Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

この人の、この1枚『スティーヴ・ミラー(Steve miller)/ロック・ラヴ(Rock Love)』

今日の「この人の、この1枚」は引き続きティーヴ・ミラー(Steve miller)です。6枚目のアルバムとなる『ロック・ラヴ(Rock Love)』です。

 

1971年、スティーヴ・ミラーは交通事故で首を骨折しました。そしてしばらくの休養の後、変則的なアルバム『ロック・ラヴ(Rock Love)』を発表しました。片面がライヴで片面がスタジオ・レコーディングです。

メンバーはティム・デイヴィスも去ってオリジナルメンバーは誰もいなくなりました。新しく加入したのはロス・ヴァロリー(Ross Valory ,b)ジャック・キング(Jack King ,ds)です。但し、ライヴ面には前作までメンバーだったボビー・ウィンクルマン(Bobby Winkelman ,g,vo)が参加しています。

f:id:lynyrdburitto:20200715100228j:plain f:id:lynyrdburitto:20200715100257j:plain

 

Side A

1.The Gangster Is Back

2.Blues Without Blame

3.Love Shock

 

Side B

1.Let Me Serve You

2.Rock Love

3.Harbor Lights

4.Deliverance

 

メンバーは

ティーヴ・ミラー(Steve Miller ,g, vo)

ロス・ヴァロリー(Ross Valory ,b)

ジャック・キング(Jack King ,ds)

 

B2,B3にはボビー・ウィンクルマン(Bobby Winkelman ,g,vo)

B2にはデヴィッド・デニー(David Denny,g)がそれぞれ参加しています。デヴィッド・デニーは後にバンドのメンバーになります。

 

プロデュースはティーヴ・ミラーです。

 

全曲スティーヴ・ミラー作です。

A面のライヴはA1とA2がハリウッド・ボウルでのライヴ・レコーディング、A3はパサデナでのライヴ・レコーディングです。

A2はスローブルース。

A3は12分にも及ぶ白熱のライヴ。

 

このアルバムはビルボードの82位とこれまでのアルバムと比較すると精彩を欠きました。個人的には好きなアルバムです。特にA面のライヴはそれまでライヴ・アルバムが無かったので初めてスティーヴ・ミラーのステージ風景を観られた気がして満足でした。

 

翌年に再びメンバーを入れ替えてアルバムをリリースします。それは次回ということで。

 


Steve Miller - Blues Without Blame - Audio


Let Me Serve You


Steve Miller - Rock Love


Steve Miller Band - Harbor Lights

 

それでは今日はこの辺で。