またまた女性ブルースシンガーを見つけました。ジーナ・シシリア(Gina Sicilia)です。彼女のファーストアルバムが『Allow Me to Confess』
です。
- That's a Pretty Good Love
- I Ain't Crazy
- Try Me
- One Of Many
- Pushover
- Rest Of My Days
- Allow Me To Confess
- You Set My Heart On Fire
- There Lies a Better Day
- That Much Further
- When My Ship Comes In
ジーナ・シシリアは1985年、アメリカはペンシルベニア州のフィラデルフィアに生まれました。小さい頃から音楽に親しみのあった家庭に育ち、12歳ごろからは曲を作っていたそうです。16歳の頃にはデビューアルバムに入っている数曲を作曲していたようです。名前からしてイタリア系かもしれません。
そして2007年にこの『Allow Me to Confess』がリリースされました。
プロデュースはギタリストのデイヴ・グロス(Dave Gross)です。
その他のメンバーは
Scot Hornic Upright Bass
Mike Bram Drums
Lance Ong Piano & Organ
Dennis Gruenling Harmonica
V.D.King Rhythm Guiter(7)
Authur Nelison Lead Guiter(6),Mandolin
Mazz Swift Violin
Karel Ruzicka Jr Tenor & Alto Sax
Matt Stewart Trumpet
Rob Chaseman Barltone Sax
Dave Gross Guitar
8曲がオリジナル作品です。
アルバム全体を通して濃厚なブルース、R&Bが続きます。最後の2曲はハワイアンのような曲と静かなバラードで締めくくられます。
声質がブルースに合っているかというと、ちょっと疑問が残りますが、デビューアルバムであることを考えれば良しとしましょう。
ただし以前紹介しましたミーナ(Meena)のデビューアルバムと比べると、どうしても唱法と声質に違和感を感じてしまいます。声が裏返ったところなどはマリア・マルダーを思い起こします。
演奏の方は十分楽しめます。ブルースというよりはR&B色が強いです。
このあとに今日までに4枚ほどアルバムをリリースしていますが、日本では1枚も発売されていません。このアルバムはたまたま安価な中古で見つけたものです。
この後どのように進化したのか、その後のアルバムも聴いてみたいのですが、なかなかお手頃の値段では手に入らないようです。もう少し待ちましょう。
Gina Sicilia - Never Gonna End - Lyric Video
それでは今日はこの辺で。