今日の「この人の、この1枚」は引き続きジョン・メイオール & ブルースブレイカーズ(John Mayall & The Bluesbreakers)としての通算5枚目のアルバム『Bare Wires』です。
ブルースブレイカーズ名義の通算5枚目です。1968年にリリースされました。前作からさらにメンバーが変わりました。この間、後にフリー(Free)を結成するアンディ・フレイザー(Andy Fraser)がベース・プレイヤーとして加わったりもしました。結局
ジョン・メイオール(John Mayall,vo, org, p, harmonica, g)
ミック・テイラー(Mick Taylor ,g)
トニー・リーヴス(Tony Reeves,b)
ジョン・ハイズマン(Jon Hiseman ,ds, perc)
このメンバーに落ち着きました。
Side A
1.Bare Wires
2.Where Did I Belong
3.I Started Walking
4.Open A New Door
5.Fire
6.I Know Now
7.Look In The Mirror
Side B
1.I'm A Stranger
2.No Reply
3.Hartley Quits
4.Killing Time
5.She's Too Young
6.Sandy
プロデュースはマイク・ヴァーノン(Mike Vernon)です。
B1がミック・テイラーとジョン・メイオールの共作。
B2がミック・テイラー。
その他はジョン・メイオールです。
このアルバムがブルースブレイカーズとしての最高のイギリスチャート3位、アメリカビルボードで初のチャートイン、59位でした。
A1は全曲メドレーとなっています。
この後、ミック・テイラーが退団。ローリング・ストーンズへ加入します。
ジョン・ハイズマンはジャズロックのコロシアムそしてテンペストを結成します。
こうしてブルースブレイカーズの名前は無くなりますが、ジョン・メイオールはこの後もソロ名義でアルバムを出し続けます。バンド名は無くなりますが多くのミュージシャンが彼のもとで演奏します。キャンド・ヒートからハーヴィ・マンデルやラリー・テイラーも来ます。
ブリティッシュ・ブルース・ロックの巨匠と言っても間違いないでしょう。
現在86歳。まさに超人です。
John Mayall & The Bluesbreakers - I'm A Stranger
JOHN MAYALL'S BLUESBREAKERS / SHE'S TOO YOUNG
それでは今日はこの辺で。