今日の「聴き比べ」は岡林信康大先生の『風の流れに』です。
先日紹介した岡林先生の演歌アルバム『うつし絵』から美空ひばり様に提供したもうひとつの曲です。先日の『月の夜汽車』はまさに演歌っぽい曲でしたが、こちらはややフォーク調が混じって、この頃のひばり様が気に入ったのがわかるような気がします。
風の流れに
作詞:岡林信康
作曲:岡林信康
つらい涙は ふかずにずっと
流し続けな 気のすむままに
そうさそのうち 重たい雪も
いつか溶け出し 日の光
むっくり顔出す 青い芽も
嬉しい時は 笑えばいいさ
気のすむままに 思いっきり
そうさ真夏の 真赤な太陽
青い野原も 思いっきり
萌えて繁るよ その時は
山のつつじを 一緒にいつか
摘みに行こうよ 素敵だぜ
咲くも花なら 散るのも花よ
そうさいいんだ いいんだそれで
泣いて笑って ゆくだけさ
まずは岡林先生です。
美空ひばり様です。
二人の競演。
それでは今日はこの辺で。