2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧
シスコ・バンドの5傑と言われ、ウッドストック・フェスティヴァルで世界中に知れ渡った、カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ(CJF)ですが、この時はすでに終焉に向かっていました。 CFJの結成は1965年に遡りますが、オリジナルメンバーが揃うのは19…
昨日のキネ旬シアターは『歓びのトスカーナ』でした。 監督:パオロ・ヴィルズィ 主演:ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ミカエラ・ラマッツォッティ 制作:イタリア、フランス、2017年公開(日本) イタリアの名匠パオロ・ヴィルズィ監督の作品でイタ…
昨日の続きです。 ザ・バンドの活動休止に伴って、リック・ダンコは早速ソロアルバムの制作に取り掛かりました。そんなん中、もう一人のメンバー、レヴォン・ヘルムもabcレコードと契約し、ソロアルバムの制作に取り掛かりました。そして、リック・ダンコと…
1976年、ザ・バンドの解散が決定的となって、最初にソロアルバムの作成に取り掛かったのがリック・ダンコでした。 ザ・バンド内でライブ活動に慎重なリーダーのロビー・ロバートソンと他のメンバーとの対立が表面化してきて、ロビー・ロバートソンはとう…
今日の自宅シアターは『エヴァの告白』です。原題は『The Immigrant』です。 監督:ジェームズ・グレイ 主演:マリオン・コティヤール、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナー 制作:アメリカ、フランス、2014年公開(日本) 1921年、戦争で両…
昨日の記事の続きです。 lynyrdburitto.hatenablog.com 1973年に、1971年以来活動休止状態で事実上解散同然だったザ・バーズがオリジナルメンバーでリユニオンされるというニュースが入ってきました。 これには驚きました。1971年当時のメンバー…
ザ・バーズについては『ロデオの恋人』までは書いてきましたが、それ以降のことにはあまり触れてきませんでしたので、少し書いてみたいと思います。 lynyrdburitto.hatenablog.com lynyrdburitto.hatenablog.com また主要メンバーのロジャー・マッギンとジー…
今日の自宅シアターは『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』です。 監督:オリヴィエ・ダアン 主演:マリオン・コティヤール 制作:2007年 フランス、イギリス、チェコ エディット・ピアフに関してはそれほど詳しい知識を持ち合わせているわけではありませ…
1989年、また一つのスーパーグループが誕生しました。 アメリカン・ハードロック界の大ベテラン・ギタリスト、テッド・ニュージェント(Ted Nugent,g,vo)、ナイトレンジャー(Night Ranger)のジャック・ブレイズ(Jack Blades,vo,b)、スティクス(Styx)のト…
1980年代の後半から90年代前半かけてのイギリスのHM/HR界は低迷を極めます。NWOBHMは衰退し、代わってグランジ、オルタナティブロックが席巻します。 そんな中、期待されて登場したのが『ライオンズハート』でした。 結成メンバーは次の通りです。 ス…
退院して初めてキネマ旬報シアターに出向きました。本当に久しぶりです。 年間パスポート制度は廃止になってしまいましたので、友の会に入会しました。5本観ると1本無料になるという仕組みです。年会費は2千円です。得なのか損なのか微妙ですが数多く見る…
今日の自宅シアター、またまた古い映画で恐縮です。『かくも長き不在』です。 監督:アンリ・コルピ 主演:アルダ・ヴァリ、ジョルジュ・ウィルソン 制作:フランス 1961年 日本公開1964年 この映画も高校生の頃、映画祭で観た映画ですが、記憶に乏…
「カクタス」は「ヴァニラ・ファッジ」の解散によって、メンバーだったティム・ボガートとカーマイン・アピスがジム・マッカーティーとラスティ・デイを誘って、1970年に結成したアメリカ東海岸のバンドです。 このアルバムは彼らのファーストアルバムに…
新譜が発売される毎にCDを買っているアーティストの一人だったニール・ヤング様でしたが、この数年すっかり不義理をいたしましてご無沙汰してしまいました。何しろ彼の場合、年齢の割にはアルバムの発売間隔が短くて、しかもアーカイブシリーズなどという過…
ライ・クーダーの目茶目茶のファンでもないのですが、何故か、我が家にはファーストアルバムから15枚目ぐらいまでは揃っています。アルバムが発売されると、いつの間にか買っている、そんな感じです。気がついたら傍にいる、私にとっては空気のような無く…
今日紹介しようと思っているのが、「カウボーイ」なのですが、40年も前にいなくなった、それも当時も大した人気でもなかったバンドのCDなどあるわけないよな、と無駄だとは思いながら、Amazonで検索したら、なんと当時(1970年の半ば頃)は外国盤でも…
エリック・クラプトンが自身のファーストソロアルバムで「アフター・ミッドナイト」を取り上げたことで、一躍有名になったのがJ.J.ケール(J.J.Cale)です。 J.J.ケイルはオクラホマ州のオクラホマシティで生まれ、タルサで育ちました。1938年生まれで、早…
クレイジー・ホースと言えばニール・ヤングのバックバンドとして広く知れ渡っていますが、自身でもアルバムを5枚ほど出しています。 その中では何といっても、ダニー・ウィッテンが在籍していたファーストアルバム『Crazy Horse』にとどめを刺します。19…
1979年の4歳(今で言う3歳)牡馬クラシック戦線は、前年の朝日杯3歳ステークスを勝ったビンゴガルー、そして明けて4歳クラシック路線で重賞3連勝のリキアイオーの争いと見られていました。リキアイオーは朝日杯3歳ステークスはビンゴガルーの6着…
今日の映画は『みじかくも美しく燃え』です。 監督:ボー・ヴィーデルベリ 主演:ピア・デゲルマルク、トミー・ベルグレン 制作:スウェーデン、1968年(日本)公開 またまた古い映画で恐縮です。最近CS放送で観ました。この映画も高校生時代に観たもの…
ローリング・ストーンズはデビューアルバムから2005年のスタジオアルバム『A Bigger Bang』まで欠かさず買っていましたが、今回のこのアルバムは何故か買いそびれてしまいました。 ということで、遅ればせながら『Blue & Lonesome』を購入しました。20…
今でも新譜が出ると必ず買うアーティストが何人(何組)かいます。その中の一人が大好きなスティーヴ・ウィンウッドです。彼はスペンサー・デイヴィス・グループやトラフィックのメンバーでしたがトラフィック解散後はソロとして活動しています。その辺のこと…
今まで音楽の記事をいろいろ書いてきましたが、気が付けば日本のミュージシャンについては5組しか書いていませんでした(懐メロは除いて)。加川良の訃報記事、岡林信康、山崎ハコ、シルクロード、それと遠藤賢司の訃報記事、これだけです。 lynyrdburitto.…
ジョー・コッカーと言えば、1970年公開の映画『ウッドストック』での今でいう、派手なエアギターのパフォーマンスで、ビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ」を汗を噴き出しながら、声を絞り上げるように熱唱する姿が頭にこびり付いています。 ウッ…
C.C.Rと言ってわかる人は、今時どれぐらいいるでしょうか。それだけ過去のグループになってしまった感がありますが、1970年頃の彼らの勢いは凄かったのです。「プラウド・メアリー」や「雨を見たかい」など、ヒット曲が多数なので、中には知らずに聴いて…
1970年頃のクラプトンは多忙を極めていました。スティーヴ・ウィンウッドらとのスーパーグループ、「ブラインド・フェイス」の終焉、渡米後「デラニー&ボニー」のツアーに参加、初のソロアルバムの制作、デュアン・オールマンらと「デレク&ザ・ドミノ…
ザ・バーズのリーダーとして、数々のメンバーチェンジを繰り返しながら7年間ザ・バーズを守り抜いてきた男。それがロジャー・マッギンです。 ザ・バーズは1965年のファーストアルバム『ミスター・タンブリンマン』から1971年の最後のアルバム『ファ…
ザ・バーズのオリジナルメンバーのジーン・クラークの幻の名盤と謳われた『ジーン・クラーク』です。通称『ホワイト・ライト』と呼ばれています。 ジーン・クラークは1964年ごろロジャー・マッギン(その頃はジム)と知り合い、さらにデヴィッド・クロス…
今日の映画は『シベールの日曜日』です。 監督:セルジュ・ブールギニョン 主演:ハーディ・クリューガー、パトリシア・ゴッジ、ニコール・クールセル 撮影:アンリ・ドカエ 制作:1962年、フランス 実はこの映画を観るには2度目です。1度目は高校生の…
エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並んでイギリスの三大ギタリストと呼ばれたジェフ・ベックです。 ベックの経歴を大雑把に分けると、ヤードバーズ時代、第1期ジェフ・ベック・グループ時代、第2期ジェフ・ベック・グループ時代、ベック・ボガード&…