今日の「聴き比べ」は加藤登紀子の『この空を飛べたら』です。
この曲は1978年の加藤登紀子さんのヒット曲です。中島みゆきに頼んで作ってもらった曲です。
松本清張原作のテレビドラマ『球形の荒野』の主題歌にもなりました。いかにも中島みゆきらしい曲です。
この空を飛べたら
作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき
空を飛ぼうなんて 悲しい話を
いつまで考えているのさ
あの人が突然 戻ったらなんて
いつまで考えているのさ
暗い土の上に 叩きつけられても
こりもせずに空を見ている
凍るような声で 別れを言われても
こりもせずに信じてる 信じてる
ああ人は昔々鳥だったのかもしれないね
こんなにもこんなにも空が恋しい
飛べる筈のない空 みんなわかっていて
今日も走ってゆく 走ってく
戻る筈のない人 私わかっていて
今日も待っている 待っている
この空を飛べたら冷たいあの人も
やさしくなるような気がして
この空を飛べたら消えた何もかもが
帰ってくるようで 走るよ
ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね
こんなにも こんなにも 空が恋しい
ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね
こんなにも こんなにも 空が恋しい
若かりし頃のおときさん。
それでは今日はこの辺で。