Flying Skynyrdのブログ

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この人の、この1枚『カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ(Country Joe & The Fish)/ Live! Fillmore West 1969』

今日の「この人の、この1枚」はカントリー・ジョー&ザ・フィッシュ(Country Joe & The Fish)『Live! Fillmore West 1969』です。

 

すっかりシリーズ化した「CD時代の未発表音源」、今日はカントリー・ジョー&ザ・フィッシュの1969年のライヴです。CDは1994年に発売されました。伝説のライヴです。

lynyrdburitto.hatenablog.c

 

1.Introduction/Rock And Soul Music/Love

2.Here I Go Again

3.It's So Nice To Have Your Love

4.Flying High

5.Doctor Of Electricity

6.Donovan's Reef Jam

 

 

メンバーは

カントリー・ジョー・マクドナルド(Joe McDonald,vo,g)

バリー・メルトン(Barry "The Fish" Melton, g,vo)

デヴィッド・コーエン(David Cohen, g,organ,vo)

チッキン・ハーシュ(Chicken Hirsh, ds)

ジャック・キャシディ(Jack Casady,b)

 

デヴィッド・ゲッツ(David Gets,ds on 3)

 

トラック6は上記メンバーに

ミッキー・ハート(Mickey Hart,ds)

ジェリー・ガルシア(Jerry Garcia,g,)

ヨーマ・コウコネン(Jorma Kaukonen,g)

ティーヴ・ミラー(Steve Miller,g,harp)

が加わり、38分のジャムセッションです。

 

プロデュースはビル・ベルモント(Bill Belmont)です。

 

デヴィッド・ゲッツはビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーから。

ミッキー・ハートとジェリー・ガルシアはグレイトフル・デッドから。

ヨーマ・コウコネンはジェファーソン・エアプレインから。

ティーヴ・ミラーはスティーヴ・ミラー・バンドから。

録音時期は1969年1月9~11日です。

 

この時期、ベースのブルース・バーソール(Bruce Barthol)が退団した後で、代わりにジェファーソン・エアプレインのジャック・キャシディ(Jack Casady,b)が代役を務めています。

 

この後、メンバーのデヴィッド・コーエンとチッキン・ハーシュは4枚目のアルバム『Here We Go Again』をレコーディングして退団します。

 

トラック6はまさにウェストコースト・ロック総出演の豪華版です。こんな音源が未出で残っているのですからもったいない話です。当時のシスコの熱気が伝わってくるようです。

 


Introduction / Rock And Soul Music / Love (Live / Medley)


Donovan's Reef Jam (Live) - Country Joe and the Fish at the Filmore West (1969)

 

それでは今日はこの辺で。