Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

映画『ファンファーレ!ふたつの音』を観る

先日のキネ旬シアターは『ファンファーレ!ふたつの音』でした。

監督:エマニュエル・クールコル

脚本:エマニュエル・クールコル、イレーヌ・ミュスカリ

出演:バンジャマン・ラヴェルネ、ピエール・ロッタン、サラ・スコ

製作:2024年  フランス

 

病気の検査をきっかけに自分が白血病に罹ってていることを知らされた指揮者が、生き別れた弟の存在を知った兄と弟の物語です。

 

世界的な指揮者・ティボはある日の練習でいきなり倒れてしまいます。検査の結果、白血病であるとの診断が下されます。妹にドナー検査を依頼し、結果を待ちます。検査の結果は不適合でした。さらに妹とは血縁関係がないことが判明します。ティボは母親に事情を聴くと、自分は養子であったことがわかり、さらに実の弟がいることを知らされます。

ファンファーレ!ふたつの音』 - 映画レビュー

ティボは早速弟・ジミーに会いに行きます。ジミーは北フランスの、かつては栄えた炭鉱の町の食堂で働いていました。ジミーは自分に兄がいるなどという話は受け入れられません。実はジミーも養子だったのです。養母の説得で兄を受け入れることにし、ドナーとなって骨髄移植も成功します。

 

ティボはお礼方々ジミーを訪ねます。するとそこでジミーが地元の「ワランクール炭鉱楽団」でトロンボーンを演奏していることを知るのです。そしてジミーが絶対音感の持ち主であることがわかるのです。ティボはジミーにもっと上をめざせと励まします。ジミーはその気になってトロンボーンの練習に励み、交響楽団の試験を受けるのですが、見事に落とされます。

ジミーはやけくそになってティボとも口をきかなくなります。そんな時、炭鉱の工場が閉鎖され、そこで働く楽団のメンバーは散り散りになって楽団は解散の危機に直面します。そこでティボは残った楽団のメンバーにコンサートを開こうと提案します。しかしみんなはそんなことできるはずがないと聞く耳を持ちません。しかしティボの情熱が伝わったのか、徐々にメンバーが集まり、ジミーも戻ってきました。演奏曲は「ボレロ」です。

そんな矢先、ティボに重大な異変が起きるのですが・・・。

 

無駄な場面もなく、話はスピーディーに進みます。突然出会った兄弟。その戸惑いと絆の深まりが伝わってきました。

オーケストラの練習風景が新鮮で迫力がありました。

ラストの「ボレロ」の演奏会には思わず涙が溢れてしまいました。

ジミーはレコードコレクターでもあり、クリフォード・ブラウンのレコードもかけてくれるのです。嬉しい。

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それでは今日はこの辺で。