Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

映画『ウィンストン・チャーチル』を観る

今日のキネ旬シアターはウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男でした。

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監督:ジョー・ライト

主演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・トーマス、リリー・ジェームズ

制作:イギリス 2018年公開

 

この映画は1940年5月、ウィンストン・チャーチルが首相に就任してからダンケルクの撤退までの約4週間を扱った映画です。原題は『Darkest Hour』です。

 

第2次世界大戦が勃発し、ナチス・ドイツの侵攻が西ヨーロッパにまで及ぶようになると、それまでの弱腰政策を痛烈に批判されたチェンバレン首相は辞任を決意する代わりに労働党との挙国一致内閣を組閣することを条件としました。チェンバレンも国王のジョージ6世も外相のハリファックスを推しますが本人が固辞。となると労働党に受け入れられる人物はただ一人、海軍大臣ウィンストン・チャーチルだけでした。

しかしチャーチルはそれまでの軍人時代、政治家時代の戦略、政策の失敗を重ねており、周囲からは疑問視されていました。それでも国王から組閣を命じられ首相に任命されました。

チャーチルチェンバレンハリファックス労働党の2人を含む5人で組閣しました。

 

就任早々、ドイツはベルギー、オランダに侵攻し、やがてベルギー陥落、フランス侵攻の危機が迫りました。

イギリス海軍はフランス防衛のために30万人を派遣していましたが、ドイツのフランス侵攻によりダンケルクに封鎖される形になっていました。チャーチルはカレーに残る部隊4000人に対し、ドイツの囮になりよう支持を出します。そしてドイツ軍をカレーに引き付けている間にダンケルクの部隊を救出する作戦を立てました。カレーにいる4000人は犠牲にする作戦です。いわゆるダイナモ作戦と呼ばれた作戦です。

 

チェンバレンハリファックスはドイツとの和平交渉をイタリアの仲介で行う提案をチャーチルに持ち掛けますが、チャーチルは断固戦うと、意見を聞き入れません。

しかしフランスが降伏。目の前にイギリスの危機が迫りました。チャーチルチェンバレンたちの意見に耳を傾けました。そして悩みます。

そんな時、国王がチャーチルを訪ねてきます。そして自分はチャーチルの味方だと囁きます。国王は国民の声に耳を傾けよと示唆します。

勇気を得たチャーチルは街に出て庶民と会話を交わします。庶民はナチスとの和平交渉は絶対反対、最後まで戦う決意はあると訴えます。

チャーチルは国会に戻り演説します。最後まで戦うと。国会は大喝采に揺れます。チェンバレンたちも納得します。

そしてダンケルクの救出は成功します。

 

映画はここまでです。ドキュメンターリー風に描いていますが、途中の描写は事実かどうかは分かりません。

 

この映画は歴史映画とは違ってウィンストン・チャーチルとはどんな人物だったのかということを描いた作品です。頑固で怒りっぽくて、今でいうパワハラなんてものじゃない。しかし言葉は巧、演説は人を酔わせます。

歴史上の評価はおそらく賛否両論でしょう。それでもイギリスがドイツに降伏していたら歴史は変わったかもしれません。タラレバですが。

 

共産主義者帝国主義者。大戦後イギリス労働党政権が植民地を放棄することを痛烈に批判しました。戦後に書いた『第2次世界大戦』はノーベル文学賞を獲りました。私も昔読みましたが、頭に残っていません。長かったことは憶えていますが。

 

ドラマの終わりから、ナチスドイツが降伏するまで約5年間、チャーチルは首相を務めますが、ドイツ降伏後は挙国一致内閣は解消、総選挙で保守党は惨敗。チャーチルは野党党首になり、1951年には首相に復帰します。

 

この作品は第90回のアカデミー賞の6部門にノミネートされ主演男優賞とメイクアップ賞を獲得しました。メイクアップ賞の一人は日本人の辻一弘で主演のゲイリー・オールドマンが直々に頼み込んだらしいです。辻氏はすでにメイクアップは引退していたらしいですが、ゲイリー・オールドマンが辻が引き受けてくれないなら、映画には出ないとまで言ったらしく、そこまで言われるならと引き受けたらしいです。メイクアップというのは凄いですね、誰だかわかりません。

f:id:lynyrdburitto:20180522140630p:plainSir Winston Churchill - 19086236948.jpg

 

 


『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』90秒予告

 

 

それでは今日はこの辺で。

『ホワイト・ストライプス(The White Stripes)』を聴く

ブラック・キーズを聴いていたら、急にホワイト・ストライプス(The White Stripes)が聴きたくなって、CD棚を漁って探し出しました。2枚ほど出て来ました。もう少し別なものを聴きたくなってCD漁りに行ったところ、格安物件を2枚ほど見つけ、買ってしまいました。この癖はなかなか治りません。

 

ホワイト・ストライプスを聴きたくなったのは、ブラック・キーズとバンド編成も音楽内容も似ているからでした。両バンドともギターとドラムの2人編成、そしてガレージ・ブルースロックという共通点があります。

 

ホワイト・ストライプスは1997年、デトロイト出身の姉弟バンドとして結成します。

ジャック・ホワイト(Jack White,vo,g,key,mandlin)

メグ・ホワイト(Meg White,vo,ds,perc)

実はこの二人、姉弟としてデビューしましたが実は元夫婦です。その後二人とも結婚と離婚を経験しています。メグはパティ・スミスの息子と結婚し離婚しています。ジャックはイギリスのスーパーモデル、カレン・エルソンと結婚し離婚。

 

1999年にファーストアルバムThe White Stripesをリリースします。

続いて2000年にはセカンドアルバム『De Stijl』をリリースします。

 

残念ながらこの2枚は持っていません。

 

そして2001年にサードアルバム『White Blood Cells』をリリースします。

このアルバムが今回買った2枚のうちの1枚です。

01.Dead Leaves and the Dirty Ground

02.Hotel Yorba

03.I'm Finding It Harder to Be a Gentleman

04.Fell in Love with a Girl

05.Expecting

06.Little Room

07.he Union Forever

08.The Same Boy You've Always Known

09.We're Going to Be Friends

10.Offend in Every Way

11.I Think I Smell a Rat

12.Aluminum

13.I Can't Wait

14.Now Mary

15.I Can Learn

16.his Protector

17.Jolene *

18.Hand Springs *

*は日本盤ボーナストラック

 

17はドリー・パートンのおなじみの曲。

 

これはガレージ・ブルースというよりは明らかにガレージ・パンクです。それにしても1曲目からド迫力で一気に引き込まれます。曲は長くても3分、短いのは1分未満です。

このアルバムはカントリーシンガーのロレッタ・リンに捧げられたものです。ホワイト・ストライプスの音楽性はアメリカの音楽、カントリー、ブルース、ソウル、フォークなどの音楽をパンク・ガレージ風に料理した感じです。

このアルバムが日本でのデビュー盤であり、彼等の出世作になりました。イギリスをはじめ世界中でヒットしました。

ボーナストラックの「ジョリーン」はすばらしい。

 

続いて2003年に『Elephant』をリリースします。

これが今回購入の2枚目です。

01.Seven Nation Army

02.Black Math

03.There's No Home for You Here

04.I Just Don't Know What to Do with Myself

05.In the Cold, Cold Night

06.I Want to Be the Boy to Warm Your Mother's Heart

07.You've Got Her in Your Pocket

08.Ball and Biscuit

09.The Hardest Button to Button

10.Little Acorns

11.Hypnotize

12.The Air Near My Fingers

13.Girl, You Have No Faith in Medicine

14.Well It's True That We Love One Another

 

04はバート・バカラックの曲。

01でグラミー賞ベスト・ロック・ソング賞、アルバムもベスト・オルタナティヴ・ロック・アルバム賞を受賞しました。これによって彼らの人気は不動のものとなりました。

 珍しくメグのリードヴォーカルがあったり、アコースティックナンバーがあったりと聴きやすくなっています。

 

続いて2005年、2007年にそれぞれ『Get Behind Me Satan』『Icky Thump』をリリースします。

 

この2枚は既に何年か前に購入していました。この両アルバム共にベスト・オルタナティヴ・ロック・アルバム賞を受賞しました。

もう随分前に買ったものですが、あまり印象に残っていませんでした。ところが今回改めて聴いてみると、これがいいんですね。人間の感覚なんていい加減なもので、聴く時によってその感じ方が違うのです。こういう経験はいっぱいしているので、1度聴いてつまらないからと売ってしまうと後悔することになります。だから私の場合、なかなか断捨離は出来ません。

なるほど、この2枚の方がブルーステイストというかロック臭さが感じられます。彼らの発言からはロバート・ジョンソンサン・ハウスブラインド・ウィリー・マクテルの名前が良く出てくることからもブルースに対する思い入れもかなりあるのでしょう。それとキンクスレッド・ツェッペリンなどの60~70年代のロック・アーティストの影響も随所に感じられます。最小限の単純なバンド編成でここまでのハードで重厚な音を出してくるのですから恐れ入ります。

とにもかくにも幅広い音楽性とサウンド、それにアヴァンギャルドな一面も持ち合わせており共感が持てます。

 

但し、何年か経って、また聴いた時に同じように感動するかは疑問です。自分にとっての永遠の名盤というものは、それほど数多くは存在しませんから。このホワイト・ストライプスも一時は棚の奥深く眠っていたものですから。

 

ホワイト・ストライプスは残念ながら2011年に正式に解散を表明しました。

 


The White Stripes-Dead Leaves And The Dirty Ground


The White Stripes I think I smell a rat


The White Stripes - Jolene - Lyrics


The White Stripes - Seven Nation Army (Live at Rock Am Ring) (2007)

 

 

それでは今日はこの辺で。

相次ぐ訃報!!

歌手、女優の訃報が相次いでいます。

5月17日に歌手の西城秀樹氏の死が報じられました(5月16日死去)。63歳。

「西城秀樹の傷だらけのローラ」の画像検索結果

 

翌日、女優の星由里子さんの死が報じられました(5月16日死去)。74歳。

「星由里子 千曲川絶唱」の画像検索結果 「千曲川絶唱」の画像検索結果

 

 

そして今日、朝丘雪路さんの死が報じられました(4月27日死去)。82歳。

「朝丘雪路」の画像検索結果

 

いったいどうしたことでしょう。いずれの方も昭和時代を彩ったスターでした。

 

西城秀樹はあまりにも早すぎました。『傷だらけのローラ』『ギャランドゥ』が懐かしいです。新御三家の中では一番のロッカーでした。

 

星由里子さんはなんといっても『若大将シリーズ』でしょうか。澄ちゃんでした。それと忘れられないのが北大路欣也との『絶唱シリーズ』、なかでも第1作の『千曲川絶唱』です。まだ中学生になったばかりの頃だったと思いますが、スクリーンの中の星由里子の美しさに見惚れた覚えがあります。映画も悲劇的で感動しました。

 

朝丘雪路さんといえば私などは大橋巨泉との「11PM」での軽妙なやりとりを思い出します。その時はどのような素性の人なのかわかりませんでした。後になって父親が画家だとか築地の料亭の娘だとか宝塚歌劇団出身だとかを知りました。歌の方は『雨がやんだら』くらいしか知りませんでしたが、この曲は良かったです。

 

芸能関係でいうと、日本のミュージシャンとして5月2日には ザ・スパイダース井上堯之バンド井上堯之氏が亡くなっています。

落語家では立川左談次月亭可朝が3月に。古今亭志ん駒が1月に。

俳優では日活の川地民夫氏、大杉漣氏、左とん平氏が2月に。夏木陽介氏が1月に。

海外ではセシル・テーラーが4月に、ジーノ・ロートが2月に、フランス・ギャルが1月に。

私の簡単な備忘録に記載されている訃報記事が、芸能関係に限っただけでも今年に入ってからこれだけありました。人間の死は避けようがありませんが。

長く生きていると、こういう場面に遭遇するのは致し方ありませんが、それにしてもこう立て続けに、逝かれると悲しいことこの上なしです。

 

暫くこのようなことがないように祈るばかりです。

 

ご冥福をお祈りします。合掌。

 

 

 

『ブラック・キーズ(The Black Keys)』まとめて3枚

なぜかブラック・キーズ(The Black Keys)がいたく気に入ってしまい、まとめて3枚も買ってしまいました。

このバンドは凄い、まさに現代版ガレージ・ブルースロックです。

lynyrdburitto.hatenablog.com

まず1枚目は2003年発表のセカンドアルバム

『Thickfreakness』

01.Thickfreakness

02.Hard Row

03.Set You Free

04.Midnight in Her Eyes

05.Have Love, Will Travel

06.Hurt Like Mine

07.Everywhere I Go

08.No Trust

09.If You See Me

10.Hold Me in Your Arms

11.I Cry Alone

 

メンバーは

ダン・オーバック(Dan Auerbach,g,b,vo)、

パトリック・カーニー(Patrick Carney,ds)

の二人組です。

 

続いては2006年発表の4枚目のアルバム

『Magic Potion』

 

01.Just Got To Be

02.Your Touch

03.You're the One

04.Just a Little Heat

05.Give Your Heart Away

06.Strange Desire

07.Modern Times

08.The Flame

09.Goodbye Babylon

10.Black Door

11.Elevator

 

メンバーは変わらずです。

 

最後は今のところ彼らの8枚目で最新作、2014年発表です。

『Turn Blue』

 

01.Weight of Love

02.In Time

03.Turn Blue

04.Fever

05.Year in Review

06.Bullet in the Brain

07.It's Up to You Now

08.Waiting on Words

09.10 Lovers

10.In Our Prime

11.Gotta Get Away

 

メンバーは変わらずです。

参加ミュージシャンとして

ブライアン・バートン(Brian(Danger Mouse)Burton,key,p)

Regina, Ann, and Alfreda McCrary(backing vocals on 1-3,9)

 

ブラック・キーズは5枚目のアルバム『Attack & Release』あたりから人気が出始め、6枚目の『Brothers』は全米で3位のプラチナ、7枚目のEl Caminoは全米2位のプラチナ、そして最新作の『Turn Blue』ではとうとう全米1位を獲得、全英でも2位でゴールドディスクを獲得しました。2013年にはグラミー賞の4部門で受賞しました。

このように海外では絶大な人気を誇っていますが、日本では今一つパットしません。それもそのはず、日本ではブルース系のロックは全く人気が出ません。これは伝統的なものですから致し方ありません。私にとってはそのほうが都合がいいのです。あまり売れると食指が動きませんので。

 

今回購入した最初の2枚は、基本は同じで、ヘヴィーでダーク。これにつきます。グイグイ引き込まれます。

最新作は幾分垢抜けて、サイケデリックなポップなアルバムになっています。ラストは明るいロックンロールで締めくくり。新しいバンドに生まれ変わったような印象を受けました。

 まだそれぞれ通して1回聴いただけですからよくわかりませんが、これから聴き込みます。

これでブラック・キーズも5枚も買ったことになります。何故か飽きません。聴けば聴くほど奥行きが深いというか、謎が多いバンドです。当分楽しめそうです。

 

 

 


Thickfreakness - The Black Keys (Audio Only)


The Black Keys - Just Got To Be


The Black Keys - Turn Blue [Official Audio]


The Black Keys - Weight of Love [Official Audio]

 

それでは今日はこの辺で。

驚いた リトル・ウィリーズ(The Little Willies)

ノラ・ジョーンズが参加したバンドだと言うので、何も予備知識がないまま買ってしまったリトル・ウィリーズ(The Little Willies)

ノラが参加しているので当然ジャズ系のバンドだと思っていたのですが、聴いてみてびっくり。カントリーバンドでした。何しろ、ノラのアルバムを聴いたのも最近のことですから、このバンドの存在も知りませんでした。

アルバム名も『The Little Willies』。2006年の作品です。

 

01. Roly Poly

02. I'll Never Get Out of This World Alive

03. Love Me

04. It's Not You It's Me

05. Best of All Possible Worlds

06. No Place To Fall

07. Roll On

08. I Gotta Get Drunk

09. Streets of Baltimore

10. Easy As The Rain

11. Tennessee Stud

12. Night Life

13. Lou Reed

 

メンバーは

ノラ・ジョーンズ(Norah Jones,p,vo)

リー・アレキサンダー(Lee Alexander,b)

ジム・カンピロンゴ(Jim Campilongo,g)

リチャード・ジュリアン(Richard Julian,g,vo)

ダン・ライザー(Dan Rieser,ds)

プロデュースはリー・アレキサンダーです。

 

01はカントリーの定番、02はハンク・ウィリアムズ、08,12はウィリー・ネルソン、05はクリス・クリストファーソン、06はタウンズ・ヴァン・ザント、そして03はプレスリーのレパートリー、09はグラム・パーソンズがアルバム『GP』で取り上げ、エミルー・ハリスとデュエットした曲です。

 

ウィリー・ネルソンに敬意を表してバンド名をつけるほどのカントリー好きのメンバーが集まってできたバンドです。

とにかく楽しそうに演奏しています。ノラ・ジョーンズもジャズを歌っている時とはまた違った魅力がありますが、純粋にカントリーではなく全体にジャズ・フレーバーがふりかけられているような、ゆったりと落ち着けるアルバムに仕上がっています。

 

6年後の2012年にはバンドのセカンドアルバム『For the Good Times』を発表しているようです。

ここではウィリーは勿論、ジョニー・キャッシュクリス・クリストファーソンドリー・パートン、ロレッタ・リンなどを取り上げているようです。

また聴きたくなってしまいました。いくらお金があっても足りません。

 


The Little Willies - Gotta Get Drunk


The Little Willies : Roly Poly


The Little Willies -- Streets Of Baltimore


Norah Jones - Love Me - The Little Willies

 

それでは今日はこの辺で。

『AC/DC/悪魔の氷(Black Ice)』格安入手

何年ぶりでしょう! AC/DCを聴くのは。最後に聴いたのは確か『地獄のハイウェイ(Highway to Hell)』『Back In Black』あたりだったと思います。レコード棚を引っ張り出せば判りますが、たぶんその辺でしょう。1970年代の終わり頃か1980年頃でした。別にAC/DCが詰まらなかったわけでもなく、ただ彼らが売れすぎたというのと、その頃他に聴きたいものがたくさんあって、自然に遠ざかってしまったということだと思います。なにしろひねくれものですから、あまりに人気が出ると敬遠してしまいます。困った性分です。

先日、中古レコード屋さんでCDを漁っていたところAC/DC『Black Ice』が格安で売られているのを見つけました。発売年を見ると2008年とありました。その頃までやっていたんだということに驚くとともに、実に8年ぶりだという事にも二重の驚きでした。これは格安ということもあり、買わない手はないなと思い買ってしまいました。

01.Rock 'n' Roll Train

02.Skies on Fire

03.Big Jack

04.Anything Goes

05.War Machine

06.Smash 'n' Grab

07.Spoilin' for a Fight

08.Wheels

09.Decibel

10.Stormy May Day

11.She Likes Rock 'n' Roll

12.Money Made

13.Rock 'n' Roll Dream

14.Rocking All the Way

15.Black Ice

 

メンバーは

ライアン・ジョンソン(Brian Johnson,vo)

アンガス・ヤング(Angus Young,g)

マルコム・ヤング(Malcolm Young,g)

クリフ・ウィリアムズ(Cliff Williams,b)

フィル・ラッド(Phil Rudd,ds)

プロデュースは敏腕ブレンダン・オブライエン(Brendan O'Brien)です。

 

なんとこのアルバムは世界29か国で1位を獲得し、2008年度の全世界のアルバム売上ランキングで2位になったそうです。相変わらずの人気ですね。

 

実際に聴いてみてびっくりです。40年前と何も変わっていません。ただひたすらロックンロール、ブギの連発です。これだけ頑なに同じ音楽をやり抜くに精神力に脱帽です。

この時のメンバーの内、ヤング兄弟のマルコムは認知症を患った末2017年に亡くなりました。

フィル・ラッドは殺し屋に殺人を依頼した疑いで逮捕。覚せい剤も所持で解雇。

クリフ・ウィリアムズも引退を表明。

現在はヤング兄弟の甥、スティーヴィ―・ヤング(Steve Young,g)とかつてのメンバー、クリス・スレイド (Chris Slade,ds)が加入しています。

ツアーメンバーにはなんとあのアクセル・ローズ(Axl Rose)が参加しているようです。

このアルバムの後、ライブアルバムを挟んで2014年には『Rock or Bust』というアルバムも発表しているようです。驚きです。なんだか欲しくなってしまいました。

ブライアンとクリスは70歳を超えましたが、アンガス・ヤングはまだ64歳、スティーヴィーは63歳です。 考えてみれば彼らの先輩方は、ストーンズ、クラプトン、ディラン等々まだまだ数多く頑張っています。この先も頑張ってほしいものです。

さあ、レコード棚からAC/DCを引っ張り出しましょう。

 


AC/DC - Skies On Fire


AC/DC - Black Ice


AC/DC - Spoilin' for a Fight


ACDC black ice - stormy may day

 

それでは今日はこの辺で。

フィオナ・アップル(Fiona Apple) 3rd入手

調子に乗ってまたまたフィオナ・アップル(Fiona Apple) を買ってしまいました。この人は寡作で今までに4枚しかアルバムを出していません。これで3枚目です。またまた格安です。助かります。

アルバムはサードアルバムで『Extraordinary Machine』です。何と前作から6年経っていました。

 

 

01.Extraordinary Machine

02.Get Him Back

03.O' Sailor

04.Better Version of Me

05.Tymps (the Sick in the Head Song)

06.Parting Gift

07.Window

08.Oh Well

09.Please Please Please

10.Red Red Red

11.Not About Love

12.Waltz (Better Than Fine)

 パーソナルは

Fiona Apple – vocals; piano (tracks 2–8, 11–12)

Mike Elizondo – producer (tracks 2–11); moog bass (tracks 2, 8, 10–11); bass guitar (tracks 3–5, 7, 9); mellotron, fuzz clavinet and drum programming (track 5); clavinet and programming (track 7); guitar (track 9); upright bass (track 10)

Brian Kehew – co-producer (tracks 2–11); guitar (tracks 4, 8, 10–11); keyboard (track 4); fuzz guitar (track 9); Farfisa (track 10)

Jon Brion – producer (tracks 1 and 12); marimba and orchestral arrangement (track 1); bass (track 12)

Ahmir "Questlove" Thompson – drums (tracks 2 and 11)

Keefus Ciancia – keyboards (track 2)

Zac Rae – Chamberlin and Arp string ensemble (track 3); Farfisa (tracks 3 and 4); tack piano and clavinet (tracks 3 and 5); pump organ (tracks 3 and 8); vibraphone (tracks 3, 5 and 9); optigan (tracks 4–5); marimba, celeste and marxophone (track 5); Wurlitzer (tracks 5 and 9); keyboards (track 9)

Abe Laboriel, Jr. – drums (track 3–5, 7–10); percussion (track 4); programming (track 7)

Jebin BruniYamaha Portasound (track 3); 360 Systems (tracks 3–4); Chamberlin (tracks 4–5); keyboards (track 10)

Glenn Berger – flute (track 3); saxophone (tracks 4 and 7)

John Daversa – trumpet and horn arrangements (tracks 4 and 7)

George Thatcher – trombone (tracks 4 and 7)

Roger Joseph Manning Jr. and Dave Palmer – keyboards (tracks 7–8)

Brad Warnaar – French horn (track 8)

Jim Keltner – drums (track 12)

Benmont Tench – organ (track 12)

Patrick Warren – orchestral arrangement (track 12)

 

輸入盤のため日本盤についているボーナス・トラックは無しです。デュアル・ディスクになっていて片面がDVDになっています。お得でした。

 

このアルバム、発売までには紆余曲折があったようです。2002年にレコーディングが開始され、2003年にはジョン・ブライオンのプロデュースの元出来上がったようなのですが、レーベルのソニーは関心を示さずフィオナ・アップルは2004年にマイク・エリゾンドとブライアン・ケヒューのプロデュースでアルバムを作り直します。2005年になるとアルバムがなかなか発売されないことに業を煮やした一部のファンがレーベルに抗議活動を起こし、いくつかの音源をネット上に楽曲を流し始めてしまいました。そしてようやくこの年発売されました。

アルバムはビルボードの7位を記録し自身の最高記録を達成しました。グラミー賞にもノミネートされましたが受賞は出来ませんでした。

 

重たいピアノと暗く叫ぶような、そして呟くようなヴォーカルは不思議な世界に連れて行ってくれます。何故か全く違いますがジョニ・ミッチェルの世界を思い出したりしてました。前作よりは幾分明るくなっているかもしれません。

それでも落ち込んでいる時や疲れているときは避けたほうが良いかもしれません。

フィオナ・アップルの世界、嵌る人はどっぷり嵌まるのでしょうね。

 

この後、第4作が出るまでにさらに7年が経ちます。最新作が2012年の『アイドラー・ホイール』です。それ以後はまだ発表されていません。本当に寡作です。

 


Fiona Apple - Window [lyrics]

 


Fiona Apple - Please Please Please

 


Fiona Apple - O' Sailor


Fiona Apple - Tymps (Live on VH1)