今日のこの1枚はサリ・ショア(Sari Schorr)の『Live In Europe』です。
先日、ロビン・トロワー(Robin Trower)のアルバム『Joyful Sky』を紹介しましたが、そのアルバムでヴォーカルを執っていたのがサリ・ショアです。そのヴォーカルが気に入って、買ってしまいました。
彼女はニューヨーク生まれで、幼いころから音楽に親しみ、特にエラ・フィッツジェラルドやビリー・ホリデイをよく聴きました。その影響でブルースに傾倒し、2015年にかのマイク・ヴァーノンに見いだされデビューに漕ぎつけました。
2016年にファーストアルバム『A Force Of Nature』をリリース、2018年にセカンドアルバム『Never Say Never』をリリースし、2020年に今日の『Live In Europe』がリリースされました。そして2023年にロビン・トロワーのアルバムに参加したのです。
『Joyful Sky』でも迫力あるヴォーカルを披露していましたが、このライヴでも期待を裏切りませんでした。大半がそれまでのアルバムに収められた曲です。ブルース・フィーリング満載です。
ボーナス・トラックでは先日亡くなったミック・ラルフス(Mott The Hoople、Bad Company)の「Ready For Love」も歌ってます。
Live In Europe
01.The New Revolution
02.Demolition Man
03.Ain't Got No Money
04.Turn The Radio On
05.Damn The Reason
06.I Just Wanna Make Love To You
07.Thank You
08.Valentina
09.Back To LA
10.Black Betty
Bonus Tracks. Recorded At BBC Session.
11.Ready For Love
12.King Of Rock And Roll
メンバーは
Vocals – Sari Schorr
Bass, Backing Vocals – Mat Beable
Drums – Roy Martin
Guitar – Martin "Magic" Johnson, Steve Wright
Guitar, Backing Vocals – Ash Wilson
Keyboards – Steve Watts
Keyboards, Backing Vocals – Bob Fridzema
それでは今日はこの辺で。
