今日の「この人の、この1枚」はザ・カーター・ブラザーズ(The Carter Brothers)の『The Carter Brothers』です。
このアルバムは1980年、日本のレーベル、Pヴァイン(当時はPヴァイン スペシャル)がザ・カーター・ブラザーズがジュエル・レコードの残した音源をLP化したものです。従って、これは日本独自のアルバムです。日暮泰文さんも凄いことをやっていました。
カーター・ブラザーズはロマン(ROman,b,vo)、アル(Al,g)、ジェリー(Jerry,key)の3兄弟のメンバー構成です。アメリカ・アラバマ州の出身です。
活動を始めたのは1956年です。初のレコーディングは1959年、Rexieレーベルからでした。1964年にジュエル・レコードとの契約が成立しシングルの数枚のレコーディングをしました。このアルバムに収録されているのはこの時の録音です。コールマン・レコードからの「Southern Country Boy」がジュエル・レコードのスタン・ルイスの目に留まり、契約が成立しました。この曲も再発されヒットしました。彼らの魅力は何といってもロマン・カーターの迫力あるヴォーカルです。
The Carter Brothers
Side A
1.Southern Country Boy
2.Why Baby Why
3.What You Say Big Mama
4.So Glad She's Mine
5.Blues On Tour
6.Wrong Number
Side B
1.Boby Trap Baby
2.Don't Pity On Me
3.Woke Up Smiling
4.Roast Possum
5.Cheatin' Woman
6.Booze In The Bottle
それでは今日はこの辺で。