ブックオフで手に入れた中古レコードの続きです。今日は山崎ハコちゃんの『流れ酔い唄』です。300円、美品でした。
私が山崎ハコちゃんのレコードで買い逃していた1枚です。CDは持っているのですがレコードは買っていませんでした。このレコードを見つけた瞬間に即買いでした。
このレコード『流れ酔い唄』は1978年の彼女の4枚目のアルバムです。このタイトル曲が私のお気に入りです。そして「ヨコハマ」も入っています。この頃はまさに暗さ全開です。
「流れ酔い唄」は彼女の最初のシングル盤になった曲です。シングル盤はつのだひろが泣きながらドラムを叩いたといういわくつきですが、アルバムバージョンはハコちゃんの弾き語りです。真っ暗なスタジオで彼女の歌声が聴こえてくるとスタッフがみんな泣いたという、いわくつきの曲だそうです。
「ヨコハマ」は彼女が中学卒業後、大分から上京して横浜に住むようになって、その心境を綴った歌です。
3年前に夫の安田裕美さんを亡くしてからも気丈に頑張っています。またライヴに行きます。
流れ酔い唄
Side A
1.流れ酔い唄
2.罪
3.青信号
4.うちと一緒に
5.ヨコハマ
Side B
1.さいなら
2.今日からは
3.きまぐれ
4.夜明け前
レコーディング・メンバー
Cello – 矢島富雄
Double Bass – 小倉秀一
Drums – つのだひろ
Electric Bass – 後藤次利
Electric Guitar – 松原正樹
Flute – 野田純
Harmonica – 松田幸一
Keyboards – 今井裕, 飯吉肇, 山田秀俊, 大原繁仁
Percussion – 斉藤ノブ
流れ酔い唄
作詞・作曲:山崎ハコ
うちの目にうつるは あんたの嘘だけ
うまいこと言うて 心は別のことを思いよる
それでも責めることは 一つもありゃせん
誰でも弱いうそつき 弱いほどに罪深い
明日のことは言わんと あんたに言うたね
今でもうちは変わらん 明日なんかいらんとよ
それでも顔を見れば 気にかかることばかり
誰でも同じ強がり もがくほどに傷深い
それでも夜になると あんたが忘られん
誰でも弱いうそつき 責めることなどできゃせん
誰でも弱いうそつき 責めることなどできゃせん
やっぱりレコードがいい!
それでは今日はこの辺で。