今日の「ロックがいっぱい詰まったサントラ盤」は『Revolution』を取り上げたいと思います。
これもおそらく日本未公開ではなかったでしょうか。映画は観ていません。
Side A
1.Revolution - Mother Earth
2.Codine - Quicksilver Messenger Service
3.Superbyrd - Steve Miller Band
4.Your Old Lady - Steve Miller Band
Side B
1.Babe, I'm Gonna Leave You - Quicksilver Messenger Service
2.Without Love - Mother Earth
3.Mercury Blues - Steve Miller Band
4.Stranger In My Home Town - Mother Earth
Side A-1、Side B-2,4はマザー・アースです。マザー・アースは1960年代後半から1970年代前半に活躍したバンドです。サイケデリック・ジャズ・ブルース・ロックバンドです。トレーシー・ネルソンのバンドです。ボズ・スキャッグスも一時期在籍しました。A-1はサイケデリック・ロック、B-2はゴスペル風、B-4はブルース・ロックです。
Side A-2とB-1はクイックシルバー・メッセンジャー・サーヴィスです。このバンドについてはこのブログでも何回か取り上げていますので参考までに。
A-2はバフィー・セント・メリーのカバー曲です。A-2もB-1もオリジナルのアルバムには収録されていません。後にベスト盤で収録されました。
Side A-3,4、Side B-3はスティーヴ・ミラー・バンドです。このバンドについてもこのブログでも何回か取り上げていますので参考までに。A-3,4はサイケデリックなインストナンバー。B-3はお得意のナンバー。lynyrdburitto.hatenablog.com
いずれのバンドもレコードデビュー以前の音源と思われます。当時のサンフランシスコのサイケデリックなバンドを特集したような企画だったのではないでしょうか。
映画の方はドキュメンタリーです。
監督:ジャン・オコーネル
制作:1968年 アメリカ
内容は全く不明です。ただ演奏者が良くて買っただけです。1967年に監督がサンフランシスコのヒッピーたちに対して行ったインタビューをもとに作成したドキュメンタリーのようです。
映画にはカントリー・ジョー&ザ・フィッシュのコンサートの模様も写されていたようですがサントラ盤には入っていません。
これらの音源がどのように使われたのか興味があります。
何とCD化されていました。国内版はなさそうです。
Mother Earth - Revolution (by EarpJohn)
Quicksilver Messenger Service - Codine (by EarpJohn)
Steve Miller Band - Mercury Blues (by EarpJohn)
Steve Miller Band - Your Old Lady (by EarpJohn)
それでは今日はこの辺で。