ザ・バンド(The Band)の最後の生存メンバー、ガース・ハドソン(Garth Hudson)がとうとう亡くなってしまいました。87歳でした。
これでザ・バンドのメンバーは全員亡くなりました。ガース・ハドソンはキーボード以外にも様々な楽器を使いこなし、バンドの演奏に彩りを添え、貴重な役割を果たしていました。
バンド解散後もソロアルバムの制作やセッション・ミュージシャンとしても活躍しました。吉田拓郎のアルバムにもサックスとアコーディオンで参加しました。若い頃から老人のような雰囲気を醸し出していました。
ザ・バンドのメンバーが全員この世を去りました。
リチャード・マニュエル(Richard Manuel) 1986年没、42歳
リック・ダンコ(Rick Danko) 1999年没、56歳
レヴォン・ヘルム(Levon Helm)2012年没、71歳
ロビー・ロバートソン(Robbie Robertson) 2023年没、80歳
映画『イージーライダー』での挿入曲「The Weight」。ボブ・ディランとのアルバムたち。オリジナルアルバムの数々。映画『ラストワルツ』。リック・ダンコ、レヴォン・ヘルムの来日公演等々、思い出は尽きません。
私のブログにも数えきれないくらい登場しました。
他にもたくさん書いていました。
ロックが輝いていた60~70年代にザ・バンドはグレイトフル・デッド(Grateful Dead)、オールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)と並んでアメリカの3大バンドと呼ばれました。
ロック全盛期を牽引したミュージシャンたちが次々と亡くなっていきます。寂しい限りです。と、嘆く自分も相応の年齢になったと言うことですね。
改めてガース・ハドソンのご冥福をお祈りいたします。合掌。
それでは今日はこの辺で。