Flying Skynyrdのブログ

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この人の、この1枚『フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)/ゼン・プレイ・オン(Then Play On)』

今日の「この人の、この1枚」は引き続きフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)です。オリジナル・アルバムとしては3枚目となる『ゼン・プレイ・オン(Then Play On)』です。

 

このアルバムはダニー・カーワン(Danny Kirwan)が加入して初めての正式アルバムとなりました。レーベルもブルー・ホライゾンからリプリーズに変わりました。

このアルバムもいくつかのバージョンがあります。私がたまたま買ったレコードは改定盤でヒット曲の「オー・ウェル」が収録されたバージョンです。

ここではオリジナル・バージョンを紹介します。

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Side A

1.Coming Your Way

2.Closing My Eyes

3.Fighting for Madge

4.When You Say

5.Show-Biz Blues

6.Underway

7.One Sunny Day

 

Side B

1.Although the Sun Is Shining

2.Rattlesnake Shake

3.Without You

4.Searching for Madge

5.My Dream

6.Like Crying

7.Before the Beginning

 

ピーター・グリーン(Peter Green ,vo, g, harmonica)

ジョン・マクヴィー(John McVie ,b)

ミック・フリートウッド(Mick Fleetwood ,ds)    

ダニー・カーワン(Danny Kirwan ,vo, g)

 

プロデュースは Fleetwood Mac

 

A7とB3はアメリカ盤の『English Rose』に収録されていた曲です。

アメリカ盤ではその2曲が省かれて全12曲となっています。

 

ジェレミー・スペンサーがクレジットされていませんが、改定盤の「オー・ウェル(Oh Well)」にはクレジットされています。

 

A1、A4、B1、B4、B5がダニー・カーワン

A2、A5、A6、B2、B6がピーター・グリーン

A3がミック・フリートウッド。

B3がジョン・マクヴィー

 

ピーターとダニーが半々になりました。アルバムもブルース・バンドというよりはロック・バンドになりました。ピーター・グリーンの存在意義が希薄になってきました。

 

この後、ピーター・グリーンはLSDの多量使用で精神疾患に陥り、1970年5月にバンドを離れることになります。

 

ジェレミー・スペンサーダニー・カーワンに後が託されました。そのあたりは次回に回します。

 


Coming Your Way (2013 Remaster)


Closing My Eyes (2013 Remaster)


Although the Sun Is Shining (2013 Remaster)


Rattlesnake Shake (2013 Remaster)

 

それでは今日はこの辺で。