昨日から引き続きHMVから届いたCDの内、今日は
『Nicki Parrott(ニッキ・パロット)/The Last Tume I Saw Paris(思い出のパリ)』
を紹介します。
私が彼女を知ったのは、以前のブログでも書いた「シェルブールの雨傘」を唄っているのをYou-Tubeでたまたま見つけて、いいな、その内機会があったら買ってみようかなと思っていました。それが先日、近所のジャズ喫茶に行ったときに、偶然彼女のCDがかかっていたのです。ジャズ喫茶のマスターも好きとのことで、これはいよいよ買わなければと、帰宅してネットで探しましたが、さすがに中古盤はなく、しかたなく新品を探しました。最近はよほどのフェバリット・ミュージシャンでない限り、新品でレコード、CDを購入することがありません。無収入者の悲しい性です。ですが、今回は比較的廉価な新品をHMVで見つけて購入すました。
内容は実にいいです。タイトルが示すように、パリの雰囲気満載です。シャンソン(エディット・ピアフ、イヴ・モンタンetc)やミッシェル・ルグラン(「シェルブールの雨傘」「風のささやき」「ロシュフォールの恋人」etc)などをジャズ風にアレンジして歌っています。彼女はベーシストなのでベースを弾きながら歌うところを想像するだけで楽しいです。どちらかというとダイアナ・クラール(Diana Krall)(クラールはピアノですが)のような雰囲気です。ニッキのCDは数多く発売されているので揃えるのは無理ですがももう1枚位欲しいところです。
発売されているレーベルはヴィーナスレコードです。日本のレーベルです。私も何枚かこのレーベルのCDを持っていますが、ムーディーなジャズが多いようなイメージがあります。