Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ガヴァメント・ミュール(Gov't Mule)/『Heavy Load Blues』入手

ガヴァメント・ミュール(Gov't Mule)の最新作『Heavy Load Blues』を入手しました。 久しぶりのスタジオ・アルバムになります。それもブルースたっぷりのアルバムです。 ウォーレン・ヘインズ(Warren Haynes)のオリジナル以外にエルモア・ジェームズ、ジュニ…

聴き比べ ブルー・コメッツの『雨の赤坂』

今日の「聴き比べ」はジャッキー吉川とブルー・コメッツの『雨の赤坂』です。 1960年代のグループサウンズの中でも髪も長髪ではなく、スーツを着て、不良のイメージからは程遠い、優等生だったブルーコメッツです。1967年には「ブルー・シャトウ」で…

聴き比べ 『ダンス天国(Land Of 1000 Dances)』

今日の「聴き比べ」は『ダンス天国(Land Of 1000 Dances)』です。 私がこの曲を知ったのはウォーカー・ブラザーズ(The Walker Brothers)だったか、ウィルソン・ピケット(Wilson Pickett)だったか、はたまた日本のグループ・サウンズだったかはっきり憶えてい…

映画『ジャズ・ロフト』

先日のキネ旬シアターは『ジャズ・ロフト』でした。 監督:サラ・フィシュコ 出演:サム・スティーブンソン、カーラ・ブレイ、フィル・ウッズ、ロニー・フリー、スティーヴ・ライヒ、ビル・クロウ、デイヴィッド・アムラム、ジェイソン・モラン、ビル・ピア…

聴き比べ ウォーカー・ブラザーズ『孤独の太陽(In My Room)』

今日の「聴き比べ」はウォーカー・ブラザーズ(The Walker Brothers)でヒットした『孤独の太陽(In My Room)』です。 ウォーカー・ブラザーズは元はアメリカのバンドですがイギリスで大成功を納めます。日本でも絶大なる人気を誇りました。「ダンス天国」や「…

この人の、この1枚『スペンサー・デイヴィス・グループ(The Spencer Davis Group)/Mojo Rhythms & Midnight Blues - Vol.2』

今日の「この人の、この1枚」はスペンサー・デイヴィス・グループ(The Spencer Davis Group)の『Mojo Rhythms & Midnight Blues - Vol.2 : Shows 1965-1968』です。 「CD時代の未発表音源シリーズ」、今回もスペンサー・デイヴィス・グループです。 前回…

聴き比べ 若大将の演歌『別れたあの人』

今日の「聴き比べ」はまたまた若大将こと加山雄三の『別れたあの人』です。 もうこれで終わりにします。 「君のために」の次のシングルはなんと演歌でした。これには驚きました。しかし、さすがに若大将、素晴らしい演歌でした。判官びいきで、私だけかもし…

この人の、この1枚『スペンサー・デイヴィス・グループ(The Spencer Davis Group)/Mojo Rhythms & Midnight Blues - Vol.1』

今日の「この人の、この1枚」はスペンサー・デイヴィス・グループ(The Spencer Davis Group)の『Mojo Rhythms & Midnight Blues - Vol.1: Sessions 1965-1968』です。 「CD時代の未発表音源シリーズ」、今回はスペンサー・デイヴィス・グループです。ご承…

聴き比べ 若大将の『君のために』

今日の「聴き比べ」はまたまた若大将こと加山雄三の『君のために』です。 もういい加減にしなさい、と言われそうです。 1967年発売、同年の映画『南太平洋の若大将』の挿入歌です。おなじみのセリフ入りの歌です。セリフ入りの曲の中では特に気に入って…

聴き比べ 『スージーQ(Susie Q)』

今日の「聴き比べ」は『スージーQ(Susie Q)』です。 私がこの曲を初めて聴いたのは確かローリング・ストーン(The Rolling Stones)だったと記憶しています。 元は1957年にデイル・ホーキンス(Dale Hawkins)が録音した曲でした。ビルボードのR&B部門の…

聴き比べ 若大将の『霧雨の舗道』

今日の「聴き比べ」は若大将こと加山雄三の『霧雨の舗道』です。 「君といつまでも」の大ヒットの後、「蒼い星くず」「お嫁においで」と立て続けにヒット曲を出し続け、映画ともども絶好調の若大将、続いてはまたもやエレキ楽曲『霧雨の舗道』でした。発売と…

聴き比べ 若大将の『夜空の星』

今日の「聴き比べ」は若大将こと加山雄三の『夜空の星』です。 この曲は私が加山雄三さんのファンになるきっかけとなった曲でした。1965年の発売で「君といつまでも」のB面でした。当時、ベンチャーズをはじめ日本にもエレキブームが沸き起こり、エレキ…

この人の、この1枚『サヴォイ・ブラウン(Boz Scaggs)/Hellbound Train, Live 1969-1972』

今日の「この人の、この1枚」はサヴォイ・ブラウン(Boz Scaggs)の『Hellbound Train, Live 1969-1972』です。 「CD時代の未発表音源シリーズ」、サヴォイ・ブラウンです。このバンドもCD時代になって多くの未発表音源が発売されました。中には怪しいも…

聴き比べ ランチャーズの『真冬の帰り道』

今日の「聴き比べ」はザ・ランチャーズの『真冬の帰り道』です。 ザ・ランチャーズは加山雄三の従弟である喜多嶋瑛、喜多嶋修の兄弟と大矢茂、渡辺有三の全員慶応義塾大学の4人組でした。加山雄三のバックバンドとして売り出しました。あの「旅人よ」のバッ…

この人の、この1枚『ザ・フー(The Who)/BBC Sessions』

今日の「この人の、この1枚」はザ・フー(The Who)の『BBC Sessions』です。 「CD時代の未発表音源シリーズ」、今回も引き続きザ・フーです。 lynyrdburitto.hatenablog.com 今日は1999年リリースの『BBC Sessions』です。1965年から1973年ま…

聴き比べ 荒木一郎の『空に星があるように』

今日の「聴き比べ」は荒木一郎の『空に星があるように』です。 1966年のヒット曲で、荒木一郎のデビュー曲です。レコード大賞新人賞に輝きました。 当時、加山雄三に続き自作曲を歌う男性歌手が現れたと評判になりました。彼の母親は女優の荒木道子です…

映画『小三治』を観る

先日のキネ旬シアターは『小三治』でした。 監督:康宇政 出演:柳家小三治 (語り)梅沢昌代 製作:2009年 日本 先日亡くなられた、人間国宝・十代目柳家小三治師匠を追悼してドキュメンタリー映画『小三治』が再上映されました。早速足を運びました。 …

映画『空白』を観る

先日のキネ旬シアターは『空白』でした。 監督・脚本:吉田恵輔 出演:古田新太、松坂桃李、田辺智子、寺島しのぶ 製作:2021年 日本 古田新太の熱演が光るヒューマン・ドラマです。 完全ネタバレです。ご容赦願います。 古田新太演じる添田充は港町の漁…

聴き比べ 『さよならをするために』

今日の「聴き比べ」はビリーバンバンの『さよならをするために』です。 この曲は1971年に放送された日本テレビの人気ドラマ『2丁目3番地』の続編で『3丁目4番地』の主題歌でした。 『2町目3番地』は石坂浩二と浅丘ルリ子が共演した話題となり、二人…

この人の、この1枚『ザ・フー(The Who)/Live at the Isle of Wight Festival 1970』

今日の「この人の、この1枚」はザ・フー(The Who)の『Live at the Isle of Wight Festival 1970』です。 「CD時代の未発表音源シリーズ」、今回はザ・フーです。数あるライヴ音源の中から今日は1970年のワイト島フェスティバルでのライヴです。DVD…

聴き比べ 『君はわが運命(You Are My Destiny)』

今日の「聴き比べ」はポール・アンカ(Paul Anka)の『君はわが運命(You Are My Destiny)』です。 1957年にポール・アンカによって作られ、歌われ曲で、全米でもヒットしました。 私などは後年、日本人の歌手がよくカバーしていたので知りました。 ポール…

この人の、この1枚『テン・イヤーズ・アフター(Ten Years AFter)/Live at the Fillmore East 1970』

今日の「この人の、この1枚」はテン・イヤーズ・アフター(Ten Years AFter)の『Live at the Fillmore East 1970』です。 「CD時代の未発表音源シリーズ」、今回はテン・イヤーズ・アフターです。 lynyrdburitto.hatenablog.com 彼らの1970年2月27…

聴き比べ 水原弘の『君こそわが命』

今日の「聴き比べ」は水原弘の『君こそわが命』です。 1967年、奇跡のカムバックを果たした水原弘。この辺の経緯は『黒い花びら』の記事で書きましたが、自業自得の芸能界追放でした。しかし、彼の魅力を惜しむ声は、再び第一線に引き戻したのです。 こ…

聴き比べ 水原弘とちあきなおみ『黄昏のビギン』

今日の「聴き比べ」は水原弘の『黄昏のビギン』です。 先日聴き比べた『黒い花びら』に続く、水原弘のシングル第2弾『黒い落葉』のB面として1957年に発売されました。 曲は永六輔・中村八大のコンビです。 同年の映画『「黒い落葉」より 青春を吹き鳴…

聴き比べ 水原弘の『黒い花びら』

今日の「聴き比べ」は水原弘の『黒い花びら』です。 記念すべき1959年の『第1回日本レコード大賞』受賞曲です。新人歌手がレコード大賞を受賞したのは今現在でも水原弘だけです。 永六輔・中村八大、いわゆる「六・八」コンビによる最初の頃の作品です…

聴き比べ 『オールド・ファッションド・ラヴ・ソング(An Old Fashioned Love Song)』

今日の「聴き比べ」はスリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Night)でヒットした『オールド・ファッションド・ラヴ・ソング(An Old Fashioned Love Song)』です。 この曲はアメリカのシンガー・ソングライターで俳優でもあるポール・ウィリアムズ(Paul Williams)…

この人の、この1枚『スティーヴ・ミラー・バンド(Steve Miller Band)/King Biscuit Flower Hour Presents』

今日の「この人の、この1枚」はスティーヴ・ミラー・バンド(Steve Miller Band)の『King Biscuit Flower Hour Presents』です。 「CD時代の未発表音源シリーズ」、今回はスティーヴ・ミラーです。このバンドも未発表ライヴ音源が結構出回っていますが、よ…

聴き比べ 『ママ・トールド・ミー(Mama Told Me(Not to Come))』

今日の「聴き比べ」はランディ・ニューマン(Randy Newman)が書いた『ママ・トールド・ミー(Mama Told Me(Not to Come))』です。 lynyrdburitto.hatenablog.com 元々この曲を最初に取り上げたのが新生エリック・バードン&アニマルズ(Eric Burdon & the ANima…

この人の、この1枚『サンディ・デニー(Sandy Denny)/Live at the BBC』

今日の「この人の、この1枚」はサンディ・デニー(Sandy Denny)の『Live at the BBC』です。 「CD時代の未発表音源シリーズ」、今回も引き続きサンディ・デニーです。2007年に発売されたBBCに残された音源の4枚組(3CD+DVD)です。1966…

聴き比べ スリー・ドッグ・ナイトの『喜びの世界』

今日の「聴き比べ」はスリー・ドッグ・ナイト(Three Gog Night)の『喜びの世界(Joy to the World)』です。 元はホイト・アクストン(Hoyt Axton)の曲でしたが、スリー・ドッグ・ナイトがこの曲を1970年のアルバム『Naturally』で取り上げ、翌年シングルカ…