Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

聴き比べ『灰色の瞳』

今日の「聴き比べ」は『灰色の瞳』です。

昨日の『黒の舟歌』で思い出しました。「和製ホセ・フェリシアーノ」の長谷川きよしと「お登紀さん」こと加藤登紀子のデュエットでヒットしました。

原曲はアルゼンチンのケーナ奏者、ウニャ・ラモス(Uña Ramos)が作曲した曲で、作詞はティト・ベリス(Tito Veliz)で、加藤登紀子が日本語の詩を付けました。

フォルクローレを基にした曲です。この哀感が何とも言えません。長谷川きよしのギターに惚れ惚れします。

 

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灰色の瞳

作詞:ティト・ベリス、加藤登紀子

作曲:ウニャ・ラモス

 

枯野に咲いた小さな花のように

なんて淋しいこの夕暮れ

とどかない想いを抱いて

なんて淋しいこの夕暮れ

とどかない想いを抱いて

 

私の大事なこの笛のうたう唄を

あなたは聞いているのだろか

どこかの小さな木の下で

あなたは聞いているのだろか

どこかの小さな木の下で

 

澄んだ音色で響くこの笛

あなたは聞いているのだろか

泣きくたびれた笛の音を

あなたは聞いているのだろか

泣きくたびれた笛の音を

 

山は夕暮れ夜の闇がしのびよる

あなたは何処にいるのだろか

風の便りも今はとだえ

あなたは何処にいるのだろか

風の便りも今はとだえ

 

山の坂道一人で歩いて行った

あなたは今も唄っている

彼方の空に声が聞こえ

あなたは今も唄っている

 彼方の空に声が聞こえ

 

一人ぼっちで影を見つめる

あなたは何処にいるのだろか

風の便りも今はとだえ

あなたは何処にいるのだろか

風の便りも今はとだえ

ララララ・・・・・・・

 


加藤登紀子 灰色の瞳 (1974)

 

この曲を長谷川きよし椎名林檎がデュエットしています。これもまた素晴らしいです。


長谷川きよし・椎名林檎 / 灰色の瞳

 

その椎名林檎草野マサムネとデュエットしています。長谷川きよしとのデュエットはまた違った椎名林檎の歌声が聴けます。アルバム『唄ひ手冥利~其の壱~ 』から。

 


【コラボ】『灰色の瞳(椎名林檎/草野マサムネ』@Mii & Ani。

 

それでは今日はこの辺で。