今日の「聴き比べ」は若大将こと加山雄三の『夜空の星』です。
この曲は私が加山雄三さんのファンになるきっかけとなった曲でした。1965年の発売で「君といつまでも」のB面でした。当時、ベンチャーズをはじめ日本にもエレキブームが沸き起こり、エレキギターが鳴り響くこの曲に魅了されました。映画『エレキの若大将』では寺内タケシさんがカッコよくギターを弾いていました。
なけなしの小遣いをはたいてレコードを買いました。まだステレオなどありませんから、家にあったポータブル・プレイヤーで夢中になって聴きました。
学校でも私の提案で「学級の歌」に採用され、毎日皆で合唱しました。
親世代以上には加山雄三の楽曲は理解しがたかったようです。「何だこりゃっ」なんてよく言われました。今では自分がその世代でこの頃の曲はなじめません。
そんなこんなで、実に思い出深い曲です。
夜空の星
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
僕の行く所へ ついておいでよ
夜空には あんなに星が光る
どこまでも 二人で歩いて行こう
恋人よ その手をひいてあげよう
約束しよう つなぎ合った指を
離さないと
泣かないで 君には僕がいるぜ
涙なんてふいて 笑ってごらん
僕の行く所へ ついておいでよ
夜空には あんなに星がともる
どこまでも 二人で愛して行こう
恋人よ 幸せ僕があげよう
約束しよう 君とだいた夢は
わすれないと
僕の行く所へ ついておいでよ
夜空には あんなに星がうたう
映画『エレキの若大将』の場面から。寺内タケシもいます。
キャンディーズが歌っています。
アルフィーの凄いアレンジ。
懐かしくて涙が出ます。
それでは今日はこの辺で。