今日は2010年前後の2つのスーパーグループです。
Black Country Communion
ブラック・カントリーは
グレン・ヒューズ(Glenn Hughes,vo,b 元Deep Purple)
ジョー・ボナマッサ(Joe Bonamassa,g ブルース・ギタリスト)
デレク・シェリニアン(Derek Sherinian,key 元ドリーム・シアターその他)
ジェイソン・ボーナム(Jason Bonham,ds ジョン・ボーナム(ツェッペリン)の息子)
以上のメンバーからしてスーパーグループです。
ファーストアルバムは『Black Country Communion』です。
レッド・ツェッペリンやディープ・パープルのような70年代のハードロックを思わせます。ジョー・ボナマッサも昔のようにゴリゴリのブルースではなく最近ではすっかりハードロック志向になっており、グレンとの相性もいいようです。
私個人としてはもう少しブルース寄りのアルバムにして欲しかったというところでしょうか。グレンもブルースアルバムを出していることですし。
続いて2枚目、3枚目と出しているようですが、まだ買えていません。見つけたら即買います。
『2』『Afterglow』その他にライブ盤『Live Over Europe』
次にチキンフットです。こちらは
サミー・ヘイガー(Sammy Hagar,vo 元ヴァン・ヘイレン)
ジョー・サトリアーニ(Joe Satriani,g スーパー・ギタリスト ディープ・パープルなど)
マイケル・アンソニー(Michael Anthony,b 元ヴァン・ヘイレン)
チャド・スミス(Chad Smith,ds 元レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
こちらも負けず劣らずメンバーだけでもスーパーグループです。
ファーストアルバムは『Chickenfoot』です。
こちらも予想された通りのハードロックでした。ツェッペリンとヴァン・ヘイレンが混じったような感じです。骨太ハードロックの王道です。
その後『ChickenfootⅢ』と『LV』と出していますが買えていません。見つけたら即買いです。
それにしても、このような現象は彼らもある程度の年齢になってきたということで、70年代の音楽に回帰してきたのでしょうか。ハードロックからNWOBHM、そしてヘヴィ・メタル、スラッシュ、デス、ブラック・メタル、メロハー、メロデス、ニューメタルなどなどと様々に進化してきたハードロックがこのようにかつて一世を風靡した連中によって再びその原点に連れ戻されたととらえてもよいのでしょうか。それとも、ハードロックは廃れることなく脈々と続いてきたという事でしょうか。そんな理屈はどうでもいいことなのですが、私などはやはりブルースに根付いたハードロックは落ち着きます。おじさんロッカー達がブルースやハードロックに戻ってきてくれるのは嬉しいことです。
もう一つ、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ (Them Crooked Vultures) というグループがあってこれもツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズやニルヴァーナやフーファイターズにいるデイヴ・グロールなどが結成したグループがあります。これも音はまだ聴いていませんがハードロックをやっているようです。ニルヴァーナとフー・ファイターズにツェッペリンが混ざるとどうなるのでしょう。見つけたら買ってみようと思っていますが。
それでは今日はこのへんで。