Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

聴き比べ『レイン・レイン (Rain,Rain,Rain)』

今日の「聴き比べ」はサイモン・バタフライ(Simon Buterfly)『レイン・レイン (Rain,Rain,Rain)』です。

 

この曲は1973年のサイモン・バタフライの大ヒット曲です。世界中で大ヒットし、もちろん日本でもヒットしました。私と同年代の人たちはほとんどの人が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。この種のメロディー・ラインは日本人によく合うのでしょう。

サイモン・バタフライはドイツ生まれのシンガー・ソングライター兼プロデューサーです。

 

また、同じ年にフランスの女優マリー・ラフォレ(Marie Laforêt)がカバーして、これまた大ヒットしました。マリー・ラフォレと言えばアラン・ドロン太陽がいっぱいで有名になった女優です。

 

f:id:lynyrdburitto:20210629092432j:plain

 

Rain, Rain, Rain

By  Simon Butterfly

 

Oh Rain rain la da da da da

Oh rain rain la da da da da

Oh rain rain since you went away

Oh rain rain beating down all day

Oh rain rain never seen such rain

Oh rain rain everything is rain

 

Lovers often fight but that's not a quarrel

Making up will put it right, that's the moral

When we parted that night you were mine

Did our hearts bring goodbye

So lovers separate and hurt one another

I leave it all to fate and then they discover

They were alone and they still love the same

So they must start again

 

Oh rain rain since my love has gone

Oh rain rain sun has never shone

Oh rain rain hear it beating down

Oh rain rain feel I'm gonna jump

Oh RAIN RAIN wonder where you are

Oh rain rain never seen a star

Oh rain rain get a stump of string

Oh rain rain life is only rain

 

(Oh rain rain la la la la la)

They will meet again I can't live without you

Every dream I ever dream is about you

I shall know when I see your eyes shine

You will always be mine

Oh rain rain since you went away

Oh rain rain beating down all day

Oh rain rain flooding through my brain

Oh rain rain driving me insane insane insane insane insane insane

 

Rain rain la la la la la yes yes yes

Rain rain la la la la la ooh rainnnnnn la la la la la

Oh Rain rain laaaaaaaaaaaaaaaaaaa oh rain rain la la la la la yes yes yes rain rain

 

オリジナルから

www.youtube.com

マリー・ラフォレです。フランス語ですね。これも日本では大ヒットでした。

www.youtube.com

 

イージーリスニングから、ポール・モーリアです。 

www.youtube.com

 

それでは今日はこの辺で。

 

この人の、この1枚『ピー・ウィー・クレイトン(Pee Wee Crayton)/After Hours』

今日の「この人の、この1枚」はピー・ウィー・クレイトン(Pee Wee Crayton)『After Hours』です。

 

ウェストコースト・ブルースの代表的ギタリスト、ピー・ウィー・クレイトン、本名はコニー・カーティス・クレイトン。1914年テキサス州ロックデイルで生まれました。父親の御贔屓のピアニストにピー・ウィーと呼ばれる者がいて、その名にあやかって付けたそうです。

 

1935年にカリフォルニアに移り、サンフランシスコに定住したころからギターを始めました。チャーリー・クリスチャンのギターを聴いて本格的にギターを始めました。そしてTボーン・ウォーカーと出会い、ショックを受け、夢中でTボーン・ウォーカーの奏法を習いました。

1948年にモダーン・レコードと契約し、デビュー曲「Blues After Hours」が大ヒットしました。ビルボードのR&B部門で1位に輝きました。

その後もインペリアル、ヴィージェイへレコーディングをしています。

 

今日のアルバム『After Hours』は1960年、クラウン・レコードからリリースされたアルバム『Pee Wee Crayton』を原盤として、日本のビクターから『ロッキン・ウィズ・ザ・ブルース』シリーズの第1号として発売されたものです。ピー・ウィーがモダーン・レコードに残した音源を集めたものです。

f:id:lynyrdburitto:20201004093454j:plain f:id:lynyrdburitto:20201004093528j:plain

 

Side A

1.Texas Hop

2.Blues After Hours

3.Phone Call From My Baby

4.Tired Of Travelin'

5.California Women

 

Side B

1.Blues In My Heart

2.Pee Wee's Boogie

3.Old Fashioned Baby

4.Blues For My Baby

5.My Everything

 


Pee Wee Crayton - Texas Hop


Blues After Hours - Pee Wee Crayton


Pee Wee Crayton, California Women


Old Fashioned Baby

 

それでは今日はこの辺で。

 

 

聴き比べ 『悲しみのジェット・プレーン(Leaving on a Jet Plane)』

今日の「聴き比べ」は『悲しみのジェット・プレーン(Leaving on a Jet Plane)』です。

 

この曲は元々はジョン・デンバー(John Denver)が1966年に自主製作盤John Denver Sings』の中に収められた曲でした。タイトルは「Babe, I Hate To Go」というものでした。

この曲を聴いたピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary)がアルバム『Album 1700』の中でカバーしました。1967年でした。その後、1969年にこの曲をシングル・カットしたところ全米1位を記録したのです。

ジョン・デンバーもその年のアルバム『Rhymes & Reasons』に収録しました。

日本でもこの曲は売れました。

 

f:id:lynyrdburitto:20210615110202j:plain f:id:lynyrdburitto:20210615110221j:plain

 

Leaving on a Jet Plane

by  John Denver

 

All my bags are packed, I'm ready to go

I'm standing here outside your door

I hate to wake you up to say goodbye

But the dawn is breaking, it's early morn

The taxi's waiting, he's blowin' his horn

Already I'm so lonesome I could die

 

So kiss me and smile for me

Tell me that you'll wait for me

Hold me like you'll never let me go

'Cause I'm leaving on a jet plane

Don't know when I'll be back again

Oh babe, I hate to go

 

There's so many times I've let you down

So many times I've played around

I tell you now, they don't mean a thing

Every place I go, I'll think of you

Every song I sing, I'll sing for you

When I come back, I'll bring your wedding ring

 

So kiss me and smile for me

Tell me that you'll wait for me

Hold me like you'll never let me go

'Cause I'm leaving on a jet plane

Don't know when I'll be back again

Oh babe, I hate to go

 

Now the time has come to leave you

One more time, let me kiss you

Then close your eyes and I'll be on my way

Dream about the days to come

When I won't have to leave alone

About the times I won't have to say

 

Kiss me and smile for me

Tell me that you'll wait for me

Hold me like you'll never let me go

'Cause I'm leaving on a jet plane

Don't know when I'll be back again

Oh babe, I hate to go

 

I'm leaving on a jet plane

Don't know when I'll be back again

Oh babe, I hate to go

 

まずはジョン・デンバーから。

www.youtube.com

 

PPMです。

www.youtube.com

 

日本で活躍したベッツィ&クリスもカバーしていました。懐かしい!

www.youtube.com

 

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

 

聴き比べ 『モンロー・ウォーク』と『セクシー・ユー』

今日の「聴き比べ」は『モンロー・ウォーク』『セクシー・ユー』です。

 

以前、取り上げた『セーラー服と機関銃』・『夢の途中』、さらに『メインテーマ』・『スタンダード・ナンバー』と同じく、異名同曲です。

 

作曲は『メイン・テーマ』と同じく南佳孝で作詞が『セーラー服と機関銃』の来生えつこです。面白いです。

 

『モンロー・ウォーク』は南佳孝が1979年に発表しました。翌年に郷ひろみがタイトルを『セクシー・ユー』に変えて発表しました。2番の歌詞が大幅に書き換えられました。両曲ともヒットしました。

 

lynyrdburitto.hatenablog.com

 

f:id:lynyrdburitto:20210613083815j:plain f:id:lynyrdburitto:20210613083834j:plain

 

モンロー・ウォーク

作詞:来生えつこ

作曲:南佳孝

 

つま先立てて海へ モンロー・ウォークして行く

いかした娘は誰?

ジャマイカあたりのステップで

 

目で追う男たちを 無視して腰をひねり

ブロンズ色の肌 光受けなまめく

 

昼下りの ざわめく浜辺

噂のうず 巻き込む潮風

 

胸元の汗キラリ 眼のやり場にも困る

口説きおとしたいのに スキもないね君は

 

束ねた髪にカトレア 小粋に飾ってニッコリ

背中のあいたドレス グラスを片手にスイング

 

夜風が甘い窓辺 人波わけてフラリ

もたれて酔いざまし しどけないポーズ

 

誰もが皆 視線あびせる

腰にあてた 手つきが悩ましい

 

さりげなく摺り足で 君のとなりへ進み

名前を聞きだしても 気を持たせてウインク

ないしょでとウインク

 

 

セクシー・ユー (モンローウォーク)

作詞:来生えつこ

作曲:南佳孝

 

つま先立てて海へ モンローウォークして行く

いかした娘は誰?

ジャマイカあたりのステップで

 

眼で追う男たちを 無視して腰をひねり

ブロンズ色の肌 光に なまめき弾む

 

昼下りのざわめく浜辺

噂のうず 巻き込む潮風

 

胸元の汗キラリ 眼のやり場にも困る

口説きおとしたい君 素知らぬ素振りもセクシー

 

ハスキー掠れた声 ふいに耳に飛び込む

てっきり君の声と心はそぞろに スイング

 

期待むなしく散って ほんの風の空耳

砂の上のラジオ 苛立ちまぎれにキック

 

熱い視線 君に注いで

脚にからむ 白波うらめしい

 

ビキニのひもがすべり みんなをハラハラさせて

どこ吹く風の君 すべてがたまらずセクシー

 

やがて海は 淡いたそがれ

うたたねする キュートなエンジェル

 

濡れた体乾いて 金色にうぶ毛光り

夕日に抱かれる君 すべてがたまらずセクシー

すべてがたまらずセクシー・ユー

 

 

南佳孝です。

www.youtube.com

 

郷ひろみです。

www.youtube.com

 

それでは今日はこの辺で。

 

映画『コーダ あいのうた』を観る

先日のキネ旬シアターは『コーダ あいのうた』でした。

 

監督:シアン・ヘダー

出演:エミリア・ジョーンズ、トロイ・コッツァー、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、マーリー・マトリン

製作:2021年 アメリカ・フランス・カナダ 2022年 日本公開

 

マサチューセッツ州の港町で漁師一家の両親・兄と暮らす高校生のルビー。家族の中でただ一人耳が聞こえるルビーは家族の耳となって家業を手伝う日々を送っています。

 

歌が好きなルビーは新学期に密かに思いを寄せるマイルズと同じ合唱部に入部します。顧問の先生からその才能を認められ、名門音楽大学への受験を勧められます。しかし、家族は彼女の歌声を聞くことができません。つまり彼女の才能を理解することができないのです。従って音楽よりも家業が大事だと断固反対するのですが・・・。

 

絵にかいたような家族愛を描いたヒューマンドラマです。そこに障碍者を絡めながらも、暗くならずに明るく明るく家族の絆を表現しています。最後にはお決まりのお涙ちょうだいシーンでホロリと来てしまいました。

 

この作品は今年のアカデミー賞の作品賞・脚本賞助演男優賞を受賞しました。

助演男優賞を受賞したトロイコッツァーは男性ろうあ者として初めての受賞でした。

アカデミー賞作品賞の審査基準がここ数年変わってきたような気がします。多様性を重視した作品が多いような気がします。尤も私などは元々アカデミー賞にはあまり興味がない方で、アメリカ映画も「アメリカン・ニュー・シネマ時代」を除けば特別に思い入れがあるわけでもありませんので偉そうなことは言えません。

 

ジョニ・ミッチェルの曲でジュディ・コリンズでヒットした『青春の光と影(Both Sides, Now)』が実に効果的に使われていました。

 

www.youtube.com

 

それでは今日はこの辺で。

 

 

聴き比べ 『明日があるさ』

今日の「聴き比べ」は坂本九ちゃんが歌った明日があるさです。

 

この曲は1964年に始まった音楽バラエティ番組『明日があるさ』の主題歌でした。発売は前年の1963年でした。

作詞が青島幸男、作曲が中村八大です。

青島幸男という人は実に多彩な人で、放送作家や作詞家としては異彩を放っていました。『おとなの漫画』や『シャボン玉ホリデー』の脚本や演出なども手掛け、時おり番組にも顔を出し、「青島だー」のギャグを飛ばして大うけでした。「ハナ肇とクレージーキャッツ」のヒット曲はほとんど彼の作詞でした。こんな詞を書ける人などそうザラにはいません。

またドラマ出演もありました。「いまに見ておれ」では剣持敬太役で主演でした。夢中で観ていました。「意地悪ばあさん」もはまり役でした。

作家としては『人間万事塞翁が丙午』で直木賞受賞。これが小説家としてのデビュー作で、公言通り直木賞を受賞したのです。恐れ入りました。

1968年の参議院選挙で全国区で石原慎太郎に次いで2位当選。また2回目の選挙以降は選挙運動を一切しないことでも有名でした。そして5回連続当選を果たしました。

1995年には東京都知事選に出馬、見事当選。しかも圧勝でした。

実にユニークな人でしたが、2006年に74歳で亡くなりました。

 

話が変な方向に行ってしまいました。この歌の歌詞は青島幸男にしては比較的まじめな部類に入ります。大ヒットしました。

 

坂本九ちゃんは1985年の日航機墜落事故で帰らぬ人となってしまいました。43歳でした。

 

f:id:lynyrdburitto:20210605132405j:plain

 

明日があるさ

作詞:青島幸男

作曲:中村八大

 

いつもの駅でいつも逢う

セーラー服のお下げ髪

もう来る頃 もう来る頃

今日も待ちぼうけ

明日がある 明日がある 明日があるさ

 

ぬれてるあの娘こうもりへ

さそって上げようと待っている

声かけよう 声かけよう

だまって見てるボク

明日がある 明日がある 明日があるさ

 

今日こそはと待ちうけて

うしろ姿をつけて行く

あの角まで あの角まで

今日はもうやめた

明日がある 明日がある 明日があるさ

 

思いきってダイヤルを

ふるえる指でまわしたよ

ベルが鳴るよ ベルが鳴るよ

出るまで待てぬボク

明日がある 明日がある 明日があるさ

 

初めて行った喫茶店

たった一言「好きです」と

ここまで出て ここまで出て

とうとう言えぬボク

明日がある 明日がある 明日があるさ

 

明日があるさ 明日がある

若いボクには 夢がある

いつかきっと いつかきっと

わかってくれるだろう

明日がある 明日がある 明日があるさ

 

www.youtube.com

 

ウルフルズです。

www.youtube.com

 

英語バージョンがありました。ジョニー・シンバルが歌っていました。

www.youtube.com

 

それでは今日はこの辺で。

 

『サラ・ガザレク(Sara Gazarek)/Return to You』入手

サラ・ガザレク(Sara Gazarek)『Return to You』を入手しました。

 

サラ・ガザレクのアルバム入手はファースト・アルバムの『Yours』に続いて2枚目になるのですが、そのファーストについてこのブログで書いたつもりでいましたが、書いていませんでした。

 

ファーストが割と気に入ったので、今回格安で見つけたので買ってしまいました。

 

彼女は1982年、ワシントン州シアトル生まれのジャズ・シンガーです。大学で音楽を学びました。大学の教師の中にはダイアナ・クラールなどをプロデュースするジョン・クレイトンもいました。2005年にファースト・アルバムをリリースし、これがビルボードのジャズ部門でトップ10入りを果たしました。このアルバムもジョン・クレイトンのプロデュースでした。

翌年にセカンド・アルバム『Return to You』をリリースしました。このアルバムもジョン・クレイトンのプロデュースです。

 

 

Return To You

 

01.Let's Try This Again

02.Northern Lights

03.Carey

04.Junk

05.Just Let Me Be

06.Give Me Back That Old Familiar Feeling

07.And So It Goes

08.I've Got A Great Idea

09.Dear Someone

10.Hallelujah

11.Makes Me Feel This Way

12.Without You

13.Original 4

 

 

パーソナルは

Sara Gazarek - Vocal

Josh Nelson - Piano, Hammond

Erik Kertes - Acoustic Bass, Guitar, Guitarlele

Matt Slocum - Drums

Seamus Blake - Tenor Saxophone, Guitar, Vocal

Ambrose Akinmusire - Trumpet

John Proulx - Vocal

Paul Cartwright - Violin

Robert Anderson - Violin

Miguel Atwood-Ferguson - Viola

Jacob Szekely - Cello

 

Producer – John Clayton

 

03はジョニ・ミッチェル

04はポール・マッカトニー

07はビリー・ジョエル

10はレナード・コーエン

です。

 

癖のない美しい声で、ジャズ・ヴォーカルのイメージを変えるような歌声です。歌も実にうまいです。

ピアノを弾いているジョシュ・ネルソンが4曲提供しています。彼はファースト・アルバムにも参加しており、また彼のアルバムにはサラが参加しています。アメリカでも有望なジャズ・ピアニストです。アルバムもこれまでに9枚ほど出しています。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

それでは今日はこの辺で。