今日の「この1枚」はオールマン・ベッツ・バンド(The Allman Betts Band)の『Down To The River』です。
オールマン・ベッツ・バンドとはその名の通り、オールマン・ブラザーズ・バンド(The Alllman Brothers Band,ABB)の創設メンバーの3人、グレッグ・オールマン(Gregg Allman,g,vo)、リチャード・ディッキー・ベッツ(Richard Dickey Betts,g,vo)、ベリー・オークリー(Berry Oakley,b,vo)、ともに既にこの世にはいませんが、その息子たち、ディヴォン・オールマン(Devon Allman)、デュアン・ベッツ(Duane Betts)、ベリー・デュアン・オークリー(Berry Duane Oakley)の3人が中心となって2018年に結成されたバンドです。
メンバーはその他にジョニー・スタチェラ(Johnny Stachela,g,vo)、ジョン・ラム(John Lum,ds)、ジョン・ギンティ(John Ginty,key)、スコット・ブライアン(R. Scott Bryan,ds,perc)の7人でしたが、スコットが2023年に亡くなり、代わりにアレックス・オービソン(Alex Orbison,ds,vo)が加わりました。
元々は2017年のグレッグ・オールマンのトリビュート・コンサートにディヴォンとデュアン・ベッツが競演したことに始まり、二人は度々演奏することになり2018年にバンドを結成することになったのです。
彼らはこれまでに2枚のスタジオアルバムをリリースしています。今日紹介するのは2019年のファースト・アルバムです。このファーストにはチャック・リーヴェル(Chuck Leavell)もゲスト参加しています。
2020年にセカンド・アルバム『Bless Your Heart』をリリースしています。
まさにかつてのABBを聴いているような錯覚に陥ります。サザンロックです。
彼らは一旦活動を停止しましたが、最近再開したようです。
Down To The River
01.All Night
02.Shinin'
03.Try
04.Down To The River
05.Autumn Breeze
06.Good Ol' Days
07.Melodies Are Memories
08.Southern Accents
09.Long Gone
メンバーは
Devon Allman - Vocals, Rhythm Guitar, Lead Guitar, Acoustic Guitar
Duane Betts - Vocals, Rhythm Guitar, Lead Guitar, Acoustic Guitar, Backing Vocals
Berry Duane Oakley - Bass, Backing Vocals
John Ginty - Keyboards
John Lum - Drums
Johnny Stachela - Slide Guitar, Rhythm Guitar, Lead Guitar
Scott Bryan - Percussion, Backing Vocals
ゲストに
Chuck Leavell - Keyboards
Peter Levin - Piano, Organ, Electric Piano
Matt Ross-Spang - Acoustic Guitar, Percussion
BLamar Williams - acking Vocals
リード・ヴォーカルはディヴォンが1,3,4,6,8,9、デュアン・ベッツが2,5,7,9です。
それでは今日はこの辺で。