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『ブルース・ピルズ(Blues Pills)』 これは凄い!

2年程前に購入した『ブルース・ピルズ』ですが、今でも飽きずに聴き続けています。これは文句なく凄いです。

ジャケットからしてサイケデリックですが、なんと2011年結成で2014年アルバムデビューのまだ新人?です。スウェーデン、アメリカ、フランスの混成バンドです。スウェーデンを中心にヨーロッパで活躍中です。

メンバーはエリン・ラーソン(Elin Larsson,vo)、ザック・アンダーソン(Zack Anderson,b)、コリー・ベリー(Cory Berry,ds)、ドリアン・ソロウ(Dorian Sorriaux,g)の4人です。コリーとザックは兄弟です。このアルバムリリースの後、コリーが退団しドラムスが替わります。ヴォーカルのエリンは女性です。まるでジャニス・ジョップリン並みの迫力です。新しい感覚のサイケデリック・ブルース・ハード・ロックです。全編を通して、重く、暗く、そして60年代を思わせるリードギターに迫力あるヴォーカル。もう言うことなしです。

そういえばジャニス・ジョップリンが在籍していたビッグ・ブラザー・アンド・ホールディング・カンパニー(Big Brother & Holding Company)のような音です。

    

最後まで息をつかせぬ熱演です。今の時代にこういうバンドに出会えるとは幸運です。

このアルバムはDVDが付属しています。2013年の「Live At Hammer Of Doom Festival」というライブビデオです。これを見たらそれこそひっくり返ります。ジャニスとはまた違ったパフォーマンスで声質もジャニスとは違っていますが、それでも凄い迫力を感じます。

ちなみに、この素晴らしいジャケットのデザインはビートルズやクリームなどのサイケデリック・アートを手掛けた著名なデザイナーらしいです。

去年、新作が出ているのですが残念ながら買っていません。安くなるのを待っているのですが、なかなか安くなりません。手に入れたら早速報告します。

 

それでは今日はこの辺で。