今日の「この人の、この1枚」は引き続きチッキン・シャック(Chicken Shack)です。彼らの3作目『100トン、チッキン(100TON Chicken)』です。
前作のリリース後、クリスティン・パーフェクトがフリートウッド・マックのジョン・マクヴィーと結婚し、主婦業に専念するということでバンドを去ってしまいました。しかし、彼女はやはり音楽を捨てられず、ソロアルバムを作成し、その後フリートウッド・マックに合流します。
クリスティンの後任はプラスティック・ペニーにいたポール・レイモンド(Paul Raymond ,key, vo)です。ポールは後にサヴォイ・ブラウンやUFO、マイケル・シェンカー・グループなどにも参加します。
こうして新メンバーで1969年にアルバム『100トン、チッキン(100TON Chicken)』をリリースします。
Side A
1.The Road of Love
2.Look Ma, I'm Cryin'
3.Evelyn
4.Reconsider Baby
5.Weekend Love
Side B
1.Midnight Hour
2.Tears in the Wind
3.Horse and Car
4.The Way It Is
5.Still Worried About My Woman
6.Anji
メンバーは
スタン・ウェブ(Stan Webb ,g, vo)
アンディ・シルヴェスター(Andy Silvester ,b)
デヴィッド・ビドウェル(Dave Bidwell ,ds)
ポール・レイモンド(Paul Raymond ,key, vo)
プロデュースはマイク・ヴァーノン(Mike Vernon)です。
A4がロウエル・フルソン。
B1がゲイトマウス・ブラウン。
B6がデイヴィー・グラハム。
その他はスタン・ウェブのオリジナルです。
スタン・ウェブの空を切り裂くような鋭いギターが聴きものになっています。ブルースは相変わらずしっかりやっています。ヴォーカルはだいぶ良くなりました。
翌年4枚目のアルバムをリリースします。
Chicken Shack- Look Ma, I'm Cryin'
Chicken Shack - 1969 - Reconsider Baby
Chicken Shack - The Way It Is (1969) [Blue Horizon]
それでは今日はこの辺で。