生前整理をしていて出てきたレコード。『パン(Pan)』。これはロン・エリオット(Ron Elliott)がボー・ブラメルズ(The Beau Brummels)を解散してから作ったバンドです。以前の記事でも若干触れていましたのですぐに思い出しました。
1973年に結成されたバンド。メンバーは
ロン・エリオット(Ron Elliott,g,vo)
キース・バルボア(Keith Barbour,vo)
アーサー・リチャーズ(Arthur Richards,g,vo)
ヴァル・クリスチャン・ガレイ(Val Christian Garay,g,vo)
シャーマン・ヘイズ(Sherman Hayes,b,vo)
ドン・フランシスコ(Don Francisco.ds,vo)
の6人でした。
Side A
2.Lady Honey
3.The Puppet
4.Garbage Man
5.Ain't Got The Strings
Side B
1.More Than My Guitar
2.Sad Rag Doll
3.Delinga De Mattei
4.Love Glow
5.Dancing To The Band / Dreams
プロデュースはDon Buday, Ron Elliott , Val Christian Garayです。
学生時代にたまたま中古屋で見つけたカットアウト盤です。
このアルバムは今聴いても全く古さを感じさせない、洗練された極上のポップ・フォーク・ロックです。
このバンドはなぜかこの1枚で終わってしまいました。
ロン・エリオットはこの後、一旦ボー・ブラメルズを再結成します。しかし、これも1枚のアルバムをリリースして再び解散します。
そして、もう1枚、生前整理中に出てきたアルバムが『ジャイアンツ(Giants)/Thanks From The Music』です。これがすぐにはピンときませんでした。クレジットを見てようやく思い出しました。1976年にロン・エリオットが新バンドを作ってリリースしたアルバムです。これは情報を得て、輸入盤で手に入れたのだと思います。
メンバーは
ロン・エリオット(Ron Elliott,g,vo)
ジョン・プラタニア(John Platania,g,vo)
ローリー・コーエン(Laurie Kaye Cohen,vo)
カール・ラッカー(Karl Rucker,b)
ブルース・グレイ(Bruce Gary,ds,perc)
の人です。
Side A
1.Thanks For The Music
2.Lousy Day
3.Rock Roadie Road
4.That Love Song
5.Get Off My Back (Bitch)
Side B
1.Ladybug Pond
2.Dare
3.Unemployed
4.Misery
5.Ride
6.Lucky Day
プロデュースはJohn Nagyです。
こちらは打って変わって、ファンキーなロックです。
このバンドも結局この1枚で終わってしまいました。その後はどうしているのか不明です。
ジャイアンツの映像はありませんでした。パンはありました。びっくりです。
Pan - Long Way Home (1973) SideA-1
それでは今日はこの辺で。