本日この記事をもってこのブログも500記事達成となりました。全くもって信じられない気持ちです。
何気なく始めて、まさか500記事も、しかも1年以上にわたって続けられるなんて考えもしませんでした。この間、別ブログも2つほど立ち上げました。
これも偏にこの何の役にも立たない自己満足のブログを読んで下さった皆様、スターやコメントを下さった方々のお陰と心より感謝いたしております。誠にありがとうございました。
今年の年初に目標として1年継続と300記事達成を掲げましたが、二つとも達成しており、今のところ次の目標はありません。とりあえず年内いっぱい続けられたらと思っています。
今後は1日1日積み重ねで、気の向くままに書いていきたいと思います。書く気持ちが萎えた時には自然に終わることになるでしょう。
この先も相変わらず役に立たない記事を書いていくことになるでしょうが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
重ね重ね誠にありがとうございました。
と、ここまで目出度い(自分にとってのみですが)記事を書いていたところ、またしても訃報ニュースが入ってきました。
「レディ・ソウル」ことソウル・ゴスペルの女王アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)が亡くなりました。76歳でした。すい臓がんとのこと。まだまだ若いのに残念です。また一人、偉大なる歌手を亡くしました。黒人女性歌手では間違いなく最高峰の一人でした。
アレサ・フランクリンといえば私などにとってはやはりこのアルバムでしょうか。
『貴方だけを愛して(I Never Loved a Man the Way I Love You)』
ここからは多くのヒット曲が生まれますが、一番はオーティス・レディングをカバーした「リスペクト」でしょうか。ビルボード堂々の1位。それに「貴方だけを愛して」「恋のおしえ(Do Right Woman-Do Right Man」などを収録しています。その他にも名曲が目白押しです。アルバムはビルボード2位でした。
あとは月並みですが『グレーテスト・ヒッツ(Aretha's Greatest Hits)』です。
ビートルズの「レット・イット・ビー」、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」、キャロル・キングの「ナチュラル・ウーマン」などを含む、その他のヒット曲が目白押しです。「スパニッシュ・ハーレム」や「小さな願い(I Say A Little Prayer)」なども懐かしいです。
1961年のデビューですがコロムビア時代はさほどの活躍はしていません。1966年にアトランティックへ移籍してから彼女の本領が発揮されました。それほどアトランティックとの相性が良かったのだと思います。アトランティック時代のレコーディングメンバーを見てもアトランティックの力の入れようが伺えます。
グラミー賞を18回も受賞したとか、女性初のロックの殿堂入りとか、彼女の偉業を数えたらきりがありません。一方で12歳で初子を、14歳で第2子を生んで育てたとか、何度も離婚を経験したりと苦労も多かったでしょう。
父親は牧師で、アレサは小さい頃から教会でゴスペルを歌っており、母親がゴスペル歌手だったということもあってゴスペル調の歌唱によって、1960年代後半にソウル界に新しい方向性を見出しました。
アレサ・フランクリンの名前は後世にまで間違いなく残ることでしょう。76歳、少し早すぎた逝去ですが、心よりご冥福をお祈りいたします。合掌。
Aretha Franklin - Respect [1967] (Original Version)
Aretha Franklin - (You Make Me Feel Like) A Natural Woman [1967]
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先日、もう今年は訃報記事を書かなくて済むようにと願ったばかりなのに、何日も経たずにまた書く破目になってしまいました。何ともやりきれない気持ちです。
それでは今日はこの辺で。