今日の「聴き比べ」はズー・ニー・ヴーの『白いサンゴ礁』です。
ズー・ニー・ヴーは1968年に結成されたグループ・サウンズです。メンバーには町田義人がいました。
グループ・サウンズという肩書でデビューしましたが、当時流行り出したフォークを多分に意識していたような気がします。GSブームも陰りが見え始めていた頃です。
ズー・ニー・ヴーといえばこの『白いサンゴ礁』が有名ですが、1970年に発表した『ひとりの悲しみ』が後に尾崎紀世彦の『また逢う日まで』に生まれ変わったことはあまり知られていません。
『白いサンゴ礁』はグループ・サウンズのサウンドというよりはやはりフォーク・クルセダーズを思わせるようなフォーク・サウンドと言った方がしっくりきます。
ズー・ニー・ヴーは町田義人がソロに転向し、1971年に解散します。
白いサンゴ礁
作詞:阿久悠
作曲:村井邦彦
青い海原 群れ飛ぶ鴎
心ひかれた 白いサンゴ礁
いつか愛する 人ができたら
きっと二人で 訪れるだろう
南の果ての 海の彼方に
ひそかに眠る 白いサンゴ礁
まことの愛を 見つけたときに
きっと二人で 訪れるだろう
南の果ての 海の彼方に
ひそかに眠る 白いサンゴ礁
まことの愛を 見つけたときに
きっと二人で 訪れるだろう
町田義人がカバーしました。
岩崎宏美もカバーしています。
それでは今日はこの辺で。