悲しいお知らせです。ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のドラマー、チャーリー・ワッツ(Charles Watts)が8月24日、亡くなりました。80歳でした。先ほど、ネットのニュースで知りました。詳しいことはまだわかっていませんが、家族に見守られながら安らかに逝ったそうです。
彼はストーンズのドラマーであると同時にジャズ・バンドも作っていました。本人名義のアルバムも何枚か出していました。
これでストーンズのオリジナル・メンバーは遂にミックとキースだけになってしまいました。時代の流れを感じます。お疲れさまでした。
謹んでお悔やみ申し上げます。合掌。
さて、今日の「聴き比べ」はチューリップの『サボテンの花』です。
1975年のシングルです。1993年のテレビドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌にもなってリバイバルヒットしました。財津和夫の失恋体験がもとになっているようです。情景が浮かびますね。当時の思い出が走馬灯のように頭をよぎります。
続編の『ひとつ屋根の下 2』でも主題歌として使われました。
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて
君は部屋をとび出した 真冬の空の下に
編みかけていた手袋と 洗いかけの洗たくもの
シャボンの泡がゆれていた
君のかおりがゆれてた
絶えまなくふりそそぐ この雪のように
君を愛せばよかった
窓にふりそそぐ この雪のように
二人の愛は流れた
思い出つまったこの部屋を 僕もでてゆこう
ドアに鍵をおろしたとき なぜか涙がこぼれた
君がそだてたサボテンは 小さな花をつくった
春はもうすぐそこまで
恋いは今終った
この長い冬が終わるまでに
何かをみつけて生きよう
何かを信じて生きてゆこう
この冬がおわるまで
オリジナルから
テレビ・バージョン。財津和夫のソロ。『サボテンの花〜ひとつ屋根の下より〜』
なんと、昭和の御三家、舟木一夫さんがカバーしています。
今は名前も聞かなくなった、大石まどかです。
サボテンの花-大石まどか Saboten'no hana-Madoka Oishi
それでは今日はこの辺で。