Flying Skynyrdのブログ

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この人の、この1枚『サヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)/Getting To The Point』

今日の「この人の、この1枚」は引き続きサヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)です。セカンド・アルバムの『Getting To The Point』です。

 

前作のリリース後、バンドは大幅なメンバーチェンジを行いました。ヴォーカルのブライス・ポーティアス、ギタリストのマーティン・ストーン、ベーシストのレイ・チャペル、ドラマーのレオ・マニングスがバンドを去りました。残ったのはギタリストでリーダーのキム・シモンズ(Kim Simmonds)とキーボード奏者のボブ・ホール(Bob Hall)だけでした。

新たにクリス・ユールデン(Chris Youlden ,vo)、ローンサム・デイヴ・ぺヴァレット

(Dave Peverett ,g)、リヴァース・ジョーブ(Rivers Jobe ,b)、ロジャー・アール(Roger Earl ,ds)が加わりました。

こうしてサヴォイ・ブラウンの第1期の黄金期を迎えます。

 

1968年、セカンド・アルバム『Getting To The Point』がリリースされます。

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このジャケットはアメリカ盤です。私が買ったのがたまたまアメリカ盤でした。

イギリス盤はこちらです。イギリス盤のほうがいいですね。

 

SideA

1.Flood In Houston

2.Stay With Me Baby

3.Honey Bee

4.The Incredible Gnome Meets Jaxman

5.Give Me A Penny

 

Side B

1.Mr. Downchild

2.Getting To The Point

3.Big City Lights

4.You Need Love

 

メンバーは

クリス・ユールデン(Chris Youlden ,vo)

ボブ・ホール(Bob Hall ,p)

キム・シモンズ(Kim Simmonds ,g)

デイヴ・ぺヴァレット(Dave Peverett ,g)

リヴァース・ジョーブ(Rivers Jobe ,b)

ロジャー・アール(Roger Earl ,ds)

 

プロデュースはマイク・ヴァーノン(Mike Vernon)です。

 

前作と打って変わってオリジナルが増えました。

 

A1、B1はキム・シモンズとクリス・ユールデンの共作。

A2はキムとクリスとロンサム・デイヴの共作。

A3はマディ・ウォーターズ

A4、B2はキム・シモンズ。

A5はトラディショナル。アレンジはキムとクリス。

B3はボブ・ホールとクリス。

B4はウィリー・ディクソン。

 

前作のヴォーカルも悪くはありませんでしたが、クリス・ユールデンのヴォーカルは強烈です。

オリジナルが大半を占めますが、ブリティッシュ・ブルースは変わらず健在です。キム・シモンズのギターが冴えてきました。

 

翌年には3枚目のアルバムがリリースされます。それは次回に

 


Savoy Brown - Flood in Houston


Stay With Me Baby


SAVOY BROWN - GIVE ME A PENNY - 1968


Getting to the Point - Savoy Brown


Savoy Brown - You Need Love

 

それでは今日はこの辺で。