今日の「この人の、この1枚」は引き続きサヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)です。彼らの5作目となるアルバム『ロウ・シエナ(Raw Sienna)』です。
バンドメンバーの変更もなく1969年に録音され、翌年の1970年にリリースされました。
Side one
1.A Hard Way to Go
2.That Same Feelin'
3.Master Hare
4.Needle and Spoon
5.A Little More Wine
Side two
1.I'm Crying
2.Stay While the Night Is Young
3.Is That So
4.When I Was a Young Boy
メンバーは
クリス・ユールデン(Chris Youlden ,vo,p)
キム・シモンズ(Kim Simmonds ,g,p)
ローンサム・デイヴ・ぺペレット(Lonesome Dave Peverett ,g)
ロジャー・アール(Roger Earl ,ds)
トニー・スティーヴンス(Tony Stevens ,b)
プロデュースはキム・シモンズとクリス・ユールデンです。
初めてプロデュースがマイク・ヴァーノンから代わりました。
A1、A4、A5、B1、B2、B4はクリス・ユールデン。
A2、A3、B3がキム・シモンズ。
1曲目から引き込まれます。不思議なメロディーラインとジャズ風のベースラインが何とも言えず不思議な魅力を醸しだしています。
A2はホーンを取り込んだキム・シモンズの意欲作です。
A3はサスペンス映画音楽のようです。
B3のキムのジャズギターが聴きものです。
クリス・ユールデンのバンド内での存在感が目立ちます。
このアルバムは全米で121位でした。
しかし、このアルバムを最後にクリス・ユールデンがバンドを去ります。その後のことは次回に回します。
SAVOY BROWN - A Hard Way To Go
Savoy Brown - That Same Feelin' (1970)
それでは今日はこの辺で。