2022-08-17

聴き比べ　バディ・ホリーの『イッツ・ソー・イージー(It's So Easy !)』

今日の「聴き比べ」はバディ・ホリー(Buddy Holly)の『イッツ・ソー・イージー(It's So Easy !)』です。

１９５８年、クリケッツ(The Crickets)名義としては最後のシングル盤となった曲です。バディ・ホリーとノーマン・ぺティ(Norman Petty)による曲です。残念ながらチャート・インは果たせませんでしたが、後にリンダ・ロンシュタッド(Linda Ronstadt)がカバーして大ヒットとなり、再びバディ・ホリーの名前を世に知らしめました。

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It’s So Easy

By Buddy Holly, Norman Petty

It's so easy to fall in love

People tell me love's for fools

So here I go, breaking all of the rules

It seems so easy

Ohh, so doggone easy

Mmm, it's seems so easy

Where you're concerned, my heart has learned

It's so easy to fall in love

Look into your heart to see

What your love book has set apart for me

It seems so easy

Ohh, so doggone easy

Mmm, it's seems so easy

Where you're concerned, my heart has learned

It's so easy to fall in love

Well, it's so easy

Mmm, so doggone easy

Mmm, it's seems so easy

Well, where you're concerned, my heart has learned

It's so easy to fall in love

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リンダ・ロンシュタッドです。アルバムは『夢はひとつだけ(Simple Dreams)』です。

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それでは今日はこの辺で。

2022-08-16

この人の、この１枚『ライチャス・ブラザーズ(The Righteous Brothers)／Greatest Hits』

音楽Ｒ＆Ｂソウルこの１枚シリーズロック

今日の「この人の、この１枚」はライチャス・ブラザーズ(The Righteous Brothers)の『Greatest Hits』です。当時の日本盤タイトルは『栄光のライチャス・ブラザーズ』です。

「アンチェインド・メロディ(Unchained Melody)」で日本でも人気のあったブルー・アイド・ソウルの代表的グループです。

ライチャス・ブラザーズはビル・メドレー(Bill Medley)とボビー・ハットフィールド(Bobby Hatfield)、二人のデュオ・グループです。兄弟ではありません。

ビルは１９４０年、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。ボビーは１９４０年、ウィスコンシン州ビーバーダム生まれ。

ビルはハイスクール卒業と共に音楽活動を開始、地元のバンド、パラモアズ(The Paramours)に参加。レコードも３枚のシングルをリリースしました。しかし、彼はこのバンドを脱退します。それは同じパラモアズに在籍していたボビーに出会ったことでした。二人は意気投合し、デュオを組もうということでグループを辞めたのです。１９６２年のことでした。ライチャスとは「正しい」ということで「正統なソウル」といった感じでしょうか。

１９６３年にはムーングロウ・レコードと契約し早速レコード・デビューしました。ファースト・アルバムは『Right Now !』でした。その後も２枚のアルバムとシングルを出しますが、今一つヒットに繋がりませんでした。

そんな時にかのフィル・スペクター(Phil Spector)と知り合います。フィルは彼らの歌唱に惚れ込み、自身の設立したフィレス・レコードと契約し、１９６４年にリリースしたシングル「降られた気持ち(You've Lost That Lovin' Feelin')」が大ヒット。

その後はヒットを連発、白人ソウルの頂点を極めます。

１９６６年にヴァーヴ・レコードに移籍した問題でフィルと訴訟問題になります。金銭による解決を図りました。

ヴァーヴでは「ソウル＆インスピレーション(Soul & Inspiration)」がナンバー・ワンヒットに輝きましたが、それ以降ヒットに恵まれず、１９６８年にビルはソロに転向、ボビーはジミー・ウォーカーとデュオを継続させましたが、１９７１年に解散します。１９７４年にビルとボビーで再結成しますが、かつての勢いはありませんでした。

それでも彼らの楽曲は歌い継がれていきました。１９９０年には映画『ゴースト　ニューヨークの幻』で「アンチェインド・メロディ」が使用されリバイバル・ヒットとなりました。

lynyrdburitto.hatenablog.com

このアルバムは彼らの全盛期の曲を集めた、まさに「栄光のライチャス・ブラザーズ」です。

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Greatest Hits

Side A

1.Unchained Melody

2.You've Lost That Lovin' Feelin'

3.White Cliffs Of Dover

4.Georgia On My Mind

5.(I Love You) For Sentimental Reasons

6.You'll Never Walk Alone

7.Just Once In My Life

Side B

1.(You Are My) Soul And Inspiration

2.He

3.Ebb Tide

4.See That Girl

5.Hung On You

6.Guess Who

7.The Great Pretender

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それでは今日はこの辺で。

2022-08-15

聴き比べ　バディ・ホリーの『It Doesn't Matter Anymore』

音楽ロックウェストコーストロック女性ヴォーカル聴き比べ

今日の「聴き比べ」はバディ・ホリー(Buddy Hollyの『It Doesn't Matter Anymore』です。

バディ・ホリーの１９５９年リリースの曲です。バディ・ホリーが亡くなる１カ月ほど前の発売でした。作ったのはポール・アンカ(Paul Anka)でした。

多くの人がカバーしました。

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It Doesn't Matter Anymore

By Paul Anka

There you go and baby, here am I

Well you left me here so I could sit and cry

Well Golly gee what have you done to me

Well I guess it doesn't matter anymore

Do you remember baby, last September

How you, held me tight each and every night

Well oopsie daisy, how you drove me crazy

But I guess it doesn't matter anymore

There's no use in me a-crying

I've done everything

And now I'm sick of trying

I've thrown away my nights

And wasted all my days over you

Well you go your way, and I'll go mine

Now and forever 'till the end of time

I'll find somebody new and baby

We'll say we're through

And you won't matter anymore

There's no use in me a-crying

I've done everything

And now I'm sick of trying

I've thrown away my nights

And wasted all my days over you

Well you go your way, and I'll go mine

Now and forever 'till the end of time

And I'll find somebody new and baby

We'll say we're through

And you won't matter anymore

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ポール・アンカもセルフ・カバーしています。

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ここでもリンダ・ロンシュタッド(Linda Ronstadt)姉御がカバーしています。

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そしてエヴァ・キャシディ(Eva Cassidy)です。素晴らしい！

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それでは今日はこの辺で。

2022-08-14

秋元順子の『encore～Jazz Stnadard』

音楽ジャズジャズヴォーカル女性ヴォーカルこの１枚シリーズ

秋元順子さんの『encore～Jazz Stnadard』を入手しました。

中古レコード屋さんでＣＤ・レコード漁りをしていると、ジャズ・ヴォーカルのコーナーでこのＣＤを見つけました。

秋元順子？、しばらく気がつかなかったのですが、そういえば何年か前に『愛のままで』という曲が大ヒットした、遅咲きのシンガーがいたことを思い出しました。

ジャズのスタンダードのカバー集ですが、その収録曲を見て、試しに買ってみようかということで買ってしまいました。何しろ大好きな『シェルブールの雨傘』を歌っているのです。それだけでも買う価値があるというものです。結果、正解でした。私はこの手のハスキーな声はどちらかというと好きな方で、年齢を感じさせない若々しい声で、歌のほうもスウィング感も十分で儲けものでした。残念ながら『シェルブールの雨傘』は私には今一つでした。それでもその他のナンバーは聴きごたえがありました。

encore 〜ジャズ・スタンダード〜

01.ベサメ・ムーチョ

02.ミスティ

03.枯葉

04.君去りしのち

05.マンマ

06.サマータイム

07.恋人よ我に帰れ

08.シェルブールの雨傘

09.素敵なあなた

10.君にそっくり

11.慕情

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それでは今日はこの辺で。

2022-08-13

アリソン・ムーラー(Allison Moorer)『Alabama Song』入手

音楽ロックカントリーロックオルタナティブ女性ヴォーカルこの１枚シリーズ

ようやくアリソン・ムーラー(Allison Moorer)のデビュー盤『Alabama Song』を入手しました。

１９９８年の作品です。まだまだカントリーでした。やっぱりいいですね。１９７２年生まれですから、この時まだ２６歳です。

不幸な生い立ちですが、姉のシェルビー・リン(Shelby Lynn)と共に頑張っています。その辺りの経緯については何度か書いていますので省略します。

lynyrdburitto.hatenablog.com

Alabama Song

01.Pardon Me

02.Long Black Train

03.Alabama Song

04.Call My Name

05.The One That Got Away (Got Away With My Heart)

06.I Found A Letter

07.Easier To Forget

08.Set You Free

09.A Soft Place To Fall

10.Tell Me Baby

11.Is Heaven Good Enough For You

パーソナルは

Allison Moorer – lead vocals

Richard Bennett – acoustic guitar, electric guitar, hi-string acoustic guitar

Ashley Cleveland – background vocals

John Cowan – background vocals

Chad Cromwell – drums

Eric Darken – percussion, tambourine

Dan Dugmore – dobro, pedal steel guitar

Kenny Greenberg – acoustic guitar, electric guitar, gut string guitar

Tim Lauer – harmonica, harmonium, Hammond organ

Larry Marrs – bass guitar, background vocals

Buddy Miller – background vocals

Greg Morrow – drums

Louis Dean Nunley – background vocals

Rick Plant – banjo, acoustic guitar, electric guitar

Dave Pomeroy – bass guitar

Louise Red – background vocals

Michael Rhodes – bass guitar, tic tac bass

John Wesley Ryles – background vocals

Joe Spivey – fiddle, acoustic guitar

Harry Stinson – drums, percussion, background vocals

Russ Taff – background vocals

Dennis Wilson – background vocals

Glenn Worf – upright bass

プロデュースは Kenny Greenberg, Doyle Lee Primmです。

10を除いて全てオリジナルです。

彼女のアルバムについては遡りながら聴く感じになっていますが、このデビュー当時の新鮮さにも癒されます。

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それでは今日はこの辺で。

2022-08-12

聴き比べ　バディ・ホリーの『ノット・フェイド・アウェイ(Not Fade Away)』

音楽ロックブリティッシュロックウェストコーストロック聴き比べ

今日の「聴き比べ」はバディ・ホリー(Buddy Holly)の『ノット・フェイド・アウェイ(Not Fade Away)』です。

今日の「聴き比べ」はバディ・ホリーとクリケッツ(The Crikets)の１９５７年のヒット曲です。全米１０位でした。

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Not Fade Away

By Buddy Holly, Norman Petty

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

I'm a-going to tell you how it's going to be

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

You're gonna give your love to me

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

I want to love you night and day

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

You know my love will not fade away

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

A-well, you know my love will not fade away

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

My love a-bigger than a Cadillac

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

I try to show it and you drive a-me back

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

Your love for me got to be real

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

For you to know just how I feel

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

A love for real, not fade away

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

I'm a-going to tell you how it's going to be

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

You're gonna give your love to me

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

I want to love you night and day

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

You know my love will not fade away

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

A-well, you know my love will not fade away

(Ooo-bop, wop-bop-bop)

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ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)が１９６４年にヒットさせました。

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グレイトフル・デッド(grateful Dead)が１９７１年のライヴ盤でカバーしています。

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それでは今日はこの辺で。

2022-08-11

この人の、この１枚『パーシー・スレッジ(Percy Sledge)／男が女を愛する時(When A Man Loves A Woman)』

音楽Ｒ＆Ｂソウルこの１枚シリーズロック

今日の「この人の、この１枚」はパーシー・スレッジ(Percy Sledge)の『男が女を愛する時(When A Man Loves A Woman)』です。

このタイトル曲の大ヒットで知られるパーシー・スレッジは１９４１年、アラバマ州レイトンの生まれです。ハスキーな声でバラードを得意としたシンガーでした。

２０歳のころにアラバマ州で活躍していたバンド、ジ・エクスワイヤーズ・コンボに参加しました。この時期に、メンフィスでＲ＆ＢのＤＪをしていたクイン・アイヴィー(Quin Ivy)にスカウトされソロ・シンガーとして独立したのです。

クイン・アイビーはスタジオも所有しており、ここでパーシーのデビュー曲を録音しました。その曲というのがあの「男が女を愛する時(When A Man Loves A Woman)」だったのです。これが大ヒット、ビルボードのポップとＲ＆Ｂ部門の両方で１位を獲得したのです。１９６６年のことでした。

その年に同名タイトルのアルバムをリリースしました。このアルバムもビルボードのＲ＆Ｂ部門で２位、総合で３７位になりました。日本発売は１９７２年でした。

その後も６０年代にはヒットを飛ばしましたが、７０年代になると低迷しました。しかし、そんな彼を救ったのがやはり「男が女を愛する時」だったのです。１９８７年にイギリスでこの曲が再びヒットし、全英で２位になりました。また映画でも何度か主題歌として使用されました。また数多くのミュージシャンにカバーされました。

２０１４年に肝臓がんで亡くなりました。７３歳でした。

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