リッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones)のこの1枚と言っても、実はこのデビューアルバム『浪漫(Rickie Lee Jones)』しか持っていません。
しかも、私がリッキー・リー・ジョーンズを聴き出したのは、このアルバムが発表されてから随分と経ってからだったと思います。例によって食わず嫌いで、しばらくは聴こうともしませんでした。
このアルバムを聴いたのはおそらくCD時代になってからですから10年程経ってからだと思います。
リッキー・リー・ジョーンズは1954年、シカゴ生まれです。家族の関係で全米各地を転々としました。
1970年代の半ばごろにはロサンゼルスでウェイトレスとして働く傍ら、クラブで歌ったりしていました。そしてトム・ウェイツと知り合い同棲を始めました。
彼女は歌作りもはじめ、彼女が作った「イージー・マネー」がリトル・フィートのロウエル・ジョージのソロアルバム『特別料理』で取り上げられると、その後彼女の4曲入りデモテープがワーナー・ブラザースのプロデューサー、レニー・ワロンカーの目にとまり、そしてデビューアルバムのリリースとなりました。
01.Chuck E.’s In Love
02.On Saturday Afternoons in 1963
03.Night Train
04.Young Blood
05.Easy Money
06.The Last Chance Texaco
07."Danny's All-Star Joint
08.Coolsville
09.Weasel and the White Boys Cool
10.Company
11.After Hours
豪華な参加メンバーは
リッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones, vo, key, perc, g, horn
ドクター・ジョン(Dr. John, key)
マイケル・マクドナルド(Michael McDonald, vo)
ランディ・ニューマン(Randy Newman,synth)
ヴィクター・フェルドマン(Victor Feldman,perc,ds,key)
トム・スコット(Tom Scott,horn)
ラルフ・グリアソン(Ralph Grierson,key)
マイケル・ボディッカー(Michael Boddicker,synthe)
レッド・カレンダー(Red Callender,b)
ニック・デカロ(Nick DeCaro,accord, orchestral arrang)
バジー・フェイトン(Buzz Feiten,g)
チャック・フィンドレー(Chuck Findley,horn)
スティーヴ・ガッド(Steve Gadd,ds)
ランディ・カーバー(Randy Kerber,key)
ニール・ラーセン(Neil Larsen,key)
アーノ・ルーカス( Arno Lucas, vo)
ジョニー・マンデル(Johnny Mandel, orchestral arrang)
アンディ・ニューマーク(Andy Newmark,ds)
ジェフ・ポーカロ(Jeff Porcaro,ds)
レスリー・スミス(Leslie Smith, vo)
マーク・スティーヴンス(Mark Stevens,ds,perc)
フレッド・タケット(Fred Tackett,g,mandolin)
ジョー・トゥラーノ(Joe Turano, vo)
アーニー・ワッツ(Ernie Watts,horn)
ウィリー・ウィークス(Willie Weeks,b)
マシュー・ウィーナー(Matthew Weiner,vo)
プロデュースはレニー・ワロンカー(Lenny Waronker)とラス・タイトルマン(Russ Titelman)です。
ジャケットの写真はノーマン・シーフです。
このアルバムはいきなりビルボードの3位を記録する大ヒットとなりました。シングルの「恋するチャック」は全米4位になりました。最優秀新人歌手でグラミー賞も受賞しました。
ジャズフレーバ―の高いアルバムで、聴けば聴くほど病みつきになるアルバムです。コケティッシュで気怠いな歌声に痺れます。
彼女のその後の活躍は有名です。しかしながら私は何故かアルバムは買っていません。自分でも不思議ですが、そういう巡り会わせなのでしょう。
Rickie Lee Jones - Chuck E's In Love (1979)
Rickie Lee Jones - Young Blood (Lyrics)
それでは今日はこの辺で。