今日の「懐かしのヘヴィメタ・シリーズ(懐メタ)」は先に紹介した、マジェランと同じ「Magna Carta」レーベルからデビューしたアメリカン・プログレ・メタルバンド、シャドウ・ギャラリー(Shadow Gallery)です。
1984年、ペンシルベニア州で結成されました。
メンバーは
マイク・ベーカー(Mike Baker,vo)
クリス・イングルズ(Chris Ingles,key)
カール・カッデン・ジェイムズ(Carl Cadden-James,b,vo,flute)
の3人で結成されました。
そこに、1989年にブレント・オールマン(Brendt Allman,g)が加わって、「Magna Carta」と契約します。
デビューは1992年、アルバム『Shadow Gallery』でした。
先輩のマジェランよりもプログレ的にもヘヴィメタ的にも1歩進化したバンドでした。
そして、3年後、セカンドアルバムがリリースされました。
タイトルは 『Carved in Stone』 です。
01.Cliffhanger
02.Interlude #1
03.Crystalline Dream
04.Interlude #2
05.Don't Ever Cry, Just Remember
06.Interlude #3
07.Warcry
08."Celtic Princess
09.Deeper Than Life
10.Interlude #4
11.Alaska
12.Interlude #5
13.Ghostship
1.The Gathering The Night Before
2.Voyage
3.Dead Calm
4.Approaching Storm
5.Storm
6.Enchantment
7.Legend
8.TG94 (Thanks Giving 1994)
新しくゲイリー・ワーカンプ(Gary Wehrkamp,g,key)とケヴィン・ソフィーラ(Kevin Soffera,ds)がメンバーに加わりました。
このバンドもマジェランと同じく、当初はドラマーがいませんでした。このセカンドから専属のドラマーが加わりましたが、ケヴィンはこの後脱退します。3枚目からはジョー・ネヴィロ(Joe Nevolo,ds)が参加します。
当時買ったCDには曲のタイトルが付いていない曲が5曲あります。曲と曲との間の間奏です。ラストの22分に及ぶ大作もクレジット上では1曲になっています。
前作以上にクラシカルな要素も高まり、ドラマティックな曲が揃い、そのなかにフォークを思わせるような静かな曲を配置したりと、ぐんと中身は濃くなりました。
その後も散発にアルバムをリリースし、これまでに6枚のアルバムを発表しています。かなり寡作なバンドです。現在も多分活動はしていると思われます。
Shadow Gallery - Crystalline Dream
Shadow Gallery - Don't Ever Cry, Just Remember + Interlude (with lyrics)
shadow gallery - deeper than life
それでは今日はこの辺で。