「今日の懐かしのヘヴィメタ(懐メタ)・シリーズ」はシルヴァー・マウンテン(Silver Mountain)です。
シルヴァー・マウンテンはスウェーデンのバンドです。結成は1978年でした。ヨナス・ハンソン(Jonas Hansson,g,vo)を中心に結成されました。ペア・スタディン(Per Stadin,b)が加入後、アンダース・ヨハンソン(Anders Johansson,ds)とイェンス・ヨハンソン(Jens Johansson,key)の兄弟が加入して、1984年にようやくメンバーが固まり、デビューアルバム『Shakin' Brains』がリリースされました。
Side A
1.1789
2.Aftermath
3.Always
4.Necrosexual Killer
5.Destruction Song
Side B
1.Vikings
2.Looking for You
3.Spring Maiden
4.King of the Sea
プロデュースはJan Hultenとシルヴァー・マウンテンです。
楽曲はどの曲も似たり寄ったりですが、1曲1曲は素晴らしいです。但し、難を言えばヴォーカルがいただけません。そこまで望むのは欲張りでしょうか。曲自体はいかにも北欧の香りがプンプンでメロディアスで文句なしです。
この後ヨハンソン兄弟がイングヴェイ・マルムスティーンに引き抜かれたため、デビュー前に在籍していたモルテン・ヘデナー(Mårten Hedener,ds)を呼び戻し、さらに専任ヴォーカリストのクリスター・メンツァー(Christer Mentzer,vo)を加えて、セカンドアルバム『Universe』をリリースします。
このアルバムではヴォーカルが代わり、ぐんとよくなった感じです。
さらに1989年には新たにメンバーチェンジを行いサードアルバム『Roses and Champagne』をリリースします。
これがシルヴァー・マウンテンのラストアルバムになりました。
その後はヨナスは元アルカトラスのヤン・ウヴェナとヨナス・ハンソン・バンドを結成。
2001年にはオリジナルメンバーで再結成して、アルバム『Breakin' Chains』を発表します。
2011年にはヨナスとペアが新たなメンバーを加えて三度再結成して活動中のようです。頑張りますね。
途中でインギーに引き抜かれたヨハンソン兄弟はその後兄弟でアルバムを出しました。以前の記事で。
Necrosexual Killer - SILVER MOUNTAIN
それでは今日はこの辺で。