今日の「この人の、この1枚」は引き続きフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)です。彼らのセカンド・アルバム『ミスター・ワンダフル(Mr. Wonderful)』です。
前作から半年ほどでリリースされたセカンド・アルバムです。
Side A
1.Stop Messin' Round
2.I've Lost My Baby
3.Rollin' Man
4.Dust My Broom
5.Love That Burns
6.Doctor Brown
Side B
1.Need Your Love Tonight
2.If You Be My Baby
3.Evenin' Boogie
4.Lazy Poker Blues
5.Coming Home
6.Trying So Hard to Forget
メンバーは
ピーター・グリーン(Peter Green ,vo, g, harmonica)
ジェレミー・スペンサー(Jeremy Spencer ,vo, slide g, p)
ジョン・マクヴィー(John McVie ,b)
ミック・フリートウッド(Mick Fleetwood ,ds)
アディショナル・ミュージシャン は
ダスター・バーネット(Duster Bennett ,harmonica)
クリスティン・パーフェクト(Christine Perfect ,p)
スティーヴ・グレゴリー(Steve Gregory ,alto sax)
デヴィッド・ホワード(Dave Howard ,alto sax)
ジョニー・アーノルド(Johnny Almond ,tenor sax)
ローランド・ヴォーガン(Roland Vaughan ,tenor sax)
クリスティン・パーフェクトは後にジョン・マクヴィーと結婚。チッキン・シャック在籍。
プロデュースはマイク・ヴァーノン(Mike Vernon)です。
A1、A3、A5、B2、B4、B6がピーター・グリーンとクリフォード・アダムスの共作。
A2、B1、B3がジェレミー・スペンサー作。
A4、B5がエルモア・ジェイムス。
A6はトーマス・ブラウン。
セカンドも純粋なブルースアルバムですが、ジェレミー・スペンサーのスライドがエルモアのリフで少々食傷気味です。
ホーン・セクションも取り入れファーストとは違った面も出しています。ピーター・グリーンのギターは相変わらず素晴らしく、ヴォーカルも俄然うまくなりました。
この後、変則的なアルバムが2枚ほどリリースされます。イギリス盤とアメリカ盤と日本盤が入り乱れて、当時は情報不足でよくわからりませんでした。
そのあたりのことは次回ということで。
Fleetwood Mac - Stop Messin' Round
それでは今日はこの辺で。