Flying Skynyrdのブログ

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聴き比べ フォークルの『何のために』

今日の「聴き比べ」はザ・フォーク・クルセダーズ『何のために』です。

 

この曲は1968年にシングル発売され、アルバムでは『紀元貮阡年』に収録されました。

北山修さんの作詞に今は亡きはしだのりひこさんが曲をつけました。ボーカルははしださんです。北山さんらしい歌詞で、私も含めて当時の若者達は「異議なし」でした。フォークルは『帰ってきたヨッパライ』で有名になりました。そのデビューは衝撃的でした。この曲のようにパロディっぽい曲がある一方で、「悲しくてやりきれない」や「イムジン河」、そしてこの曲のようなシリアスな曲も多いのです。

 

 

何のために

作詞:北山 修

作曲:端田 宣彦

 

風にふるえるオリーブの花

白い壁の教会で

ゆれてかたむく十字架のもと

一人の男がたおれてた

何のために何をゆめみて

歯をくいしばり働いて死ぬのか

ゆれてかたむく十字架のもと

一人の男がたおれてた

 

われてくだけたステンドグラス

もれる光が目にしみる

戦火にやけたマリアの像に

母の姿を思い出す

何のために何を信じて

歯をくいしばり戦って死ぬのか

戦火にやけたマリアの像に

母の姿を思い出す

 

何のために何を求めて

傷つきつかれた年老いて死ぬのか

よごれた顔にほほえみうかべ

男はやがて息絶えた

 

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アルフィー坂崎幸之助さんです。これがなかなかいいのです。

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それでは今日はこの辺で。