今日の「この人の、この1枚」は引き続きフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)です。5作目のスタジオ・アルバム『フューチャー・ゲーム(Future Game)』です。
前作後、ジェレミー・スペンサーがドラッグで脱退。後任としてまずはジョン・マクヴィーの妻、クリスティン・マクヴィー(Christine McVie,key,vo)がチッキン・シャック(Chicken Shack)を辞めて加入。ギタリストの後任は公募でボブ・ウェルチ(Bob Welch, g,vo)を採用しました。
そして、1971年に『フューチャー・ゲーム(Future Game)』がリリースされます。
Side A
1.Woman of 1000 Years
2.Morning Rain
3.What a Shame
4.Future Games
Side B
1.Sands of Time
2.Sometimes
3.Lay It All Down
4.Show Me a Smile
メンバーは
ダニー・カーワン(Danny Kirwan ,vo, g)
ジョン・マクヴィー(John McVie ,b)
ミック・フリートウッド(Mick Fleetwood ,ds)
クリスティン・マクヴィー(Christine McVie ,key, vo)
ボブ・ウェルチ(Bob Welch ,g, vo)
特別参加
ジョン・パーフェクト(John Perfect – sax on A3)
クリスティンの兄弟です。
プロデュースはFleetwood Macです。
A1、B1、B2はダニー・カーワン。
A2、B4はクリスティン・マクヴィー。
A4、B3はボブ・ウェルチ。
A3は全員。
完全にポップ色の強いロックに変わりました。アメリカ人のボブ・ウェルチの加入が大きかったのでしょう。随分アメリカナイズされた音になりました。
とても初期の頃と同じ名前のバンドとは思えません。
アルバムはビルボードの91位ですが、ゴールド・ディスク認定を受けました。
翌年、ダニー・カーワンの最後となるアルバムが発表されます。それは次回ということで。
それでは今日はこの辺で。