今日の聴き比べは庄野真代が歌った『飛んでイスタンブール』です。
この曲は1978年の彼女の最初で最大のヒット曲です。
ちょうど日本の音楽界もフォークからニューミュージックへと移行し始めたころで、そんな時に彼女のちょっとハスキーな歌声はこの曲にピッタリ合致したようです。メロディーもキャッチーで歌詞はエキゾチックで当時流行りだした海外旅行ブームに乗ったのでした。彼女はこのあとも『乾杯モンテカルロ』でヒットを連発しました。

飛んでイスタンブール
作詞:ちあき哲也
作曲:筒美京平
いつか忘れていった こんなジタンの空箱
ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと
そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで
あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて
くれただけ…
おいでイスタンブール
うらまないのがルール
だから愛したことも
ひと踊り風の藻屑
飛んでイスタンブール
光る砂漠でロール
夜だけの パラダイス
胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら
かすり傷のひとつ 残せもしないひと
そしてしょうこりもなく すぐにいたみもぼやけて
今日は今日の顔で 描きあきためぐり逢い
描いてる…
おいでイスタンブール
人の気持はシュール
だからであったことも
蜃気楼 真昼の夢
好きよイスタンブール
どうせフェアリー・テール
夜だけの パラダイス
飛んでイスタンブール
光る砂漠でロール
夜だけの パラダイス
それでは今日はこの辺で。
カバーしたヒトは多数です。
チェリッシュ
まだまだありますがこの辺でお開きに。
それでは今日はこの辺で。