今日の「聴き比べ」は『モスラの歌』です。
この歌が初めて登場したのは1961年公開の映画『モスラ』でした。
ザ・ピーナッツ扮するインファント島の小美人がモスラを呼び出すときに歌う歌です。
この映画を初めて観た時の衝撃は半端ではありませんでした。まだ小学校も低学年だったと思います。怪獣映画は初めてで、モスラという巨大な蛾にも驚きましたが、ザ・ピーナッツの小人にも驚きました。ザ・ピーナッツという歌手も知りませんでしたから、本当にこんな小人がいるんだろうか、と幼い子供は思ってしまったようです。後になって特撮だということがわかったのですが、当時はモスラという怪獣にも、ザ・ピーナッツの小美人にも恐怖と驚きで頭がいっぱいでした。
その後、『キングコング対ゴジラ』でゴジラの怖さを知って、今にも家の近くに現れるのではないかと恐怖心を覚えた記憶があります。それからは怪獣映画のとりこになってしまいました。
モスラはその後も怪獣映画に何度も登場し、小美人役も変わっていきました。ザ・ピーナッツが出演したのは最初の3作目までだったと思います。『モスラ』、『モスラ対ゴジラ』。『三大怪獣 地球最大の決戦』の3作でした。
1992年、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』以来久しぶりにモスラが登場しました。『ゴジラ対モスラ』です。小美人役は今村恵子、大沢さやかの二人でした。
その後、平成『ゴジラ』シリーズ終了の後、平成『モスラ』シリーズが始まりました。ここでも3作ほど製作されました。『モスラ』、『モスラ2 海底の大決戦』、『モスラ3 キングギドラ来襲』です。この時の小美人役は小林恵、山口紗弥加(『モスラ3』のみ建みさと)でした。
2003年には『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』が公開されモスラも登場しました。この時の小美人役は大塚ちひろ、長澤まさみでした。
この『モスラの歌』の作曲はなんと古関裕而でした。歌詞の方はインドネシア語で、作者は由起こうじとなっています。
ちなみに第1作目の『モスラ』の主題歌は『インファントの娘』でした。これがまたいい曲なのです。作者は池すすむこと梶田興治という人でした。由紀こうじも梶田興治のペンネームです。

作詞:由起こうじ
作曲:古関 裕而
ドゥンガン カサクヤン
インドゥムウ
ルスト ウィラードア
ハンバ ハンバムヤン
ランダバン ウンラダン
トゥンジュカンラーカサクヤーンム
ドゥンガン カサクヤン
インドゥムウ
ルスト ウィラードア
ハンバ ハンバムヤン
ランダバン ウンラダン
トゥンジュカンラー
カサクヤーンム
まずは本家ザ・ピーナッツ
今村恵子、大沢さやか
小林恵、山口紗弥加
おまけに『インファントの娘』、ザ・ピーナッツです。これがいい!
モスラシリーズの3作目『三大怪獣 地球最大の決戦』では「幸せを呼ぼう」という曲も歌われています。岩谷時子作詞、宮川泰作曲です。
それでは今日はこの辺で。