今日の「この人の、この1枚」はピー・ウィー・クレイトン(Pee Wee Crayton)の『After Hours』です。
ウェストコースト・ブルースの代表的ギタリスト、ピー・ウィー・クレイトン、本名はコニー・カーティス・クレイトン。1914年テキサス州ロックデイルで生まれました。父親の御贔屓のピアニストにピー・ウィーと呼ばれる者がいて、その名にあやかって付けたそうです。
1935年にカリフォルニアに移り、サンフランシスコに定住したころからギターを始めました。チャーリー・クリスチャンのギターを聴いて本格的にギターを始めました。そしてTボーン・ウォーカーと出会い、ショックを受け、夢中でTボーン・ウォーカーの奏法を習いました。
1948年にモダーン・レコードと契約し、デビュー曲「Blues After Hours」が大ヒットしました。ビルボードのR&B部門で1位に輝きました。
その後もインペリアル、ヴィージェイへレコーディングをしています。
今日のアルバム『After Hours』は1960年、クラウン・レコードからリリースされたアルバム『Pee Wee Crayton』を原盤として、日本のビクターから『ロッキン・ウィズ・ザ・ブルース』シリーズの第1号として発売されたものです。ピー・ウィーがモダーン・レコードに残した音源を集めたものです。
Side A
1.Texas Hop
2.Blues After Hours
3.Phone Call From My Baby
4.Tired Of Travelin'
5.California Women
Side B
1.Blues In My Heart
2.Pee Wee's Boogie
3.Old Fashioned Baby
4.Blues For My Baby
5.My Everything
Blues After Hours - Pee Wee Crayton
Pee Wee Crayton, California Women
それでは今日はこの辺で。