今日の「この人の、この1枚」は岡林信康先生の『岡林信康リサイタルー中野サンプラザ・1975』です。
『CD時代の未発表音源シリーズ』、今回は岡林信康先生です。
2008年から2009年にかけて何故か岡林先生の1960年代後半から1970年代にかけてのライヴ音源が続々とCD化されました。ただ、そのほとんどはこれまでにレコード化されたものや、会員限定の発売、カセットでの発売などいずれも既出のものでした。
その中でただ1点だけ未出の音源がCD化されました。それが『岡林信康リサイタルー中野サンプラザ・1975』です。
これは岡林先生が1971年頃から田舎に引っ込んで、農耕生活を始め、やがて演歌に目覚め、4年ぶりの単独コンサートを開いた時の音源です。
Disc 1
01.チューリップのアップリケ
02.流れ者
03.青い月夜の散歩道
04.橋-実録・仁義なき寄合い
05.春の裾
06.俺らいちぬけた
07.かえり道
08.夜風のブルース
09.影と二人
10.越後獅子の唄
11.サーカスの唄
12.わかれ雨
Disc 2
01.今日をこえて
02.自由への長い旅
03.まるで男のように
04.ゆがんだサングラス
05.誰ぞこの子に愛の手を
06.北酒場
07.浮世節
08.春を運ぶな雪の海
09.雨上りの丘
10.26ばんめの秋
11.風の流れに(美空ひばり)
12.風の流れに
13.月の夜汽車
14.村日記
15.あの娘と遠くまで
木村良夫さんとのアコースティック演奏からバンド演奏、そして仰天、女王美空ひばり登場。過去の楽曲から最近の楽曲、さらにスタンダードな演歌まで織り交ぜながら進行。久しぶりの岡林先生の生の姿に感激した気分が甦ります。確か前から2~3列目で観ていたと思います。生涯忘れることはありません。
映像がこれしかありません。
それでは今日はこの辺で。