今日の「聴き比べ」は加藤登紀子の『愛のくらし』です。
この曲は1971年に加藤登紀子さんが歌ってヒットした曲です。原曲はアルフレッド・ハウゼの作曲におときさんが歌詞を付けました。洒落たメロディに洒落た詩、垢ぬけた曲でした。
アルフレッド・ハウゼと言えばドイツのコンチネンタル・タンゴの作曲家兼演奏家です。日本でも有名な音楽家です。
愛のくらし
作詞:加藤登紀子
作曲:アルフレッド・ハウゼ
この両手に 花をかかえて
あの日 あなたの部屋をたずねた
窓をあけた ひざしの中で
あなたは笑って迎えた
手をつなぎ ほほよせて
くり返す愛のくらし
花は枯れて 冬が来ても
すてきな日々はつづいていた
愛をかたる 言葉よりも
吹きすぎる 風の中で
求めあうぬくもりが
愛のかわらぬしるし
人はいくども 愛に出会い
終わりのない 愛を信じた
ある日気がつく 愛の終わりに
人はいくども泣いた
手をつなぎ ほほよせて
くり返す愛のくらし
花は咲いて 春が来ても
すてき日々は戻って来ない
愛をかたる 言葉よりも
風にこごえた この両手に
あなたの身体のぬくもりが
今も消えずに残る
この曲を高田みづえがカバーしました。これもなかなかいいのです。
テレサ・テンちゃんも歌っています。
ちあきなおみさんもカバーしました。
ちあきなおみ(千秋直美): 愛のくらし (愛的日子) 日語歌詞中譯-有押韻
森昌子も歌いました。
それでは今日はこの辺で。