今日、この記事で800記事書いたことになります。別ブログを含めると850以上になるのでしょうか。思えば遠くへ来たもんだ、という感じです。これもひとえにこのブログを読んで下さる方、スターやブックマークを付けて下さる方々のお陰と感謝しております。
この2年ちょっとの間休んだのは正月の3日間だけでした。さすがに最近ちょっとバテ気味で記事も少々雑になってきたような気がしています。いつまで続くかわかりませんが、ちょっと気を引き締めて頑張りたいと思いますので引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
さて、今日の「懐かしのヘヴィメタ・シリーズ(懐メタ)」は映画『ロッキー3』で有名になったサバイバー(Survivor)です。ヘヴィメタとはちょっと違いますか。フォーリナーやジャーニーに近いでしょうか。
1977年、シカゴでの結成です。ジム・ピートリック(Jim Peterik,key,g)がチェイスのメンバーだったデニス・ジョンソン(Dennis Keith Johnson,b)とゲイリー・スミス(Gary Smith,ds)を誘い、さらにデイヴ・ビックラー(Dave Bickler,vo)とフランキー・サリヴァン(Frankie Sullivan,g)が加わって結成されました。
1978年にファーストアルバム『Survivor』がScotti Brothers レコードからリリースされました。
これは大した話題にもなりませんでした。後に産業ロックとかアリーナ・ロックなどと呼ばれるようになるジャンルのロックです。メロディアスでポップでとても聴きやすいです。いわゆるヘヴィメタルとはちょっと違います。
1981年になるとデニス・ジョンソンとゲイリー・スミスが脱退し、代わりにマーク・ドラウベイ(Marc Droubay,ds)とステファン・エリス(Stephan Ellis,b)が加入します。そしてセカンドアルバム『Premonition』をリリースします。
このアルバムは見事チャートインを果たし、シングル「Poor Man's Son」はビルボード33位を記録し、徐々に人気も高まってきました。
そして、1982年のサードアルバム『Eyes Of The Tiger』とシングルが大ヒットとなります。
Side A
1.Eyes Of The Tiger
2.Feels Like Love
3.Hesitation Dance
4.The One That Really Matters
5.I'm Not That Man Anymore
Side B
1.Children of the Night
2.Ever Since the World Began
3.American Heartbeat
4.Silver Girl
プロデュースはフランキー・サリヴァンです。
このアルバムは全米で2位、シングルの「Eyes Of The Tiger」は6週連続1位という記録を達成しました。
この曲はもともと「ロッキー」のシルヴェスター・スタローンの依頼によるもので、映画「ロッキー3」ではメインテーマに使われました。
いかにもヒットしそうな、メロディアスで哀愁を帯びたヴォーカルが印象的です。
続くアルバム『Caught In The Game』は期待を裏切る結果となりました。
全米82位と低迷しました。
ここでヴォーカルをデイヴ・ビックラーから元コブラのジミ・ジェイミソン(Jimi Jamison,vo)に替えました。
そして1984年に5枚目のアルバム『Vital Signs』をリリースします。
見事、全米16位へとカムバックしました。
この後もシングルヒットを飛ばし続け、1986年ぐらいまでは「Burning Heat」が全米2位になるなど絶好調の時代が続きました。
しかし、次第にメンバー間に音楽の方向性で食い違いが出て、ベース、ドラムが脱退するなどして、バンドとしての活動は休止状態になっていきました。
1988年の7枚目のアルバム『Too Hot To Sleep』は全米187位と振るいませんでした。
その後はそれぞれがソロ活動に専念し、ようやく2006年に再結成アルバムが発売されました。
2014年にはジミ・ジェイミソンが亡くなりました。オリジナルメンバーはフランキー・サリバン のみになり、現在もサバイバーを名乗って活動中のようです。
たまにはこのような爽やかロックもいいかもしれません。
Survivor - Eye Of The Tiger (Official Music Video)
Survivor-The One That Really Matters
Survivor-I'm Not That Man Anymore
Survivor - Children of the Night (Official Music Video)
それでは今日はこの辺で。