmary

 

ブルースにするとこんな感じです。エリック・クラプトンドクター・ジョン


Dr. John & Eric Clapton - St. James Infirmary 1996

 

 

浅川マキさんのカバーです。日本語訳詞はマキさんです。

 

セント・ジェームス病院

日本語詞作詞:浅川マキ

 

今日は あの娘の亡骸に

逢いにきたのさ

セント・ジェームス医院

ここは貧しい病院の

白く冷たいテーブルの上

あの娘の顔は青黒い

貧弱 静か 美しい

 

いまはあの娘も世界中

何処へでも自由に行ける身さ

だけどあの娘に聞いてみな

俺のようなだめな男に出逢わないだろう

そうさあの娘も運がない

こんな貧しいセント・ジェームス病院

 

おいらが死んだ時 エナメルの

ピカピカのシューズ穿かせておくれ

それから帽子も忘れずに

時計のくさりも入れて埋めてくれ

だってやつらに悟られたくない

本当はおいらが文無しだってね

 


St.James Infirmary Blues セント•ジェームス病院

 

初めて聴いたのが浅川マキ・バージョンだったので、この印象が強すぎます。

 

「ん、オリンピック?、なにそれ?」マキさんの声が聞こえてきそうです。

 

それでは今日はこの辺で。

 

スティーヴ・ミラー(Steve Miller Band)/『Live! Breaking Ground / August 3, 1977』入手

スティーヴ・ミラー・バンド(Steve Miller Band)の絶頂期のライブが発売されました。

1977年8月3日、メリーランド州ランドオーヴァーのキャピタル・シアターでのライブです。彼らのライブはこれまでにもたくさん発売されていますが、非公式なものが多く、音質も悪いものが多かったのですが、今回は正規盤で音質も申し分ありません。

性懲りもなく、またまた買ってしまいました。 生前整理は程遠いのです。

 

1976年にリリースしたアルバム『鷲の爪(Fly Like An Eagle)』が大ヒットし、続く翌年のアルバム『ペガサスの祈り(Book Of Dreams)』もヒットし、そのアルバム名を付けた「Book Of Dream Tour」の中の1日の模様です。

バンドのメンバーもよく、まさにスティーヴ・ミラーの絶頂期です。 

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Live! Breaking Ground / August 3, 1977

 

01.Living In The USA

02.Space Cowboy

03.Shu Ba Da Du Ma Ma Ma Ma

04.Come On In My Kitchen

05.Wild Mountain Honey

06.The Window - Winter Time

07.The Stake

08.Mercury Blues

09.Serenade

10.Take The Money And Run

11.Jet Airliner

12.Space Intro

13.Fly Like An Eagle

14.Rock'n Me

15.The Joker

16.Seasons

17.So Long Blues

 

personal

Backing Vocals, Harmonica – Norton Buffalo

Bass – Lonnie Turner

Drums – Gary Mallaber

Guitar – Greg Douglass

Guitar, Backing Vocals – David Denny

Guitar, Harmonica, Lead Vocals – Steve Miller

Keyboards – Byron Allred

 

Producer – Janice Ginsberg Miller,Steve Miller

 

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それでは今日はこの辺で。

 

聴き比べ 浅川マキの『ふしあわせという名の猫』

今日の「聴き比べ」は浅川マキ『ふしあわせという名の猫』です。

 

この曲は浅川マキさんのデビュー・アルバム『浅川マキの世界』に収録された曲です。「夜が明けたら」に続く、セカンド・シングルです。

作詩は寺山修司です。マキさんはこのアルバムでも寺山作品を6曲も歌っています。それもそのはず、マキさんを見出した張本人ですから。作曲は山木幸三郎です。

ジャズ、ブルース? この雰囲気、たまりません。

浅川マキさんの「聴き比べ」もこれで5曲目です。

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ふしあわせという名の猫

作詩:寺山修司

作曲:山木幸三郎

 

ふしあわせという名の猫がいる

いつも私のそばに

ぴったり寄りそっている

ふしあわせという名の猫がいる

だから私はいつも

ひとりぼっちじゃない

 

この次春が来たなら

迎えに来るといった

あの人の嘘つき

もう春なんか

来やしない 来やしない

 

ふしあわせという名 猫がいる

いつも私のそばに

ぴったり寄りそっている

 

この次春が来たなら

迎えに来るといった

あの人の嘘つき

もう春なんか

来やしない 来やしない

 

ふしあわせという名の猫がいる

いつも私のそばに

ぴったり寄りそっている

 


Maki Asakawa 浅川マキ 「ふしあわせという名の猫 (歌詞付) 」

 

カルメン・マキさんのカバー。これも凄い。


カルメン・マキ ふしあわせという名の猫

 

それでは今日はこの辺で。