イーグルスを辞めたバーニー・レドン(リードンが耳慣れていますが)が2年の沈黙の後に発表したアルバムです。
バーニーに関してはこれまでも書いてきましたので、簡単に触れます。
バーニーはザ・バーズを辞めたジーン・クラークとダグ・ディラードのバンド、ディラード&クラークに参加後、フライング・バッリト・ブラザース、リンダ・ロンシュタッドのバックバンドを経てイーグルスの設立メンバーになりました。1975年にイーグルスを退団し、今回のバンド設立に至りました。
一方のマイケル・ジョージアディスはバーニーの家の近くに住んでいるシンガーソングライターということです。ジョニー・リバースに曲を提供したりもしていました。二人は一緒にステージ活動を続けていたようです。
Side A
1. Callin' For Your Love ( Michael Georgiades )
2. How Can You Live Without Love ? ( Bernie Leadon )
3. Breathe ( Michael Georgiades )
4. Rotation ( Michael Georgiades )
5. You're The Singer ( Michael Georgiades )
Side B
1. Tropical Winter ( Michael Georgiades )
2. As Time Goes On ( Bernie Leadon )
3. The Sparrow ( Bernie Leadon )
4. At Love Again ( Michael Georgiades )
5. Glass Off ( Bernie Leadon )
メンバーは二人の他に
スティーヴン・ゴールドシュタイン(Steven Goldstein,key)
ブライアン・ガラファロ(Brian Garafalo,b)
デヴィッド・ケンパ(David Kempa,ds)
です。
ブライアン・ガラファロはジャクソン・ブラウンのバンドにいて、確かジャクソン・ブラウンの初来日の時に参加していた人です。ほぼ忘れていますが。
バーニーがヴォーカル、ギター、マンドリン、バンジョー、スティール。
マイケルがヴ―カルとギターです。
楽曲の方は、上記のように、マイケルが6曲、バーニーが5曲とはっきり分かれています。
バーニーの曲は相変わらずしっとりとメロディアスで、一層ポップになりました。優しいです。
マイケルの方はオーソドックスなウェストコーストロックです。ジャクソン・ブラウンなどを思い起こさせる曲作りです。
全体的に爽やかなウェストコースト・サウンドです。ただ惜しむらくはマイケルのヴォーカルがちょっと弱い感じがします。好みなのでしょうが。バーニーのヴォーカルはこれ以上の期待は酷でしょう。
バーニーは現在70歳。いつまでも元気で頑張ってください。
The Bernie Leadon Michael Georgiades Band - How Can You Live Without Love? (1977)
Bernie Leadon・Michael Georgiades Band - The Sparrow
イーグルス時代のバーニー、最後の曲。
"I Wish You Peace" - The Eagles (High Quality)
それでは今日はこの辺で。