今日の「この人の、この1枚」はディヴォン・オールマン(Devon Allman)のソロ・デビュー・アルバム『Turquoise』です。
ディヴォン・オールマンはご存じの通りグレッグ・オールマン(Gregg Allman)の息子です。グレッグの最初の奥さんとの子供です。その後離婚し母親に育てられました。
10代で音楽を始めましたが、父親に会ったのは10代になってからでその後深く付き合うようになりました。ただし、当初は音楽的には父親の影響はなかったようです。
1996年に自身のバンド、ハニートライブ(Devon Allman's Honeytribe)を結成しますが、2年後に解散。2005年に再結成し2枚のアルバムをリリース。
2011年にはシリル・ネヴィル(Cyril Neville)とマイク・ジト(Mike ZIito)とのスーパーグループ、ロイヤル・サザン・ブラーザーフッド(Royal Southern Brotherhood,RSB)を結成し、一躍スターダムにのし上がりました。このバンドには3枚のアルバムに参加し、その後脱退しています。
RSB脱退後、ディヴォンはソロアルバムを制作します。その最初のアルバムが今日紹介している『Turquoise』です。後期のオールマン・ブラザーズ・バンドにも通じるサザンロックやブルースロック、ソウルなどバラエティに富んだいながら現代風に洗練されたアルバムで聴きごたえ十分です。レコーディングメンバーもルーサー・ディッキンソンやサマンサ・フィッシュなど豪華です。
その後、2枚のソロアルバムをリリースし、2018年にはデュアン・ベッツ(ディッキー・ベッツの息子)、ベリー・デュアン・オークリー(ベリー・オークリーの息子)などとオールマン・ベッツ・バンド(The Allman Betts Band)を結成しました。今までに2枚のアルバムをリリースしています。
Turquoise
01.When I Left Home
02.Don't Set Me Free
03.Time Machine
04.Stop Draggin My Heart Around
05.There's No Time
06.Strategy
07.Homesick
08.Into The Darkness
09.Key Lime Pie
10.Yadira's Lullaby
11.Turn Off The World
メンバーは
Lead Vocals, Lead Guitar, Rhythm Guitar – Devon Allman
Backing Vocals – Adam Hill, Pete Matthews, Rueben Williams, Samantha Fish
Bass – Myles Weeks
Drums, Percussion – Yorinco Scott
Lead Guitar – Bobby Schneck Jr.
Lead Guitar, Slide Guitar – Luther Dickinson
Organ – Rick Steff
Saxophone – Ron Holloway
Vocals – Samantha Fish
プロデュースはJim Gainesです。
それでは今日はこの辺で。